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イスラエルは国家の成り立ちから本来承認されるべきではない国家(実際アラブ諸国の大半が承認していない)だと思います。にもかかわらず多くの国から承認され、国連加盟も果たしたのはアメリカとかイギリスがごり押ししたからなのでしょうか?

A 回答 (6件)

 まず、誤解を解くために指摘しておきますが、


国家の構成要件において、国家承認が必須であるという「国家承認説」が絶対的なものではありません。
(モンテビデオ条約1条から見れば必須と思われるが)

そして、重要なこととして、イスラエル建国は、
1948年の建国宣言によって成立したものではなく、国連総会決議181を受けて、イスラエルが民族自決の政治原則から国際法的に独立が認められたと考えるものです。
 簡単にいえば、英国植民地だった地域が、突如、分離独立したものです。
イスラエルの承認の経緯は国際法的に不当な手続きがあったわけではなく、一般国際法の一般的経緯で成立したと言える部分が多いわけです。

 ちなみに、国連加盟については、国連総会決議で幾度も確認されていますので、英米の圧力は確認できません。もし、英米の圧力ならば、ソビエトなどの東側諸国が反対するはずですから・・・
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この回答へのお礼

詳細な点までありがとうございます。

お礼日時:2010/10/07 17:54

イスラエル建国は、欧州ユダヤ財閥ロスチャイルド(ゴールドスミス)が深く関わっていた。


建国まではロスチャイルドが関わっていたので、アメリカのユダヤ財閥ロックフェラーがロスチャイルドを妨害した跡も見られる
建国後は、ロックフェラーがイスラエル支援に周り、ロックフェラー傘下の有力企業がイスラエルに研究所を構える
両家は同じユダヤ財閥だが、対抗する関係で覇権争いをしている

問題はヒトラーの反ユダヤ政策。
ヒトラーがユダヤの血を引いていたともいわれるが、今のところ確証がない。
だが、ナチのロスチャイルドに対する姿勢は違っていた。
ロスチャイルド家の当主等を逮捕に向かうが、ナチに用はないといわれると引き帰したりもしている
再び逮捕に向かって拘束するが、食事が終わるまで待てといわれて、食後の煙草をゆうゆう吸い終わるまで逮捕を猶予している
拘束したルイス・ロスチャイルドをウィーンの「メトロポール・ホテル」に移す。
ナチのNo2、ヘルマン・ゲーリングは、ルイス・ロスチャイルドにヴィトコヴィッツ製鉄所と引き換えに釈放を持ちかけるが、ロスチャイルドは拒否
株式をイギリスのネイサン・ロスチャイルドが設立した「アライアンス保険」名義にしていた為、実力制圧していたがナチは手が出せず。
結局、ナチはロスチャイルドを釈放して、製鉄所を高価で買い取らされる。
収容所送りにガス室にまで送られた他のユダヤ人とは明らかに違う扱いである

当初ロスチャイルドは、ナチスを支援していた
その意図は、ユダヤ人を排斥して欧州から叩き出す事だといわれている
パレスチナへユダヤ人を帰還させイスラエルを建国する為だと
この為に資金提供していた証拠が次々に出て来ている
頑迷なユダヤ教徒は恐ろしい。
確定ではないが、聖書に書かれた、ユダヤ人のエルサレム帰還を実現する為にどうやら動いていたらしい傍証が出てきつつあるのだから。
虐殺までは意図していなかっただろうが、反ユダヤ主義でたたき出すという発想はどうやらあったらしい
目的の為には手段を選ばないという感じ

ユダヤ人の帰還の動きは第2次世界大戦より前から始まっていたが、顕在化したのは戦争前後である
ユダヤ人のエルサレム帰還が始まると、アメリカは突然スイッチが切り替わる
ユダヤ人の帰還支援、そしてイスラエル支援に
アメリカ政権は、国内のイスラエル人票が欲しいからだという人もいるが、アメリカ国内のイスラエル人は2%しかおらず、しかもその半数は穏健派で強いシオニズムには否定的
これでは根拠にならない

聖書は繰り返し、ユダヤ人のエルサレム帰還を記述している。
そのうちの一つ
「わたしは生きている。――神である主の御告げ。
 ――わたしは憤りを注ぎ、力強い手と伸ばした腕をもって、必ずあなたがたを治める。

