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バイオマス燃料について

バイオマス燃料を燃焼することで、二酸化炭素が発生しますが、これは元々植物によって大気中の二酸化炭素が固定されたものだから、温暖化の原因とならないとの主張があります。

現在存在する植物を確保したうえで、新たに生育させた植物を燃料として使用すれば、現在より二酸化炭素が増加することはないと思います。
しかし、現在の植物の量を燃料のために減らしてしまうと、二酸化炭素量は現在よりも増えてしまうのではないでしょうか。

A 回答 (3件)

>これは元々植物によって大気中の二酸化炭素が固定されたものだから、


>温暖化の原因とならないとの主張があります。

植物が減る事は論じてないだけで、間違いでない。

>現在の植物の量を燃料のために減らしてしまうと、
>二酸化炭素量は現在よりも増えてしまうのではないでしょうか。

その通りでしょうね。
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元々化石燃料も光合成で造られたものが大半ですから、京都議定書の取り決めがそう見做しているからと言う理由だけですね。


バイオ燃料の由来によって様々なLCAがありますが、理論上はともかく実際にはバイオ燃料の個々についてLCA分析を行なう事自体が大いなる無駄だと思います。
日本ではMETIがそれを主張していますが、省権限を守りたいと言う縄張り意識があると感じます。
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ドイツ在住です。

ドイツではバイオマス発電をはじめとして再生可能エネルギーが政策的にも支持されていますが、バイオマス発電において植物の利用形態には枷が掛けられています。

バイオマス発電の燃料として利用できるのは、廃材として出てきたもの、林業に必要な伐採の結果出てきたもので炭や板材などとして利用できないもの、既に加工されたもので廃棄処分となったもの、農業などの副産物として出てきたもので他に利用不可能なものに限ります。(ちなみに、ドイツでは少しくらい見た目が悪かったり痛んだりしている食材も普通に売られていますので、「見た目が悪いからバイオマスに」ということにはなりません) 植物の総量を燃料のために減らしてしまうことのないように担保が取られています。

日本でも同様の担保が取られていると思いますが、実態は知りません。ただ、日本では林業が機能しなくなって山林が荒れ放題になっている実態がありますので、これを機に林業が復活できれば、自然の活力も向上するのではないかと思われます。(もっとも日本人が嫌がって、労働力の提供はおそらく外国人労働者になるような気がしますが…)
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