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ふた振りで裂けた備中鍬の歯

1年くらい前に買って暫く使ってなかったのですが、重い腰を上げて笹に侵略を受けた畑を耕そうと振り下ろしてましたら・・・
わずか2振り目くらいでご覧のように歯の部分が裂けてしまいました。

てこの原理で笹の根を引きづりだそうてしたのですが、使い方が悪くて・・なのか、元々粗悪品だったのか・・、どちらだと思いますか。
突き刺して、柄を奥手に押し込んだのですが。

ホームセンターで並んでるなかから、安物を避けて高いの選んだのです。
7980円もしたのに、え~・・・という気分です。

「ふた振りで裂けた備中鍬の歯」の質問画像

A 回答 (4件)

画像を拝見しましたが、見る限りでは粗悪品ではなく使い方に問題が


あったと思います。この鍬は通常は耕すための鍬ではなく、どちらか
と言えば耕した後の表面を均すための鍬のように思えます。
通常使われている鍬でも、笹の根が生えている場所を耕すと鍬が折れ
たり曲がったり、場合によっては柄が折れてしまいます。
あなたが使用された鍬は力が加わる所で使用する物ではなく、使用の
用途が間違っていたために裂けたのだろうと思います。

極端な言い方をすれば、アメリカンレーキで笹根を耕そうとしている
ような事と同じなんですよ。笹根を除去するには、工事現場で使用を
するツルハシで耕してから人力によって取り除くしか方法はありませ
ん。笹根も竹根も、除去する事は非常に厄介です。

ちなみに7980円のようですが、鍬としては高くはありません。
手打ち鍬なら軽く10000円を超えますよ。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
割に細い笹根くらいは・・・と油断してました。

8000円でも、まだまだ高い方じゃないのですか、参考になりました。

お礼日時:2010/08/30 08:42

1.>てこの原理で笹の根を引きづりだそうてした



回答
1)一般的には、田んぼなどの掘り返しに使用されている鍬ですね。

2)正常な使用法
通常、掘り起こしは、エイヤーで突き刺し、手前に引っ張ることで、土のせん断抵抗を切って土が掘り起こされますね。このときは、刃先の部材について、引張力が自分より反対側に生まれますね。これに対して抵抗できる構造に歯が焼入れされていますね。これが正常な使用方法です。

3)誤った使用法
今回は、てこの原理で、柄を自分より逆方向に押して、土のせん断を切ろうとされたのですね。このとき、歯の部材には、自分側に引張りが発生しますね。部材の逆側に引っ張り力が発生し、一定以上になった場合は、部材はは耐え切れず破壊しますね。でもよくやることですね。楽ですからね。
ただし、大きな力でない場合は破壊しないわけですね。

4)粗悪品云々・・・もありますが、まず使用方法ですね。通常2年くらいの保証がついている場合もあります。当時の資料などで確認してください。又メーカーがわかれば、ダイレクトに写真経過をつけて交渉ですね。

7)竹林、最初の荒地の伐根、固い土地の掘り返しは、一般の鍬の形をした、大きなが約3分の1(長さ25cm幅7cm厚さ15mm)位の鉄板の厚いものを使用しますね。大中小とありますね。
一般的には、無垢材(鉄)でできていますね。非常に頑丈で柄は折れたり追われても、歯はびくともしませんね、農村では3代4代と使用していますね。

8)価格だけでないですね。むしろ中古品、田舎「でもの、年代もの」がいいですね。探すのは大変ですが。でも探すのもいいことですね。縁が広がりますね。

9)当方も遺品で4代目を使用していますね。
「ふた振りで裂けた備中鍬の歯」の回答画像2
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この回答へのお礼

図まで書き添えて下さりありがとうございました。
実家にあった数十年物の鍬は、柄こそは消耗品なれど、歯のほうは何をやっも曲がる気配すら感じない丈夫なものだったもので、使い方についてあまり気にしたことありませんでした。

今後は気をつれたいと思います。

お礼日時:2010/08/30 08:46

笹がどの程度生えていたのか分かりませんが・・・



まず、使う道具が違います。
笹の根は丈夫です。
掘り起こそうとしても無理です。
唐鍬などで根を切断してやらなければなりません。
http://www15.ocn.ne.jp/~trkfa/sub1/sub2/sub3/tan …

ホームセンターは、”素人向け”の製品も多いですね。
外見は同じでも、”ホームセンター用の製品”もあります。
プロの人もホームセンターを利用しますが、使い方を心得ています。
耐久性やそこそこの性能を求めるなら、それなりの店で買わなければなりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
最終的には、耕耘機(50ccくらいのミニ)を投入し、笹根を破砕させることにしました。

1時間かけて1畳分くらいしか進まず・・・
雨が降って土が柔らかくなってから作業再開としたいと思いました。

お礼日時:2010/08/30 08:49

金属材料、熱処理に関係した業界の者です。



写真から解かる範囲ではありますが、破断のしかたで最も考えられるのは、

1、地鉄に鋼が鍛接された物であれば、鋼と地鉄との鍛接不良

2、全鋼(全体が鋼で出来ている)製であれば製鋼時の欠陥

と考えられます。

1の場合は鋼と鉄を鍛接(鋼と鉄を鍛えて張り合わせる)する際に、きちんと鉄と鋼との接合が完成していなかったことによるものです。不純物の排除、適切な加工時の素材の温度の維持が出来なかった時に発生します。鍛接というのは金属加工の分野では非常に高度な技術なんですよ。

2の場合はもともと、製鋼所で作られた鋼材(鋼、及び利器材料)がキチンとした管理がなされていなかったために、圧延などの過程で温度が不適切であったり、材料内部に不純物(金属酸化物など)が集積し、剥離しやすくなった事が考えられます。比較的、海外の技術の低い工場で生産された製品によく見られ、鋼材を使用する業界ではしばしば問題にされます。

基本的に、1、2いずれの場合も、瞬間に大きな力や衝撃が加わった場合、こう言う壊れ方をしないような製品管理、処理がなされているのが普通です。

視点を変えると、これは日本の工業技術力の衰退による結果でもあります。日本の工業界で利益を優先するあまり、キャリア育成や後継者育成が後手に回り、また、安易に海外の材料に依存するようになった、或いは、海外の工場で生産するようになった結果とも取れます。

質問者さんだけが全て悪いわけではなく、今回は痛みわけというところでしょうか。
前の方々が仰るように、開墾、重耕作業にはより適した唐鍬やツルハシ、太い根は鋸などで切断しながら作業をすすめるようにしたほうが宜しいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
こんな見にくい写真で申し訳ないです。

鋼材の種類までは素人なゆえ分かりませんが、裂けた状態から見るに2種類の鋼材が張り合わていることが分かりました。
約15mmくらいの厚みのうち、手前3~4mmと奥側10~12mmと、明らかに材質が違うぽいです。

手前が固い鋼材で奥側が柔らかい鋼材?な気がしまして、手前側の薄い方が張力に負けて破断したぽいです。
買ったホームセンターで新品を見ても、2種類が合わせてあるとは見えませんでした。

なんでこんな凝った?作り方をするのでしょうか。
昔の鍬と同じく1種類の鋼材で作れば良いのに・・・と感じました。

お礼日時:2010/08/30 08:54

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