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- 回答日時:
授業で先生がおっしゃったとおりです。
ここの「なむ」は確定推量(確定意志)用法で、
な=強意の助動詞「ぬ」未然形
む=意志の助動詞「む」終止形
です。
「暁にはとく下りなむ」は、筆者が心の中で思ったことで、
現代の表記記号を用いるならば、( )とか「 」とかでくくられる部分です。
会話文ではありませんが、心中で独り言のように発言した言葉、と言うことになります。
ですから、現代流には、
「暁にはとく下りなむ」といそがるる
と「 」つきで表記されると考えてください。
すると、「暁にはとく下りなむ」だけで一文が完結していて、
「なむ」が係助詞として「いそがるる」に係っているのではない
ということが明確にわかります。
「いそがるる」が連体形なのは、単なる連体止めで、係り結びに関与するものではありません。
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