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共産主義国家ってどんな感じ?

共産主義国家について教えてください。

私が義務教育で教わってきた共産主義のイメージはこんな感じです。
「仕事を一生懸命やろうがそこそこやろうが、みんな同じ収入が得られる。
 でもノルマに達しなかったら全員が罰せられる。」

で、しばしば共産主義国家の代表として
「中国」や「ロシア」や「キューバ」などが取り上げられます。

ところで昨今、中国は目覚ましい発展を遂げ、
農村部と都市部では大きな経済格差が広まっていると言います。
あれ? 共産主義じゃなかったんだっけ?
これが第一の疑問です。

共産主義とされる中国の中で、どうしてお金持ちとそうでない人がいるのでしょうか?
農村部の人は都市部に出稼ぎに行くなんて話も聞きますし、
都市部でも似たような仕事をしている企業にも、
ものすごく成功してるも企業もあればそうでもなさそうな企業があるようです。
彼らの給料は基本的に同じなのでしょうか??? 腑に落ちません。
例えばipadのパチモンが5個も6個もあるそうで、彼らの給与は同じなのでしょうか?(笑)

さて、第二の疑問です。
世界にはさまざまな共産主義国があると思います。
ですが、近代の国際社会において、国々はなんらかの経済的つながりを持ってますよね。
通貨の取引、株の取引、先物、etc... 全部資本主義じゃありませんか?

自国では共産主義を謳う国々が、せっせと国際市場でトレードを図る。
あれれ?? それって資本主義に恭順してるってことじゃないんですか?
いやむしろ、世界的に資本主義に従わざるを得ない状態なのに、なんで共産主義を謳うのでしょうか?
完全に鎖国してます!ってんなら分かりますが。。。少なくとも中国は鎖国してませんね。
どうもこの辺のスタンスが分かりません。

最後の疑問です。
「同じ仕事をしたら、同じだけ給料がもらえる。」
なんか、これに似た給与体系を是とする国を知ってます。

日本です。

日本のお役所をはじめとする公務員、あるいは年功序列を是とする古い体質の会社。
だいたい個人の成果は度外視されて、年々給与が増える。
役職についたら役職手当が付く。
これ共産主義に近い気がするのですが気のせいでしょうか。

いやいや日本は様々な職種があり、チャンスがあり、成果主義の会社もある、
とは言えるでしょう。

それならば程度の差はあれ中国にも様々な職種がありチャンスがあり
成果主義の会社もあるのではないでしょうか?
(だからこそ格差があり、各会社バラバラにipadのパチモンを作るのでしょう?)

すると、本質的にいったい何が違うのでしょうか??
具体的にお教えください。


最後に私の勘繰りですが、
要するに今現在実現している(?)共産主義国家ってのは、
民族平等を謳った既得権益保守派の独裁政治ってことじゃないんですか?

しかしながら国家間はパワーバランス(軍事力およびそれを支える経済力)で
平和が担保されてることもあり、このままじゃいけないと踏んで、
急速に経済の発展と近代化を図ってきた。

そして実は国際的にはもう資本主義にならざるを得ない・・・というかなってる。
でも政治家や既得権益を持っている方々はそれを手放したくない。
そこで共産主義を大義にかかげ、農村あるいは一部の人民の職業を強制しノルマを化す。
どう考えても僕らが学んできた「共産主義」とは違う気がします。

本当の意味の共産主義を実現している国などはあるのでしょうか?

A 回答 (8件)

共産主義国はありません



そもそも、共産主義という概念が、マルクスを原始にしていますが、その亜流にしろ、実現したと表明した国もありませんし、理論上の産物に過ぎません

従って、「共産主義国がどんな感じですか?」と聞かれても回答するのは困難です

まずは、共産主義とは何か?という定義付けが必要でしょう。

それをしないで、思い込みで共産主義などを標榜している無知・蒙昧が多いから、資本主義にしろ、共産主義にしろ突然変異を一般化してしまうのでしょう。

 もし、共産主義とは何か?という問題から学ぶならば、『共産党宣言』を学習する必要性がある上に、その前身の空想社会主義を学習するべきでしょう。
 少なくとも、私は共産主義を勉強した限りは、巷説の共産主義の見方は「馬鹿の妄想・思い込み」でしかありませんし、単なるマルクス主義の先鋭化理解としか思えません。

