「平成」を感じるもの

人の机の上の書類は見ますか?

いつ、誰から教えてもらったのかわかりませんが、人の机の物は勝手に見てはいけないと思っていました。
しかし業務に関係ない人が机の上の書類を見ている光景を目にすることがあります。
私の職場では何年も前に机の上に書類を放置しないように御触れが出ました。
最近は席を離れる際に、PCのディスプレイを切ることを徹底するように再度指示がでました。
ECO目的と言えば聞こえは良いのですが、実際には盗み読み防止という目的があります。
考えてみると、出しっぱなしや点けっぱなしにすれば見られて当然ですから職場の対応は妥当なものと考えられます。

さて、そこで疑問なのですが、人の机の物は勝手に見てはいけないという考え方はどこからきたのでしょうか? 似たような考えの方はいらっしゃいますか?

当人が不在または離席時に業務の関係上見る必要がある場合を除きます。

A 回答 (3件)

No2です。

補足します。

>業務分担はそれなりにあるわけですので担当外という場合に違和感を受けます。

まず、この違和感を覚える質問者さんの感性は現代的で、世の中の大半です。
コンサル会社の過半もこのように指導しています。実は、これが危険性を含んで
います。本来、作業場所はオープン、保管場所がクローズが安全性を高めます。
棚は引き出しは施錠がかかる、データの保管されているサーバーにはアクセス権
やアクセスログがきちっと把握される・・・一方で、机の上は誰でものぞけて、
PCも誰が触るかわなからい・・・こうすると内部不正が防げるのです。
不正な請求書の作成やPCの個人使用による事故などは、他の同僚が自分の作業場所
をのぞかないという風潮ができてからふせぎようがなくなってきています。
外部への流出を防ぐことばかりに気がいってこのような風潮が日本に広がって
いますが・・・現実の事故は内部犯行がほとんど・・・これが実態なんです。
コンサル会社の大半は、この現実に目をつぶって、個々人の意識を向上させましょう
・・・だから研修会を開きましょうって営業してます。戦後日本は、長屋がなくなって
団地ができて、その後にマンションなるものができてプライバシーが確立しました。
職場にも、90年代以降は個室は無理でもとやかく他人にのぞかれない環境っていうの
が主流です。危険と裏腹な環境だと思います。

>ライバルの手の内をのぞくことは悪いことと考えていない人もいるように思います。

これは、その通りで、ライバルの手の内を見られる方が悪いのであります。このような
グループは弱肉強食の論理です。西欧型とでもいいましょうか・・・。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
様々なご経験をお話ししていただきまして大変勉強になりました。
当初は問題行動をどうすれば止めさせられるかという安易な考えで質問してしまったのですが、ご意見を咀嚼しているうちになるほどと思えるものがあります。

> この現実に目をつぶって、個々人の意識を向上させましょう

→ これがすべてだと感じました。 問題行動をする人が問題なのではなく、問題に対応できない方が問題なのだということです。 隙を見せないようにどう対応できるかを考えていきたいと思います。

お礼日時:2010/08/04 21:44

以前、どうあるべきを考える仕事をしてました。



>机の上に書類を放置しないように御触れ
     ↑
これは正しいです。書類を正しく扱うことに、整理整頓、放置禁止は
含まれます。

>人の机の上の書類
     ↑
これは、誤りです。たまたま指定された作業場所であって、そこは
会社の机です。私物はもちろん、他人にのぞかれて困るものがあって
はならない場所です。

社内でも、限定した人しか見てはならない書類があります。例えば、
人事考査書類などはそれに当たります。そのような書類の閲覧場所
は、他人にのぞかれないついたてを立てたり、個室にしたりする
必要があります。また、個室にした場合には、入室規定を作ることも
必要です。

日本では、家族経営と言って、通常は課単位に机をまとめて「島」と
呼び、相互の働きぶりを監視し合うことでサボりや不正を防いできま
した。もちろん、健康がすぐれない状況の時は助け合うというポジティブ
な意味合いにも機能してきました。それが、能力主義とか個人主義が
台頭した90年代から、各机に間仕切りを入れたり、正面の顔が見えない
アメリカ型のオフィスが流行して、変化してきました。能力主義では
オフィスの隣の人は、仲間でもありライバルでもあります。ライバルの
手の内をのぞくことはご法度です。完全能力給で、ライバル関係を作ら
せる会社はまだ少数ですが、そのような風土が広がっているのは確か
だと思います。 
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この回答へのお礼

質問に書けば良かったのですが、見られて困るものはそれなりに慎重に扱います。 関係者以外の目に触れないよう注意が促されています。
さすがに私物をのぞくような人はいませんし(私の知る限りでは)、業務に無関係な私物が机の上にあれば上司が持っていくか、気が付いた人が引き出しの中などに片付けます。 上司に持っていかれた場合には後で小言とともに返却されます。
社内でも秘密扱いになるものは、当然のように別室が設けられるか間仕切りが設けられます。
この辺についてはご回答同様です。

職場内はある意味で関係者ですから通常業務で見られて困るということはありませんが、それにしてもどうどうと、悪びれた様子もなく人の机の書類を見ている人が時に見受けられます。 業務分担はそれなりにあるわけですので担当外という場合に違和感を受けます。

どこの会社も同じだと思いますが、情報管理を徹底しようとしています。 その中で自己防衛策とともに加害者?として疑われる行為をどのように説明して理解を得るかが課題のひとつです。

> 能力主義ではオフィスの隣の人は、仲間でもありライバルでもあります。ライバルの手の内をのぞくことはご法度です。

→ 今回の質問と似ているのですが、この考え方はどこからきているのでしょう? ライバルの手の内をのぞくことは悪いことと考えていない人もいるように思います。

お礼日時:2010/08/04 16:23

いつからとかどこからなどと言った詮索はしていないので分かりませんが


人の持ち物や手紙などを盗み見していけないという親の教えの延長で関係も必要もない者が他人の机上の書類を
見てはいけないという意識を持ってます
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この回答へのお礼

同じような考えの方がいらっしゃるということで少し安心しました。
なるほど、人の持ち物や手紙などを盗み見していけないという考え方の延長線上にあるということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/04 13:35

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