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地球温暖化対策において植物を増やすことは非現実的では?
反論でも全く別のアイデアでも、地球的な規模の学問的な視点から有効な対策の回答をいただけると幸甚です。

前回の質問は、「地球温暖化の根源的な原因は人口増では?」と題して、地球温暖化の原因が産業革命後の化石燃料の使用量増加による大気中の二酸化炭素量の増加だとしても、これらが人の活動に基づくため、世界人口の増加は無視できないことを問題提起しました。

今回は、既存の対策に対する疑問です。
大気中の二酸化炭素量の増加が原因を前提とすると、対策として単純に考えつくのは、人的活動による化石燃料の使用量削減による二酸化炭素排出量の削減、植物を増やして二酸化炭素吸収量の増加、の二つだと思います。

以下、既存の対策では実現不可能ではないかと考えたことです。
長文なので、詳しい方は読み飛ばしていただいて構いません。

植物の二酸化炭素吸収量に着眼すると、「地図とデータで見る気象の世界ハンドブック」の31ページに地球上の炭素循環の図(添付写真)で炭素循環のおおよその収支が示されています。
産業と家庭の活動による二酸化炭素の放出 +89億トン/年
森林破壊による二酸化炭素の放出 +9億トン/年
植物と土壌による二酸化炭素吸収 -29億トン/年
海洋による二酸化炭素の吸収 -26億トン/年
(たぶん、二酸化炭素量ではなく、炭素換算の数値だと思います。)

私が着眼したのは、「植物と土壌による二酸化炭素吸収が-2.9億トン/年」です。
単純に、これを地球上の森林面積40億ヘクタールで担っているとすると、植物を増やすことそのものが不可能なのではないかと思います。
単純に森林面積を増やして収支均衡するためには、森林戦績は2.17倍にする必要ありますので、森林面積を86.8億ヘクタールにしなければなりません。
地球上の陸地面積は、ざっと147億ヘクタールですが、乾燥地の面積は40%あり、残りは88億ヘクタールになり、乾燥地の緑化のためには二酸化炭素の排出量増加が避けられないし、都市を森林化するためには都市を破壊しないと駄目だし、無理でしょ・・・となるような気がします。(データは国連のデータを使いました。)

別のデータでは、植物による炭素循環は長期的に見ると±0になってしまうため、炭素の土壌定着を上げる必要があるとのことでした。

次に、二酸化炭素排出量の削減についてですが、これは数値データがなくても直感的に言えます。
ガソリンエンジン仕様の今の自動車と昔の自動車の燃焼効率を比較すると格段に良くなっていますので、ガソリン1Lあたりの二酸化炭素排出量は増加していると言えますが、その他の大気汚染物質の排出は極端に減っており、同一排気量で比較した時にガソリン1Lで走れる距離も相当伸びていると言えます。ということは、1km移動するために必要なガソリンが極端に減っているので、単位距離あたりの二酸化炭素排出量は減少していると推定されます。
これから言えることは、ガソリン自動車の二酸化炭素排出量削減のためには、触媒などにより二酸化炭素固定に取り組むしかない状況だと思います。他の方策として、モーター駆動への転換が一気に進んでいます。
人や物の地球規模の流動に大きく寄与している大型航空機エンジンや船舶動力の温室効果ガス削減の取り組みもここにきて本格化していると思いますが、地球規模の人口増は加速状態ですので、化石燃料を使わない動力へ急速に転換しない限り、二酸化炭素排出量を大幅に削減することはできないと思います。

以上の二つの対策以外に、元々の太陽からの入射エネルギーを反射によって遮るというアイデアもあると思いますが、これはかなり危険な一面もあると思います。

質問のまとめです。
「地球温暖化対策において植物を増やすことは非現実的では?」という質問に対して、反論でも全く新たなアイデアでも、地球的な規模の学問的な視点から有効な対策の回答をいただけると幸甚です。

「地球温暖化対策において植物を増やすことは」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • ベストアンサーを選ばずに回答を締め切りますが、回答していただいた皆様ありがとうございました。

      補足日時:2019/11/20 19:50

A 回答 (6件)

植物を増やすのが非現実的だとは思いませんけど。


森林だけでなく、乾燥地帯の緑化、林業をふやして、木材をたくさん使うとかも、それなりに、大気中のCO2削減にはなりますから。
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この回答へのお礼

お礼のコメント遅くなりましたが、回答ありがとうございます。

再度質問本文を確認していただきたいのですが、都市の緑化とか我々の身のまわりの緑化の話ではなく、森林の面積を地球規模で現在の2倍に増やすことは無理だろう、と言っています。

お礼日時:2019/11/19 01:53

温暖化は環境左翼が広げているデマです



産業革命とは、科学革命に基盤を置く技術革新を、前資本主義経済体制において蓄積された財すなわち「資本」と、農業革命により過剰となった農村人口を都市が吸収した「労働力」を利用することにより、爆発的に生産力が向上した歴史的事実を言う。
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%94%A3%E6%A5%AD …