 個人的には、『共産主義とは?』という疑問点から出発している本稿は重要な問題提起だと思いますが、

『簡単に回答できるほど単純ではない』・・というべきでしょう。

回答になってないかもしれませんが、それほど荒唐無稽化している思想とも言えますので、回答のしようがありません。

 なにせ、チャップリンさえ共産主義者とレッテル貼られる世界もあるのですからw

そうでしょ?チャップリンも共産主義者ですよね?>保守系の方々(嘲笑)
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 本当の意味の共産主義を実現している国は、歴史上存在しません。


 それにかなり近かったのは、毛沢東主義でしょうが、共産主義理論の大前提である、共産主義が成立する前に、資本主義によって整備されているはずの、高度の交通網などの社会資本や生産技術・資本蓄積は存在せず、経済崩壊しました。(大躍進政策)

 現実に存在したのは、社会主義政権下の管理経済で、資本主義の未発達な国に成立しました。

 資本主義の発達した国は、共産主義化せず、資本家と労働者が政治的に妥協する形の「修正資本主義」国家となりました。

 マルクスの共産主義理論によれば、資本主義が発達してその後共産主義革命がおこるので、共産主義社会は、高度の交通網などの社会資本や生産技術・資本蓄積を資本主義社会から引き継ぐことになっています。

 現実は、未発達な国で共産主義を標榜する社会主義政権が出来たので、資本家の代わりに社会主義政権が、労働者を搾取して、交通網の整備や生産資本の蓄積・技術開発を行わなければなりませんでした。
 これでは、社会主義政権に対して革命がおこりかねません。
 
 結局、ソ連では革命同然の事態が発生し、崩壊しました。

 中国は、中越戦争・ソ連崩壊の現実から学び、実質的に「共産主義」を放棄しました。
 経済が資本主義の共産主義など、理論とまったく違いますから存在しません。
 政権党の名前が「共産党」なのは、単に名前を変えない方が得策と言うだけのことです。

 中国の政権の実態は、
1.一党独裁
2.資本主義経済
3.民族主義
 となっていますから、独裁者はいませんが、実質は全体主義国家です。
 
 国家社会主義ドイツ労働者党という言葉から、どのような政権を想像されるでしょうか。
 歴史上、左翼政権である共産主義とは反対の全体主義=右翼とみなされている政党です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6% …

 北朝鮮も実態は、社会主義・共産主義とはほど遠い、独裁者のいる極右政権と見ることも可能です。(極左と極右は、強権政治なので、政治体制が極めて似通っていて、区別が出来ない時もあります。)

 現在、ある程度機能している共産主義を標榜する政権が運営されているのは、キューバ位です。
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共産主義下では、「所得が決められているため、いかに少ない時間でそれを得るのか」という競争が起こっていました。


共産主義下での政治経済においては自由な意思決定が認められないため、与えられたノルマを以下に短い時間でこなすのかという事が多くの人の原動力になっていた訳です。

現在、中国は共産主義国ですが「あれはなんなのだろうか?」と先進諸国の人々が考えあぐねているような状況ですね。資本主義は資本主義だがとても自由主義経済とは言えないし、政治も選挙もなければ民主制もない。が、外資を誘致し経済発展を進めてもいるし、順調に経済発展が進めば、米国でさえ追い抜くだけの市場規模があるし、どしたもんかな~と思いながら、強権政治にさえならなければいいんじゃね と中国へ世界各国の企業が進出し貿易を行っているというのが現状ですね。

共産国とかそれに近いような国でも、小さく資源もそれなりに持っているところは、それなりに豊かな国はいくつもありますね。

米ソ両大国の東西冷戦で、両者とも疲弊し先に倒れたのがソ連だったということです。ソ連崩壊によってソ連から援助を受けていたようなところも同時に疲弊し崩壊してゆき、要は東西冷戦という戦争にソ連が負けてアメリカが勝ったという事それだけという感じですね。
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私はクロゴキブリもワモンゴキブリも多少の差異はあっても


同じくゴキブリと言っていいと思うのですが、やはりゴキブリ同士から
見れば、お互いまったく違う種族なのでしょうし、ゴキブリの言語を
人語に翻訳するのならば、あるいは『自分達が真のゴキブリであり、
他のゴキブリは真のゴキブリでは無い』との定型句が
常に存在しているのかもしれませんね。