 わたしは、力強い手と伸ばした腕、注ぎ出る憤りをもって、あなたがたを国々の中から連れ出し、
 その散らされている国々からあなたがたを集める。」(エキゼルの書20)

終末の前ぶれであり、終末にイエスキリストが再臨し、死んだキリスト教徒と生きているキリスト教徒を天に揚げるという。
これが「揚挙(けいきょ)」であり、キリスト教のクライマックス

アメリカは終末の前ぶれである、ユダヤ人のエルサレム帰還が本格的になった時から、急変し、ユダヤ支援に動く
世界で最もキリスト教が深く染み込んだ国はどこか?それはアメリカ。
未だに国民の20%程が、週末に教会に通いミサを受ける国。こんな国はどこにもない.....
欧州はそれに準じ、バチカンと法王を頂く
特にアメリカは、キリスト教右派が多く、聖書の象徴的な出来事・行いに熱狂する
イラク侵攻、その後の駐留で実証済み

キリスト教徒にとって、終末にはユダヤ人がエルサレムに帰還し、そこに居なければキリストは再臨しない。
ユダヤ人が好きか嫌いかは、関係ないのである。
キリストもマリアもユダヤ人ならば、キリストを処刑するように迫ったのもユダヤ人であるから
キリスト教徒にとっては、エルサレムにユダヤ人が居なければならない。
故にユダヤを再び散らそうとする勢力は阻止せねばならない
ユダヤにとっても聖書は重要な聖典の一つ。同じ思想が根付いている

西欧人にとって、キリスト教は価値観の原点であり、生活の基盤である
あのナチスも鍵十字=十字架のマークをつけた20世紀の十字軍を意味する

聖書を強く信じるが余り、その記述を実現しようとする人たちも間違いなく居るのも現実
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>アメリカとかイギリスがごり押ししたからなのでしょうか?



そんな単純なもんじゃありません。複雑な各国の国家事情と思惑が絡んで、イスラエル過激派がかき乱した結果です
しかもどうやら、ユダヤ資本が画策した後もうかがえ、同胞を苦境と死に追いやってでも目的を完遂しようとした後が伺える内容です

各国の状況を主要なものから上げれば

■イギリス
  3枚舌外交で、ソビエト・アラブ・ユダヤにそれぞれおいしい話(独立など)持ちかけて国益を得ようとした。
  ユダヤはその気になって、イギリスの信託統治領であったパレスチナに移住しようとした。

  第2次大戦のドイツの収容所で生き残ったユダヤ人達が、パレスチナを目指そうと大挙船での移民に押しかけたところ、散々妨害して、キプロスの収容所に送った為収容所が満杯
  ユダヤ人5千人弱が船で移住しようとすると巡洋艦・駆逐艦7隻の艦隊で体当たり妨害、発砲までした。(英国の臨検隊はユダヤ難民に海へ投げ込まれた)
  挙句、フランスが難民受け入れの意思を示したので、難民の船をマルセイユへ移送
  しかし、ユダヤ難民が24日間抵抗して、下船拒否したら、なんと、ナチの収容所の生き残りであるユダヤ難民をドイツの収容所へ移送した。
  これが決定的で、国際世論はイギリス政府へ批判的になり、ユダヤ難民達に同情的になった

  国連に於けるユダヤ難民の処遇を決める決議(181号決議、ユダヤとアラブにそれぞれパレスチナの地を与え建国を認める。ユダヤに有利)には、ふてくされて棄権した。
  ところがイギリスが宗主国だった、カナダ、オーストラリア、ニュージランド、南アフリカ連邦などはイギリスの呼びかけを無視して賛成に廻った。イギリスへの面当て。

  イギリスは、一連の騒動の中でユダヤ人過激派の憎悪の対象であり、激しいテロ攻撃を受けており多くの死傷者を出している
  一方、イギリスは、ユダヤ人過激派の取り締まりに躍起で、数千人を逮捕している

■アラブ諸国
  特にオスマントルコ帝国に支配されていたアラブ人は、イギリスを信じて独立できるものと考えていた
  イギリスはトルコを攻撃する為に、支配下のアラブ人達に甘言していた

