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内閣総理大臣がかわるときはどのようなとき?

最近の内閣総理大臣について具体例としてお聞きしたいのですが、
例えば、福田さんや麻生さんが内閣総理大臣ではなくなったのはどのような手続きみたいなことがあったのでしょうか?

また、小泉さんは長い任期でやられてましたが、第二次内閣などを行ったためだと思うのですが、第二次内閣を行うための手続きというか条件というものみたいなものがあったら教えてください。

A 回答 (4件)

簡単に言えば、本人が続投しないと決めたあるいはできなくなったときだね。



最初に注意しておくけど、
1.内閣総理大臣(以下、単に首相と言う)という職自体には任期なんてない。ただ、憲法上、衆議院の任期の4年が一区切りになるけど。ちなみに第一党の党首が首相になるのが通例だけど、党首の任期があって任期が満了したからと言ってそれだけで法律的には首相を辞めなきゃならないわけじゃない。再任されればそのまま続けるわけだからね。
2.衆議院議員の任期満了により首相が辞めるわけじゃない。首相を含めた内閣総辞職は、衆議院の任期満了による総選挙後に最初に国会が召集された日であって、任期満了時ではない。
3.そもそも「国会」は解散しない。解散するのは衆議院。そして、衆議院の解散によって首相は辞めない。これも総選挙後の最初に国会が召集された日。
4.衆議院において内閣不信任案が可決(または内閣信任案が否決)されても衆議院を解散すれば首相は辞めない。3の状態になる。衆議院を解散しなければ内閣は総辞職する。
5.それ以外に首相は自らの意思で辞任することができるのは言うまでもないが、死んだ場合なんかも当然交替する。
ということを理解しておこう。

で、安倍さんは確か少なくとも表向きは健康上の理由により自ら辞任したね。
福田さんは確か支持率低下とかの政局をにらんでこれ以上自分には首相を続けられないってことで自ら辞任したとのだと記憶。
麻生さんは、衆議院を解散したから3番の例。自ら辞任したんじゃない。衆議院を解散して総選挙で自民党が勝てば、新たに第二次内閣を組閣できたんだけど、負けたからそれでお終い。今後復活しないとは限らないけどね。
で、小泉さんは、総選挙で2回自民党が勝って2回再任された。再任されればそこで第二次とか第三次とかそういうことになるね。もっとも国務大臣の任免は首相の自由だから、選挙と関係なく自由に国務大臣を入れ替えることだってできる。そこで大幅な入れ替えをすると「改造内閣」って呼ぶね。党首の任期切れなんかの場合にも、再任を受けて党執行部の人事とかを考慮して改造内閣を組閣することもある。小泉さんは最終的には自民党総裁としての任期が切れた時点で前から宣言していた通り続投しないとして首相を辞任したわけだ。

首相をやるための絶対的な条件は、衆議院で首相指名を受けること。そして、多数決だから第一会派の候補者がなることが通常(連立内閣だとそうでないこともある)で、その候補者は第一会派を構成する政党の党首であるのが通常。そして、第×次内閣と呼ぶのは通常、以前に首相をやったことがある人が再び首相指名を受けた場合。つまり、第二次内閣を行うには、初めて首相になって、総選挙があって、二度目の首相指名を受ければ良い。連続である必要はないから、首相在任中に総選挙がなくても構わない(例えば第二次吉田内閣は第一次とは間が空いている)。
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首相(内閣総理大臣)の任期は、


原則として、衆議院総選挙後の最初の国会で選出され、次の衆議院議員総選挙の後には必ず内閣総辞職し
新総理を選びます。つまり、何があっても、一期最長四年と憲法で定めています。議院内閣制なので、衆議院議員と任期を一致させてます。
 任期中でも内閣不信任案可決、または信任決議案否決あったときは、十日以内に衆議院が解散しない限り、総辞職します。
(衆議院の不信任案決議無くても、首相が民意を問うと、衆議院解散しても、総選挙後の新国会で、総辞職して、首相選びなおしますが\(^^;))
また首相が、何らかの事情で、「辞めた~」と辞表書いて内閣総辞職決めたり、病死暗殺などで死亡したときもも、新首相選ぶことになります。