こう言った訳のわからない意味のない演説で少女を左翼やメディアが利用することは嘘がばれそうになって左翼が焦っている証拠です。まるで福島瑞穂のように具体的に何も述べてないのです。


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この回答へのお礼

お礼のコメント遅くなりましたが、回答ありがとうございます。
政治的な右翼と左翼は理解しているつもりですが、環境左翼はなにを信条にしてどうい利益を求めてデマを広げているのか?環境左翼と言う言葉自体を理解できません。

また、あなたの言う「環境左翼の言う産業革命の歴史認識」は、極めて一般的な話で正しいと思います。
歴史を見ると、増え続ける労働力が社会の変化とともに農業から商業、工業にシフトしてきたことは事実だと思いますし、現在は、新たな変化の真っただ中だと思います。
これから言えることは、人は常に変化を引き起こし変化に適応してきたように思います。

お礼日時:2019/11/19 01:42

co2が大気に増加すると植物が増える


https://www.trendswatcher.net/03-2016/science/%E …
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この回答へのお礼

お礼のコメント遅くなりましたが、回答ありがとうございます。
二酸化炭素の大気中濃度が1%にも満たない微々たる変化の環境下で植物が増えるという根拠が示されていないように思います。

温暖化の影響が台風被害として顕在化した今年の日本の気象事例から考えると、植物が増えるというのは、自然の中に人間が築き上げた道路や建築物などが温暖化の進行により自然災害で破壊されて、そこが人の住めない荒れ放題の緑化された場所になる・・・ということではないかと思います。

お礼日時:2019/11/19 01:31

そもそもの話しとして、地球温暖化が二酸化炭素の増加によるものかどうかを考える必要があります。


なぜかマスゴミの多くはその説をがんとして固執しております。
でもいろんな研究を見るとメタンだとか水蒸気だとかのほうがもっと大きな影響があるとも言っています。
さらに、そんなもの全部たいした問題ではなくて本当の原因は太陽活動の変化にあるという人もいます。
地球は長い周期では寒冷化しているのだけど、それより短い周期で温暖化しているというものです。
大元の原因が太陽活動であるなら二酸化炭素の排出量がどうのという話しではないですよね。
枝葉末節を声高に叫んでみても本質にはなんの関係もないという。
そこのところの「そもそもの」話しから解決していくほうがいいのではありませんか。
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この回答へのお礼

お礼のコメント遅くなりましたが、回答ありがとうございます。
全体的な印象として、聞きかじった知識の羅列のように感じました。

そもそもの話しとして、大元の原因が太陽活動だとしたら、我々人類にできることはなく、議論すること自体無意味なことのように感じます。
また、風が一定の風向や風速にならずに常に変化しているように、揺らぎの部分をことさら強調されているようにも感じます。

地球温暖化のトリガーがなんにしろ、二酸化炭素の増加が正のフィードバックになることは間違いないことだと思います。

ここ日本でも温暖化が急速に進んでいることを実感している人が多くなった中で、長い周期では寒冷化していると主張される根拠を示していただけなかったのも残念に思います。

お礼日時:2019/11/19 01:24

ひとつの対策案で解決するという問題ではないですから、二酸化炭素の排出量を抑制するとともに地上には緑地を増やし(最低でも減らさず)サンゴなどの保護をして自然のサイクルをできる限り復活させよう、という話です。



そりゃ地球温暖化対策において植物を増やすこと“のみ”での解決は非現実的ですけどね。

ちなみにアマゾンの大森林が伐採や火災で大激減して久しく問題になっていますが、中国の内陸部やインドでそれを上回る緑化があったようです。
https://ideasforgood.jp/2019/04/04/china-india/
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この回答へのお礼

お礼のコメント遅くなりましたが、回答ありがとうございました。
どうコメントしたら良いか困る回答内容だと思いました。

困る理由は、私の質問に対して具体的な回答がなにも見当たらず、得られた知識をご自分で検証もしていない印象を受けたからです。

お礼日時:2019/11/19 01:14

人間の数を半分にすればかなり改善。

10分の1にすれば問題なし。
温暖化の主犯は人間なのです。数の調整なしには解決しません。どんな生物でも一定面積には一定数の個体しか生存できません。少子高齢化で人口が減るのは自然の自動調整。温暖化が進めば人口は自動的に減ります。そしてどこかで調整がとれるでしょう。
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この回答へのお礼

お礼のコメント遅くなりましたが、早速の回答ありがとうございました。
回答内容を見ると、なんとなく深く考えておられないような印象を受けました。

先の大戦で日本の人口は1割も減っていませんので、世界人口が現在の10分の1になる、ということは地球的な規模で破滅的なことが起きるということだと思います。過去には古代中国で何度か起きているようですし、ヨーロッパでペストが流行した時も大規模な人口減少になっているようです。

また、温暖化が進めば人口が自動的に減るという自論の根拠が示されていないと感じました。
なお、過去には閉鎖的な環境下で人口の増減がなかった地域と時代がありましたが、それは日本の江戸時代でした。

お礼日時:2019/11/19 01:10

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