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果樹や野菜の苗の多くは接木の技術で品質が安定し、また生命力の強い台木のおかげで多収になっていると思います。
この技術はすばらしいものだと思いますが、あまり批判的なこと(例えば多様性が失われるとか、種子の遺伝子は接木のほうなのでよいのかもしれませんが)を聞いたことがありません。
スローライフ、無農薬有機農業などの信奉者は接木という技術をどう捕らえているのでしょうか?
このような方々がF1種子についての意見(伝統野菜を作って種を自家採取が正しい、F1種子はメーカーの陰謀で悪、環境破壊)という意見は良く目にしますが接木をやめようという意見の農家、研究者などの意見をご存知の方教えてください。
私はF1は遺伝的多様性の増大となっていて良いのではまた、ホモの伝統野菜もおなじことだと捉えています。F1より接木のほうが植物倫理的にも(こんな表現があるのか?)なんだか問題が多い気がします。

A 回答 (3件)

 哲学は言葉の遊びに入り込むと、本質を見失います。


 農業は自然の営みの中で、その土地に相応しい作物を分けていただくと言うこと、そして其処に使う技術はどの程度に留めるのかと、言うことが問題でしょう。
 その土地で永続的に行える農業というのが、一つの判断基準かと思います。
 F1の一番怖いところは、種や苗を大メーカーに頼ることになることでしょう。農業の多様性は自分の所で育った植物から良い種子を選別して次世代に繋げていくことから確保されています。これを失って良い物かどうか非常に悩むところです。
 これに対して、接ぎ木は農家の自前の技術です。その土地にあった植物を農家の判断で増やせるものです。自前の種と一緒で問題ないと思います。
 但し、自然系として見ればそれは全く違います。
 ソメイヨシノは種では増えませんから、全てクローンです。明治初めに見つかった一種の精力絶倫の短命品種で、花は既存の3倍から5倍付きますが、種は育たず寿命も60年程度と本来の十分の一位です。それがこうも日本中にはびこるというのは、何時か大きなしっぺ返しがあるのではないかと、不安です。(V)。Y。(V) ふぉっふぉっふぉっ・・・
 でも、お花見は大好き。(^^ゞ
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いまひとつ質問の意味が良く理解できないのですが、接ぎ木もFI種子も農業栽培技術の一つであり、決して特殊なものではありません。

自然でないものを否定するなら農業そのものの否定になるので、(すべて人が手を加えて、栽培しているのですから)農業を《良し》とするなら両方とも何の問題もありません、特に接ぎ木は大昔から行われている技術ですから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。問題点がより整理できました。
私はこう思うのですが正しいですか?という質問でなかったのでわかりにくかったと思います。
質問の再整理です。
接ぎ木もFI種子も農業栽培技術で問題がない。(人間の知恵ってすごいと思う。)
最近自然農法系(漠然としたくくり)の人たちがF1まずいよと言っているのを知る。(種子の生産が外国産であること、形質が引き継がれないことを危惧、なるほど)
接木のほうがまずいんじゃねえ?(私のつっこみ)
もっといえば農業自体が世界の外来種を植え、搾取してるので
全然環境保護や自然から遠い。なぜ自然農法やってる人はロハスとかスローライフとか世界の調和とかいうことになるの??という疑問
(農業自体が環境のかく乱であるがその中でもましな農法ということかと勝手に納得)
→自然でないものを否定するなら農業そのものの否定
まてよF1だめな自然農法の人たちが接木はOkな理由を知りたい
接木技術の確立の過程で反対意見は出たことがあるのか、今もあるのか知りたい
(IPS細胞とか臓器工場というようなドキュメンタリーを見すぎたか、、、)

お礼日時:2010/04/09 17:27

ご質問の内容はタイトルだけなのかその奥底に農業者・研究者への質問か非常に苦慮いたしております。



いずれにしてもF1と接ぎ木と単に二つの分け方でご質問されているかと思います。

メンデルの法則にしたがって、それぞれ違った長所を持つ品種を掛け合わせることで多収穫、病気にも害虫にも強く必要な部位だけをより多く収穫したい・・・昭和の中ごろの農業試験場の最大の業務せした。

しかしそこには限度が自ずとあったのです。
今度はいい品種同士の掛け合わせによる一代だけの品種(F1)に辿り付く訳です。
そしてつい最近は遺伝子操作のクローンの登場です。

接ぎ木はスイカにしてもナスにしても行っています
台木の特性を生かし病虫害や連作障害も防いでいます。かぼちゃの台木でスイカを接いだからと言ってかぼちゃの実は付きません。
先人の知恵その物です。

最近はミカンの種類の多いことをご存知ですか?
人気の出そうなミカンが品種交配によって出来ます。
そうすれば誰しもこぞってその枝を購入します、
そしてそれを穂木として今あるミカンの根元を切って差しておけば
3年後には立派な違った味のミカンの収穫が出来る訳です
これも接ぎ木です。

自然の摂理で皆さん頑張って農業を営んでいます。

クローンについてのご批判で有ればまた別問題では有りましょうが・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。接木に対する批判的な意見が知りたいと思ったのです。
最近F1に対しての否定的な報道や本を見る機会がありました。
これらの方は大体、自然農法、有機農法などの伝統的な農業をやっている方からです。それらは過剰な健康アピール、アトピーが治るとか自然のパワーとかスピリチュアル系の発言は苦手なのですが一理あるのかなと。それよりもそのような立場の人たちも接木という技術を使っていることを疑問に思いました。F1はF2になれば勝手に遺伝子の多様性が増すが、接木では台木の生命力に依存しているので自力の実生で生き残ってはいけないのではないだろうかと。より台木と人に依存し、台木の運命を擬人化すると大変残酷な仕打ちに思えたのです。また科学的なデメリットもあるではと思ったのですがほとんど肯定的な意見しか内容に思え質問してみました。
私は遺伝子組み換えの作物も接木も必要で利用する立場ですが、それらのリスクを知りたいと思ったのです。

お礼日時:2010/04/09 17:07

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