しかし、我々人間の側から見れば、そこに存在しているのは
紛れもなくゴキブリであるのです。
というわけで本題のゴキブリの生態・・・ではなく、
"現実に存在している共産主義国の政体"について確認していきます。




1:なぜ共産主義国で極端な格差が生じるのか。

長期的には一番の原因は"分配方法"です。

まず前提から。現代の自然な(自由な)市場において、モノの価値と
いうのは作るのにかかったコスト以外にも維持保管・災害・景気や政情の変動、
さらには長期間の研究開発費や出資者の利潤の割合など、様々な変化の要因が
ありますよね。しかし、共産の考えでは労働時間でモノの価値を測ろうとするわけです。
(完全に余談ですが、共産主義の考え方ではニートは"無価値"になりますよねー。)

もちろん労働時間で測る、というのは全ての人間が共通に有しうる、
ものさしであるために採用された考え方なのですが、
しかしこれでは現実に存在している様々なリスクを表示
できないので、様々な不自然さが出てしまいますよね。
これは労働時間に限らず、ものさしを"ひとつ"においてしまった
時点で生じる弊害なんです。

というわけで共産国では、この不自然さの是正を国家による分配に求めたわけです。
ここに何が生じるか。役人といっても、そこに存在するのは人間です。
すなわち"分配する人間"という絶対的な権力が生まれてしまうのです。
共産国とは緩やかに、しかし覆しようの無い既得権益者を生む制度でもあります。
汚職と組織内の権力闘争。共産国はこれにより莫大な社会負担が生じ崩壊していきました。




2:共産国が金融市場でトレードするのは変?
権利のやり取りである国債金融市場への参加は、そもそも共産主義で
想定されていない事態でもあります。原始的な金融への批判は彼らの"経典"にも
あるんですが、いかんせん共産主義は金融システム整備以前のかび臭い発想であるので、
やろうと思えば、金融を認める共産主義の理論も組めるんじゃないでしょうか。
もっとも、絶滅したゴキブリの種目を分けるくらいの意味しか無いかもしれませんが。



3:本質的に(自由主義国と)共産主義国は何が違うのか。

『自由主義に対する誤認』であると思います。
我々の住む自由主義国では、お互いが儲かるように動く、という前提が
あり、その信頼を構築するための合理性、公明正大さを常に整備してきたわけです。
もし、道理に反する犯罪がおこれば、それを徹底的に裁いてきました。

しかし、共産国の教育では、この信頼の結果である
利潤(利益)をウソ(搾取)だと教えています。
共産主義とはその根源として、"他人"を信用しない考え方であるのです。

共産主義で立ち行かなくなった彼らは経済のみ自由主義を取り入れたわけですが、
基本的に自由主義を『相手を騙しても良い考え方』と誤認しているわけですから、
"自由主義"を許可された地域で生じるのは、まごうことなき"搾取"なのです。
人類は、共産国において、初めて真の"搾取"を経験していると言えるのではないでしょうか。
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共産主義とはその地域を有効に独裁政権が掌握できるように、国家統治の理念を「主義」として思想上纏め上げたものです。


この思想をもって政権の正当性を主張し、それに反旗を翻す者への弾圧の理由となります。

簡単に言えば、共産主義とは国家統治の理由である。と。

国家統治の理由たる共産主義は、広大な国土を持つソ連や中国では有効に機能しました。人民革命で国家全体を転覆した後に広大な国土を一つの国として統括するには、経済権力支配による手法を除去する前提では、その人民を統べる主義が無ければ国家分断が起こります。
ですがその主義は別に共産主義でなくともよく、チュチェ思想とかオーム思想とかチェゲバラ思想とか、何でもいいので、単に政権の正当性を主張できる確たる格付けがあればよい。

なので当時から格付けがあったマルクス主義等を活用し、自分好みの主義に改編し、革命家の国家統治を行った。
いずれの共産主義モドキの国家も、革命政権樹立後は極右の出番となります。極右が強権独裁政権を確立させ、国内を強権的に掌握し、人民に有無を言わせぬように厳しく取り締まります。
また、よくある方法として軍事力を持って国内を掌握します。この軍事力により外敵の侵害を防げもする。

