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表題の通りなのですがウイルス、細菌、バクテリア
、抗生物質それぞれどんな特徴ががあって大きさは
どのくらいのものなんでしょうか?
抗生物質とはウイルス、細菌どちらにもきくんでしょうか?抗生物質はどんな種類があるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ウイルスは十nmから百nmの多きさの遺伝子をもつ物質で、タンパク質も代謝もせず、細胞に寄生しなければ、自らの複製も作れない非生物です。

細胞に複製を作らせますので一度に大量に増加できます。

細菌(バクテリア)は原核生物の一種で、マイコプラズマを除いて細胞壁を持つ点では植物に似ています。多きさは数百nmから数十μmぐらいです。
細菌は自ら子孫も作り、タンパク質合成や代謝もする生物です。自らを2つに分割して増殖します。

タンパク質合成や代謝のどちらかをせず、他の細胞に寄生しなくては子孫を作れない半生物にクラミジアとリケッチアがあります。多きさも数百nm程度です。

細菌より少し高等なものに、真菌があります。これは人間のように真核生物です。カビやきのこがこれに該当します。

抗生物質とは、この真菌の作り出す毒素(マイコトキシン)の内、細菌を殺すもののことですが、現在では化学的に手を加えているようです。細菌の代謝をとめたり、成長を阻害します。したがって生き物である細菌には有効な場合が多いのですが、ウイルスは初めから生きていないので、殺す事ができません。
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この回答へのお礼

知りたかった事が完璧に?わかりました。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/21 00:22

バイルスは一定の細胞内でしか増殖できません。


その為、研究・診断にバクテリアの様にラボで簡単に増やす事が出来ません。
よく、テレビなどで検査室などで円いガラス容器に綿棒の様な器具で何かを塗っているのを見られるでしょうが、あれは培地によりバクテリア培養をしている処です。寒天培地とか血液などの栄養を各々の細菌によって与えて増やすのですが、
それをバイルスでは出来ません。

しかしある種のバイルスは真空中でも生き延びるといわれるほどで、生物と無生物の境界にあるもので、ある種のカプセルと其の中の遺伝子、それに細胞に付着する部分と、遺伝子を細胞内に注入する部分で構成されています。

大きさとしては、普通に我々が使う光学顕微鏡で見られるのは細菌類で(オイルレンズ(1000倍だが)で2μのがいるのが分かるが、400倍程度で有無は判別できるのが殆ど)で、2μ以下はないが、バイルスは電子顕微鏡でなければ見られない。

「イメージ」としては、バクテリアを人間とすると、バイルスはそれにくっついている蚤・虱って程度です。

抗生物質は作用機序により、効果をあらわすのですが、それは細胞膜の部分に作用するのか、細胞内で複写部分に作用するのかなどがあり、それにより、静菌作用と殺菌作用の違いが現れます。 静菌とは子孫を作れなくはするが(増殖を止める)、其の細菌そのものは生きている状態です。
バイルスにはその作用する部分が無いので一切効果がありません。
日本では抗生物質を使いすぎることから耐性菌が多く出ていますが、他の国ではそのような滅茶苦茶な使い方はしません。
第一世代がチャーチルの命を救った、アオカビから作ったペニシリンです。
今は第三世代が多く使われています(ワイドスペクトルなので日本のように予防的に使うには使いやすい)

現代西洋医学は麻酔、「抗生物質」、点滴で他の医学と差をつけて世界を席巻したといわれております。

蛇足:
医療関係者(の中の高等医療教育を受けた人?)は色々な理由により、よっぽどのことがないと、自分たちでは抗生物質は使いません。
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身近でよく耳にするもの。


ウイルス:インフルエンザ。エイズ。ヘルペス、他
バクテリア:納豆菌(枯草菌)、大腸菌、ビフィズス菌、胃潰瘍の原因のヘリコバクターピロリ菌、黄色ブドウ球菌、他
真菌:酵母、おふろの黒カビ、もちの青カビ(笑)、他。

抗生物質:ペニシリン(ベーターラクタム系)他
ペニシリンはpenicillium crysogenumu(ペニシリウムクリソジェナム)という青カビが作り出す抗生物質です。青カビの周りにバクテリアが増殖していないことを発見したのがキッカケでした。
昔ペニシリンが乱用されたため耐性菌(その薬剤に対して効力の無い菌)が増えてしまい、それで構造の一部を化学的に変換したペニシリン系の抗生物質がたくさんつくられました。
でもつぎからつぎに耐性菌ができていたちごっこになってしまい、他の菌からテトラサイクリン系の抗生物質が発見されてからいろいろな抗生物質が発見されるようになりました。
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抗生物質は、ウイルスに対してはほぼ無力です。

カゼの時にもらう抗生物質は、ほかの最近が感染するのを防ぐために与えられるものです。

種類は、ペニシリン系、セフェム系、アミノグリコシド系、テトラサイクリン系、マクロライド・リンコマイシン系等があります。(実はもっとあるけど)

ウィルスは、自己増殖が出来ない、核酸をたんぱく質で覆ったものと考えてもよい。というのが特徴で、特定の受容体を持つものに感染して、その細胞の中で、その細胞の持つ増殖器官を使って増殖する。というのが簡単な特徴です。

細菌と、バクテリアの違いは同じで、主に、核膜を持たない原核生物であり、単細胞生物で、栄養や、その他の条件がそろえばものすごい速さで増殖することが出来る。という特徴があります。これが、バクテリア共通の特徴ですが、もう少し絞ってくれれば、それなりのことは書けます。

抗生物質の特徴は、生物が、自分の体内で合成したもので、主に、自分以外の生物の発育阻害、または、殺すことを目的とした物質です。

大きさは、具体的なオーダーは分かりませんが、
抗生物質<<<<ウィルス<<<細菌=バクテリア
です。

参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
いろんな種類があるのですね
本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/06/21 00:25

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