福田康夫首相・・・2009年9月1日、内閣改造後約一月足らずで、内閣の人気下落で、一年以内に迫った総選挙の結果を危ぶんだ福田首相は、退陣を表明、まず自民党総裁を辞職、四候補そろい踏みの全国遊説を経て新総裁に麻生太郎が選ばれたのを見届け、9月24日、臨時閣議に於いて内閣総辞職を決定し、
同日、国会で麻生太郎が新首相に指名され、宮中で天皇より任命されたの受け、職務引きつきをした。


麻生太郎首相・・・・2009年、9月10日の衆議院任期満了を待たず、麻生首相は7月13日に
、21日に衆院を解散し、8月30日投開票と異例の解散予告を行う。
予告どうり、麻生内閣は、天皇に衆議院解散を助言。総選挙となり、
2009年9月16日、総選挙後の特別国会の召集に当たり、憲法の規定に従い内閣総辞職を臨時閣議で決定し、
特別国会で新首相に指名された第一党となった民主党の鳩山代表に職務引継ぎを行った。


・小泉さんは長い任期でやられてましたが、第二次内閣などを行ったためだと思うのですが、第二次内閣を行うための手続きというか条件というものみたいなものがあったら教えてください。

任期切れなどで首相を退いた後に、再び首相になると、最初の任期を第一次・・・内閣、再び首相になった後を第二次・・・内閣という。
数年を経て、再び首相に指名されることもあるが、小泉さんの場合は、衆議院総選挙により新国会開会で任期切れ総辞職になりましたが、総選挙で与党勝利したため、与党党首である小泉さんが多数の指名を受け、再び首相になりました。これが第二次小泉内閣、後に閣僚入れ替えを行い、第二次小泉改造内閣、郵政解散の勝利で、三度首相に指名され、第三次小泉内閣、最終的に第三次小泉改造内閣まで、続きました。

国会議員であれば、多数の指名集めれば、だれでも首相に指名されえますが、普通は、与党党首が首相への最短距離です。ですから与党が総選挙で勝利し過半数多数占めれば、与党党首である首相が、第二次内閣を組織することが、多くなります。
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なんかいい加減な回答がありますが…



内閣総理大臣が変わるのは前の総理が辞めたときで、総理を辞める状況としては、憲法に次のようにあります。

第六九条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。
第七〇条 内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。

また、これ以外のときにも総理は辞職することができます。

憲法の引用をわかりやすく言うと、衆議院選挙があったら総理大臣は交代しないといけないということです。

で、衆議院選挙がおこなわれるのは
・任期(4年)満了のとき
・総理大臣が衆議院を解散するとき(形式上、衆議員を解散するのは天皇ですが、決定は内閣の長である総理大臣が責任を持ってします)
です。

ですから、総理大臣の任期は最大4年ということになります。

安部氏、福田氏は自分から辞職しての総理交代です。
また、麻生氏は衆議院を解散して総理を辞職しました。

また、総理大臣は再選可能です。
小泉氏の第2次内閣というのは、衆議員選挙のあと最初の国会(特別国会といいます)で小泉氏が総理に再選されて内閣を作ったから「第2次内閣」といいます。

蛇足。
ご存知とは思いますが、内閣総理大臣は国会議員の中から国会内での投票で決めます。
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1,総理大臣の任期が終了したとき


2,衆議院銀の任期が終了したとき
3,国会が解散したとき
4,総理大臣の不信任案が可決されたとき
5,総理大臣が辞職したとき
安倍、福田、、麻生の各総理大臣は5の理由です
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ちなみにそれぞれの方々はどのような経緯で辞職されようと思ったのでしょうか?

お礼日時:2010/04/29 12:45

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