  パレスチナのアラブ人たちは人種的に、ユダヤ人と同根。宗教以外は同じ人種といっていい
  太古から、ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒が混在していた状態で、ユダヤ難民には当初同情的でもあった
  難民をかくまったり受け入れたりもしていたが、ユダ人の難民が増えるにつれ、危機感を抱き差別や排斥の動きも見られるようになった

  国連181号決議(パレスチナをユダヤ領、アラブ領に分割してエルサレムを国連の管理下に置き、6ヶ月後にイギリスのパレスチナ撤退)には、拒絶感を示し、イスラム諸国はこぞって反対に廻った
  しかし、賛成33、反対13、棄権10で可決され、猛反発。

  翌日からアラブのテロが続き、ユダヤ人を殺傷した。12日間で32人のアラブ人と79人のユダヤ人が死亡
  ユダヤ人に対するジハードを宣言、イギリスにも闘争を宣言した

  それ以上関わる気が無かったイギリス軍は、6ヵ月後と定められた期限を勝手に3ヶ月前倒しして、パレスチナから無責任な撤退をした。
  撤退の日が1948年5月14日、同日イスラエルが独立を宣言したのに対し周辺アラブ国家は進軍し第一次アラブ戦争勃発。
  国連の停戦勧告をアメリカが再三妨害して、イスラエル有利に仕組んだが、エジプトへのイスラエルの侵入に対してイギリスが恫喝、最後通牒を突きつけた為、イスラエルは停戦した。
  数で5倍強と圧倒していたアラブ連合軍はお互いの国に不信感があり足並みが乱れて敗戦
  以後4度、アラブとイスラエルは戦争を繰り返す

  第2次中東戦争は、エジプトのスエズ運河国有化宣言に反発して、イギリス・フランスがイスラエルを支援してエジプトと戦わせ、イギリス・フランスは仲裁名目でスエズ運河に進軍した
  しかし、ソビエトとアメリカが3国を非難し、反対に廻った為国連停戦決議を受け入れイギリスとフランスは撤退した
 
  以後の戦争はアラブを支援するソビエトとイスラエルを支援するアメリカ・イギリス・フランスの代理戦争でそれぞれ武器を供給した

■ソビエト

 ユダヤ人には差別的で、厄介者と考えていたソビエトは、ユダヤ人を国内から追い出す為に、国連181号決議に賛成して、パレスチナへのユダヤ入植・建国を認めた
 第2次中東戦争以後は、西側との冷戦から、代理戦争としてアラブを支援した

■その他欧州諸国とアメリカ

 181号決議にはイギリスが棄権、ユーゴはイスラム教住民がいる為棄権、他の欧州諸国とアメリカは全て賛成に廻った
 
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実際にはもっと複雑で、アメリカもイギリスも実際に「妨害工作」をしたのですが、結局は止められなくて国内のユダヤ人勢力に抗しきれずズルズルと………。

--;
映画では「栄光への脱出」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%84%E5%85%89% …
てな感じで、やったもん勝ち。
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その通りだと思います。


朝鮮人が日本に乗り込み、日本人を叩き出して
土地を奪い、その結果、日本人が難民になったら
どうでしょう。
テロでもなんでもやると思います。
同じことをパレスチナでやったのがイスラエルです。
こんな非道がまかり通るのが国際政治の怖いところです。
それはさておき、どうしてイスラエルが承認されたのか。
1,ナチスに600万虐殺された、と宣伝し、世界世論を味方につけた。
2,アメリカの金玉をしっかり握ることができた。

イスラエルは、2000年前はユダヤの地であったことを
理由としていますが、そんなこといったら、アメリカは
インデアンの土地でしょう。
北海道はアイヌの土地です。

しかし、私は、イスラエルを批判するよりも、
その戦略、戦術の見事さに、学ぶべきことが
多いと思っています。
理はアラブにあるが、情はイスラエルにあります。
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この回答へのお礼

>しかし、私は、イスラエルを批判するよりも、
>その戦略、戦術の見事さに、学ぶべきことが
多いと思っています。
>理はアラブにあるが、情はイスラエルにあります。

確かにパレスチナからユダヤ人が散り散りになってほぼ全滅したところに乗り込んで行きましたものね…。

お礼日時:2010/09/02 18:42

そうです。

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