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運動負荷試験でII、III、aVF、V4~V6にだけST低下が認められることが多く、
ST下降した誘導から、冠動脈の狭窄部位の断定は難しいと聞きましたが理由がわかりません。

安静心電図の時に、異常Q波やST上昇が出たら、壁の位置やどの冠動脈が狭窄しているか推測できるのに、どうして運動負荷試験では断定できないのでしょうか??


左右の冠動脈の狭窄が起こったら、心尖部の内膜から虚血が広がるのはわかるのですが、何故II、III、aVF、V4~V6誘導にしかST低下が現れないのかがわかりません。


教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (1件)

運動負荷時だけでなく、心筋梗塞時の心電図での責任冠動脈診断ですら時に予測が違いますので、心電図での部位診断自体に無理があると考えたほうがいいかと思います。

CAGより冠動脈CTを見たほうが分かりやすいですが、冠動脈の走行には変異が多いので部位診断はおまけ程度と考えていいかと思います。
特に、V5は多くの虚血で陽性所見がでやすい部位です。そういえば、顕性WPWでも副伝導路の部位によらずV5で?波がでます。V5はalmightyな部位です。心尖部に近く心室のどこの異常でもその変化がでやすい部位です。
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この回答へのお礼

遅くなりましたが回答、ありがとうございました。

もしよければ、詳細に書いてある本をご存知であれば教えて頂けないでしょうか?

宜しくお願いします。

お礼日時:2010/07/20 21:08

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