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ヨーロッパの植民地化政策の動機

ヨーロッパが世界大戦を引き起こす原因となった帝国軍事主義はナゼ生まれたのでしょうか?
他国から貿易ではなく、搾取という形で資源を調達しなければいけなかった理由は何でしょうか?

文明がそれだけ進んでいたわけですから、資源が豊富な国に技術提供をする見返りとして、資源をもらうという貿易は出来なかった理由はなんですか?

A 回答 (4件)

大昔は植民政策や帝国主義が悪いなんて概念がなかったのでしょう。


(南米でのスペイン人の振る舞いを見て批判したスペイン人もいましたけど)

船に乗ってアジアを探しに出かけて行ったらついでに新大陸も「発見」できちゃって、アフリカで奴隷を調達できるようにもなりましたし、「新しく見つけた良い土地」を我々が使おう、いただき、ということだったんじゃないでしょうか。

今と違って領土を広げるのは悪いことじゃなかったでしょう。
もちろん、今の世の中にやったら大変ですけどね(当然される側は迷惑ですし)
昔はモンゴルの騎馬民族がヨーロッパのほうまで行ったり、いろいろございました。
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事の発端は、


中国と言う巨大なマーケットの争奪戦です。

如何に
中国から利権を奪うか?
物を売るか?

貿易赤字をこさえた英国は軍事行動に出る。
大陸進出の足場を分捕る。(植民地)租借地を得る。

安く綿花を輸入し綿布や毛織物を輸出します。

しかし、お茶、白磁(当時は西洋では製造不可能。)
などの輸入が大きく、中国は一向に輸入しないと言う状態でした。

仏印はフランスに保護を求め、朝鮮はロシアに保護を求め、
冊封体制は崩壊し、植民地化します。

香辛料を独占していたオランダは、香辛料=銀と言う方程式が崩壊。
スペインはその国力自体が衰え、
仏英独米と言う植民地後進国が台頭します。

大きな理由は重工業製品を購入しないからです。

原料を輸出するだけで購入しない国家は敵であった訳です。
また、劣るから買わないので、劣等国と言う認識を持ちます。

>出来なかった理由はなんですか?
植民地国家だけが都合が良く、先進国は都合が悪いからです。
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逆になぜ植民地化政策や併呑が簡単に実行できなくなったのでしょう。


相手に対価を払わなくて済むなら、通常は払う人は居ないですよね。
ヨーロッパ自体が占領されていた時期がようやく終わり、イスラム占領されていたスペイン・ポルトガルがまず南米を植民地化しました。
その植民地化は民族総奴隷化もしくは絶滅と言う徹底したもので、結果を受けた現在でも南北アメリカは、白人にはラテンアメリカとアングロアメリカと言う呼称で分けられています。
徐々にリベラル化して行った占領形態が、戦争等の経験を通じて「植民地化は悪で間尺に合わない」と言う処に落ち着くまで時間が掛かったと言う事でしょう。
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植民地は、古代から存在しました。


増えすぎた人口を養うために、本拠地から離れた地域に、植民地を造りました。
また、交易の拠点となる場所に植民地を造ったりもしました。
紀元前14世紀のエーゲ文明は、殖民活動によって始まっています。
また紀元前10世紀ごろには、フェニキア人の殖民活動が活発化し、カルタゴなどの殖民都市が本国以上に大発展する場合もありました。
こういった殖民都市がおかれる場所は、交易の拠点となる場所で、その仲には、本国の食料発送基地としての役目を持つものもありました。
当然そういった植民地は、現地人とのトラブルも多く抱え込んでいました。
現地人とのトラブルがある場合、武力での制圧も当然あったわけです。
それが植民地なのです。
全てがうまくゆくわけではありません。
ある部族と友好的に進展しても、その部族と敵対している別の部族との対立に巻き込まれてしまいます。
その例で、典型的なのが、スペインによるアスティカ征服です。
コルティス一行がメキシコに上陸すると、カスティカと反アスティカの対立に巻き込まれ、反アスティカ連合によりコルティス一行がアスティカを滅ぼすという伝説があったケッツァル・クホトロに祭り上げられ、結局アスティカを滅ぼす事になり、スペインの植民地メキシコが誕生します。

また、植民地全てが、搾取という形で資源を調達したわけではありません。
アルゼンチンやチリなどが、搾取されたのは、ごく限られた時期ですし、ゴアやマカオなども、搾取と言われるほどの搾取はされていません。

この質問のように、ヨーロッパの植民地という形での一般化されたものについての解答は不可能という事です。
個々の植民地により、事情が異なりますので、個別の植民地ごとに質問を変えてください。
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