いずれの共産主義国も、実は極右政権なのですよ。独裁・軍事・強権。このいずれかの手法。
そこでは共産主義思想はその統治の理由付けとして活用される。
共産主義政権が樹立した瞬間から、共産主義は変節を開始し、主義が修正され、引き続き国を統治する意志を持つのであれば、極右化する。
どこの共産主義モドキの国もこんなもんじゃないですか。

また中国は改革開放路線とかやらで経済力を追求しましたので、もはや中国国内は共産主義どころではなく、弱肉強食の自由主義経済みたいなもんになってますが、これを見て一般の資本主義国が中国を自分と同じと見るのも早計。
中国国内の財産の全ては中国国家のものであり、イザとなれば中国人民の物も、中国に住む外国人の物も、全て合法的に没収する。

中国人は中国国家の奴隷であり、中国で活動する外国人はその中国人奴隷を中国政府の手先となって使役しながら中国の財産を膨らませる奴隷頭。

まー、こういうところが、真の、それこそ真の、共産主義の極意なのかも。
実は中国こそが共産主義の真骨頂… だったりして。帝国主義的共産主義って言うんですかね。そういうのは。新共産主義とでも言って置きましょか。
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残念ながら、第一行目から間違っていらっしゃいますね。

「共産主義国家」は存在しません(俗称の類でしょう)。
共産主義が実現した暁には、階級も国家も消滅することになっています(これは共産主義の基本中の基本である。以下「基本」と略す)。国家とは、支配階級が被支配階級を支配するための「暴力装置」に他なりません(基本)。支配階級を打倒するため、被支配階級は団結し前衛を組織して(すなわち共産党)、革命により政権を奪取します。共産主義の前段階と位置づけられる「社会主義国家」の誕生です(基本)。
しかし、これはまだ共産主義ではありません。社会主義国家でさらに革命を深化させて、全世界に革命を行き渡らせて、やがて共産主義社会の実現に至ることになっています(基本)。基本、基本とウザイだろうからやめときます……。とにかく、これらは基本に過ぎませんから、一般向けの概説本などに載っている内容です(私もその程度しか読んでない)。
要するに、ご質問者がおっしゃってるのは「現存の社会主義国」でしょう。前述のように、社会主義国家は過渡的なものです。また、そのことを悪用していくつもの矛盾が誤魔化されてきました。たとえば、

共産党政権(マルクス・レーニン主義)なのに社会主義国家とはこれ如何に……過渡期だから。
何で一党独裁(またはヘゲモニー制)なの?……共産主義へ至るための過渡期だから。プロレタリアが独裁をしくのである。
プロレタリア独裁っていうけど党独裁だよね……過渡期だから。共産党はプロレタリアの前衛だから。
消滅するはずの国家が、逆に大きな政府になって強権を発動してるよ……過渡期だから。
社会主義なのに資本主義的要素がある……過渡期だから。
どんどん資本主義的要素が盛んになってるね……うるさいっ。

皮肉屋は、前述の「基本」を次のようにもじります。「社会主義とは、資本主義へ至る苦痛に満ちた前段階である」。また、奇妙なことにマルクス・レーニン主義と「開発独裁」とは真似し合っています。開発独裁といえば反共がお定まりのはずですが。

開発独裁 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E7%99%BA% …
(引用開始)
開発独裁政権とされた諸国家は共通項の一つに反共があった。この目的のほとんどは西側からの援助を受けることにあったのだが、実際は共産主義(マルクス・レーニン主義)のノウハウや組織力に依存している点が多い。
例えば、台湾の蒋経国、韓国の朴正煕は過去に共産党員だった経験から、政治将校や計画経済などの共産主義のノウハウを取り入れた。タイのタクシン・チナワット政権、ブラジルのジェトゥリオ・ドルネレス・ヴァルガス政権、シンガポールの人民行動党のように共産主義勢力と関係を結んだ例もある。インドネシアでもフィリピンでもマレーシアでも五カ年計画が行われた。つまり、開発独裁と共産主義は親和性がないとは限らない。
鄧小平以来、共産党の一党独裁下で市場経済を導入し、著しい経済成長を達成した中国や、同様にドイモイ政策を導入したベトナム、企業に対する労働者自主管理(経営概念はあるが、資本は労働者所有であり、経営者は労働者が求人する)理念による自主管理社会主義を掲げていたチトー政権時代のユーゴスラビアなども一種の開発独裁とする見解もある。
なぜなら、共産党による一党独裁制のもとで経済発展の道が模索されるようになれば、それがそのまま開発独裁の外観を具備することにもなるからである。何よりも、当の中国ではこれを意識して、理路整然と開発独裁をマルクス主義に丸め込む動きもある。
(引用終り)

