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会社で保管してる在庫製品が水の塗れて売れなくなってしまいました。

ある雑貨(製品Aと製品B)を会社で保管しています。
先日、保管場所で水をこぼしてしまい、製品A、Bともに濡れてしまい、変色してしまいました。
このため、もう売り物にはならないため、破棄するしかないと考えてるのですが、仕訳について質問です。

仕訳上ではどのタイミングでどのように仕訳をすればいいのでしょうか?

製品Aは、他社から仕入れた既製品。(仕入時、仕入高で計上)
製品Bは、材料だけ他社から仕入れ、加工は外注に依頼(材料は材料費で計上、加工は外注費で計上)

です。

一般的にどのようにするものなのでしょうか?棚卸しの際に評価して計上するのでしょうか?

A 回答 (3件)

>一般的にどのようにするものなのでしょうか?棚卸しの際に評価して計上するのでしょうか?



在庫製品の価値が劣化したために、それらを廃棄する場合であっても、特別の会計処理は行いません。当期末に実地棚卸をすることにより、廃棄された製品は自動的に当期の売上原価に算入されることになります。これが一般的な方法でしょう。


しかし、この方法では売上総利益率が不自然に悪くなるから廃棄した製品は売上原価から除外すべきだという考えもあります。その場合の会計処理を説明します。

劣化製品が発生したタイミングで(水をこぼした日)、
〔借方〕棚卸資産廃棄損☆☆☆☆☆/〔貸方〕他勘定振替高☆☆☆☆☆

※☆☆☆☆☆は、
・製品Aの場合は仕入金額です。
・製品Bの場合は材料費と外注費の合計額です。
※他勘定振替高:売上原価の控除項目です。
※棚卸資産廃棄損:今回廃棄した製品の金額が、毎期、発生する廃棄損の金額と同程度ならば、この棚卸資産廃棄損は営業外費用に計上します。しかし毎期、発生する廃棄損の金額よりも大きい金額ならば、この棚卸資産廃棄損は特別損失に計上します。


劣化製品が発生したら直ちに廃棄すべきですが、廃棄処分が遅れて決算日に残っていた場合は、棚卸では劣化製品を外して下さい。
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仕入た商品を廃棄する場合の仕訳は、仕入から直接振替える方法


借)雑損失 100 /貸)仕入など 100

あるいは仕入勘定から間接的に振替えて表示する方法
借)雑損失 100 /貸)他勘定振替高など 100
があります。いずれにしても、商品を廃棄した時に処理をしなければなりません。

なお、廃棄商品がある場合はその分費用が多く計上されますので、税務調査の際に廃棄の事実を客観的に証明できるように、稟議書等を作成して、種類、数量、破損品等の写真、廃棄業者等の証明できるものを準備しておくことが肝要です。
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処理は期末までにということで、処分を決定した時でも、期末でも結構です。



経理処理ですが、
製品Aは仕入商品ですね。その場合は
  商品廃棄損   999/ 商品他勘定振替高   999

製品Bは自社の製造品のようですから、製造原価の払い出しの処理になります。

  材料廃棄損   999/ 材料他勘定振替高  999 材料部分
  仕掛品廃棄損  999/ 仕掛品他勘定振替高 999 加工中の部分(材料費+外注加工費)
 これが正しい処理ですが、簡便法としては

  材料廃棄損   999/ 材料仕入高  999 材料部分
  仕掛品廃棄損  999/ 外注加工費  999 外注加工費部分

という方法でも可能です。
製造原価報告書を適正に作成するには最初の方法になります。

廃棄損は棚卸商品廃棄損で統一しても良いでしょう。これは営業外費用か金額的に大きい場合は特別損失にします。
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