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古文

清見が関の浪も高くなりぬべし。

この文の「ぬ」は強意の意味らしいのですが、、
私は完了なのでは?と思いました。
完了では行けない理由を高校生にもわかるレベルで教えて頂けると嬉しいです✨

A 回答 (2件)

べし


《助動詞・ク活用型》《接続》
活用語の終止形に付く。ラ変型活用の語には連体形に付く。
上一段活用の語には、「見べし」のように、イ段の音で終わる語形(未然形または連用形)に付くことがある。活用形
❶〔推量〕…にちがいない。きっと…だろう。(当然)…しそうだ。▽確信をもって推量する意を表す。
《徒然草・一》 「人は、形・有様のすぐれたらんこそ、あらまほしかるべけれ」
《訳》
人は容貌(ヨウホ゛ウ)や風采(フウサイ)がすぐれていることこそ望ましいだろう。
【学研古語辞典】

で、「ぬべし」の場合には完了にはなりません。


《助動詞・ナ行変格活用型》《接続》
活用語の連用形に付く。活用形
❶〔完了〕…てしまった。…てしまう。…た。
《古今和歌集・秋上》 「秋来(キ)ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」
《訳》
⇒あききぬと…。
❷〔確述(強意)〕きっと…(だろう)。間違いなく…(はずだ)。▽多く、「む」「らむ」「べし」など推量の意を表す語とともに用いられて、その事態が確実に起こることを予想し強調する。
《源氏物語・桐壺》 「世の例(タメシ)にもなりぬべき御もてなしなり」
《訳》
世間の話の種にもきっとなってしまうに違いない(帝(ミカト゛)の)ご寵愛(チヨウアイ)ぶりである。
❸〔並列〕…たり…たり。▽「…ぬ…ぬ」の形で、動作が並行する意を表す。
《平家物語・一一・那須与一》 「白波の上にただよひ、浮きぬ沈みぬゆられければ」
《訳》
(扇は)白波の上にただよい、浮いたり沈んだりしながらゆられたので。■
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清見が関の浪もきっと高くなるだろう。

(強意)
で、いいのでは。「完了」だったら、どう訳しますか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます✨

お礼日時:2021/09/01 15:38

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