それでは、現存の社会主義国は「赤い開発独裁」に堕しているのでしょうか。いいえ、それは一面的な見方であり、やはり社会主義と開発独裁は別物です。
たとえば、中国は日米などと盛んに貿易を行いながら、資金的には自国経済を外国資本に握られていないようです。それに比べ、開発独裁で経済成長した国は、「稼げども稼げども外国に上前(うわまえ)をはねられる」体質があるようです。1997年にタイを襲った通貨危機は、インドネシア、韓国にも波及して、これらの国は大打撃を受けました。バーツ暴落の主因の一つは、欧米のヘッジファンドによる投機的な売り浴びせだったと言われています。
社会主義国も開発独裁国も、それぞれの国民は強権的な政府の下でこき使われ、あるいは事業を起こします。しかし、生み出された富を、社会主義国では自国民(の成金と特権階級)が握りますが、開発独裁国では自国民だけでなく外国資本にも貢ぐ場合があるのではないでしょうか。労働者にとっても、自国の偉いさんだけでなく外国にまで搾取されるなら、「やってられねえよ」と感じるでしょう。
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>世界にはさまざまな共産主義国があると思います。



こんにちは。 #2の再入場です。 第二の質問にお答えします。 

現在、共産主義を標榜する国は多くはありません。 建前上、共産主義と言われる国は中国、ベトナム、北朝鮮ですが、中国とベトナムは資本主義市場経済を取り入れています。

従って、共産主義国と言えるのは北朝鮮一国です。 この国の輸出できる製品はミサイルを始めとする武器、麻薬、偽札の三種類です。 この他に中国の下請け加工をして工賃を稼いでいます。 

さらに1950年代に帰還事業で帰国した在日朝鮮人の日本に残された家族からの仕送りもこの国の貴重な外貨となっています。 さらに付け加えるなら、日本人観光客が渡朝の際持ち込むお米も貴重な国家収入となっています。

これがこの国の主たる産業です。 
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>ところで昨今、中国は目覚ましい発展を遂げ、



こんにちは。 

私は第一の質問にだけお答えします。 97年の7月に香港島が中国に返還されました。 これを契機に中国共産党の綱領が改定されました。 『資本家の入党も認める』 共産党は労働者のための政党ではなくなったのです。 欧米で進んだ教育を受けた子弟が続々と入党します。 彼ら資本家の子弟が党のリーダーとなる日はそう遠くはありません。 

私が中国の奥地で仕事をしていた時、既存の工場やホテルが安い金額で香港の華僑に買収されていました。 そこでは資本主義的な企業経営が始まっていました。 香港島って小さな島なのに、この島に巨大な中国が完全に呑み込まれていたのです。 『ウソみたいな本当の話』

私はその時、この省で最大に総合病院の機材を世界最新の日本製の機器に置き換えるための調査をしました。 この省は石油やレアメタルなど地下資源の宝庫です。 これを中央政府が独占するため、現地住民との軋轢が大問題。 そこで現地の少数民族と妥協するため、日本政府のODAが使われていたのです。

中国の医学部の教科書は全部英語で書かれています。 それを中国語に翻訳している暇はありません。 医学の発展はすさまじく、中国語では追い付いては行けないのです。 英語のテキストは頭に入っているのに、英語はまるで喋れない。 企業でも経営者は華僑ですが、彼らは不便な奥地になど住まない。 代わりに英語の堪能なフィリッピン人を雇い中間管理職に登用。 

これから中国の奥地も大きく様変わりします。 まさに『グローバル化』するのです。 私は滞在中、暇を見つけては中国人医師たちに英会話を教えてやりました。 彼らは英語で医学を勉強しています。 読み書きは完璧です。 ただ喋れないだけ。 

国内のあらゆる分野で英語で書かれた情報が飛び交っています。 英語に堪能な人間にビジネスチャンスが与えられる国になっているのです。 そのすさまじさは日本以上です。 
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