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なんでこんなに急に円高になったのですか?
中学高校生にもわかるように説明していただけたらうれしいです。。

A 回答 (6件)

アメリカが、ドルをじゃんじゃん刷っているからです。



■アメリカのドル供給量推移

年-月    通貨供給量(10億$)
1980      115
1990      246
2000      531
2005      723
2008-10   1,130
2009-10   1,936

元々ドルが大量に出回っているので、世界は金余り状態です。
中国は更に激しく人民元を刷っていて、製造工場から人民元を大量空輸してます
他にもポンドも同じく大増刷中で、増刷していないのは、ユーロと円位です

先日、アメリカは金融緩和を宣言しました。=ドル増刷
これは、アメリカ経済が不調であることが理由で、ドル及びドル建て金融商品(株・債券など)から他の金融商品へと資金の流れを誘発します。
ドルが下がることを意図した発言であり、当然資金は他へ向かいます

一方、ユーロはギリシア他4カ国の財政不安で来年もデフレ確実。
ユーロはじりじり下がってます。
こうなると資金は、資源か円に向かいます。

石油は既にかなり上がっていて、米欧日ともデフレですからこれ以上は上昇期待感が余りない
鉄鉱石や食糧もやや落ち着いてますから同じく期待薄
すると、流通量が少ない円は、狙い目です。少し資金が向かうとすぐ価格が上昇し、利益を得られますから、投機資本は殺到します

問題は円がある程度行き着いて下がり始めた時です。
その時にアメリカ経済が持ち直して、株価などの上昇期待が持てないと、資金は恐らく石油など資源に向かうでしょう
日本は外的要因でインフレに苦しみます
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 ここ20年、金融自由化といって、世界中の国が他の国の資産を自由に売買できる状況が、どんどん進んできていました。

 

 そのような状況のもとで、アメリカのブッシュ前大統領が、イラクやアフガニスタンの軍事費・その他のテロ対策に、大量に借金をして、どんどんお金を使ったので、アメリカの景気が刺激されて、土地や建物・会社の株式などがどんどん値上がりしました。
 ヨーロッパの国は、どんどん値上がりするアメリカの資産を、儲かると見て大量に買い込んでいました。

 それに対して、日本は
1、「1990年」のバブル崩壊以後、値上がりするからと言って資産を大量に買い込むのは危険ということが一般化していたことと、
2、1997年11月山一証券が自主廃業し、1998年10月、日本長期信用銀行が破たん、同じく12月に日本債券信用銀行も破たんし、大手金融機関の破たんを受けて、1999年3月31日に整理回収銀行(=公的機関)が優先株式を取得する形で、大手以下の主要銀行に公的資金の導入を行うという、金融危機策を実施しました。
 アメリカのバブル発生時点では、多くの銀行がその公的資金の返済がまだ終わっておらず、積極的に海外資産を買える状況ではありませんでした。

 アメリカ経済のバブル崩壊は、アメリカやヨーロッパの金融機関・企業に大きなダメージを与え、お金が足りない状況となったので、アメリカやヨーロッパの各国は、大量のお金を供給して金融機関・会社が潰れるのを防ぎました。
 その結果、日本のお金(=円)の量があまり増えていないにもかかわらず、アメリカやヨーロッパの各国のお金(=ドル・ユーロ)が増えました。

 そうすると、同じ価値の商品を買う場合に必要な金額は、円の場合あまり変わらないのに、ドルやユーロでは、沢山支払わないといけない(=インフレ)状況となりました。
 つまり、ドルやユーロに比べて、円の価値が上がったわけですから、円高と言うことになります。 
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米国を中心としたバブル経済の崩壊で、米国経済不振とヨーロッパ経済不振の高まりが根本にまずあります。



ここ最近の急激な円高は、米国経済が悪化傾向にあり、米国中央銀行総裁が今後も金融緩和を積極的に行う旨の発言をしたからです。
その結果ドル円相場においての急激な円高となったわけです。加えてEU圏も似たような状況ですから、ユーロ円での円高という流れも以前つづいているという状況です。

また日本は実のところ打つ手なし というよりも球切れ寸前の状態なのです。0金利政策の先駆者が日本ですから。今回、マーケットとマスコミの煽りなどによって日銀が30兆円へと枠を広げましたが、効果はほとんど出ていません。つまり無駄にたまを使ったような状況です。思惑が先行しているような市場においては過去の最高値や最安値の数値へと心理的に誘導される傾向があります。その為、79円などのラインへの突入も意識しておかなければいけない状況で、日銀などとしてはそういう場面で大胆にいくつかの政策を組み合わせて行なったほうが効果的と見ていたと思われますが、それを許さない社会的なプレッシャーに負けて今回の緩和政策へ促されたという状況でしょう。

加えて菅直人民主党が緊縮財政、財政健全化路線を目指そうとしていることも大きな要因の一つです。こんな状況下で財政健全化を目指せば財政は健全化するどころか悪化へ向かってしまうにも関わらず、その理解がないため菅直人政権は橋本内閣的な思考で政権運営を行っているといった状況です。
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あ 画像間違えたw

「なんでこんなに急に円高になったのですか?」の回答画像3
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まぁ・・・一言でいうなら・・・


『民主党が馬鹿だから』

 →日銀に対し上手く主導権我握れない
 →協調介入ができない
 →ドル円の買いを支えてきた個人投資家に対し(レバ規制など)で円高を進める
 →そもそも為替に対し知識が無い
 
 【歴代財務大臣の職歴】
 ・自民党
  宮澤喜一   大蔵省秘書官、経済企画庁長官、通産相、外相を経て財務大臣
  塩川正十郎  運輸大臣、文部大臣、内閣官房長官、自治大臣を経て
  谷垣禎一   科学技術庁長官、金融再生委員会委員長、国家公安委員会委員長を経て
  尾身幸次   通商産業省、経済企画庁長官、沖縄及び北方対策担当大臣、科学技術政策担当大臣
  額賀福志郎  産経新聞、防衛庁長官、経済企画庁長官、経済財政政策担当大臣
  伊吹文明   大蔵大臣秘書官、文部科学大臣、労働大臣、国家公安委員会委員長
  中川昭一   農林水産大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(金融担当)
  与謝野馨   文部大臣、通商産業大臣、内閣府特命担当大臣、内閣官房長官

 ・現・財務大臣
  野田佳彦   家庭教師、都市ガスの点検員、私設教育相談所長、青年政治機構副幹事長、財務副大臣


 諦めて日本崩壊をまつしかないですなw
「なんでこんなに急に円高になったのですか?」の回答画像2
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米国人


 「あぁ銀行ガンガンつぶれちゃうよ、国内では安心してお金を預けれない
  そうだ日本の銀行はまだ健全だ。ドルを円に買えて預けよう」
   → 円高進行
 
欧州人
 「アイスランド破綻したし、ギリシャもスペインもヤバイ。ユーロやばいな。
  そうだ日本の銀行はまだ健全だ。ユーロを円に買えて預けよう」
   → 円高進行

米国(中央銀行FRB)
 「米国景気が悪いなぁ、でも物の価格を下げるのはヤバイしドルいっぱい刷ろう」
   →さらに円高進行

欧州(欧州中央銀行ECB)
 「欧州景気が悪いなぁ、でも物の価格を下げるのはヤバイしユーロいっぱい刷ろう」
   →さらに円高進行

日本政府
 「円高?そんなもんはどーでもいい。もうすぐ代表戦なんだ。そんな事は後回しにしろ!」
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201008/2010082400795

日銀
 「物の価格はさがってるけど、お札をいっぱい刷った前例が無い。だからやらない」
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