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冷媒の蒸発温度が変わるメカニズム

蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて、蒸発器に送風する風量を上げれば蒸発温度が上昇するメカニズムを教えてください。

私は、蒸発器の空気側熱伝達率が上昇し、蒸発潜熱が増えるからと考えたのですが、潜熱の際、冷媒の圧力と温度は一定なので矛盾しているときずきました。

なぜでしょうか。

A 回答 (1件)

>蒸発器に送風する風量を上げれば蒸発温度が上昇する


機械式冷凍機のメカニズムを間違って理解されているようはので、もう一度「教科書」をお読み下さい。
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この回答へのお礼

doc_sunday様

勉強し直しました。
以下で問題ないかをご査証願います。


ファンの風速を増やす前、蒸発器出口まで液冷媒が蒸発している、ことを仮定します。

蒸発器に送風するファンの風速アップ→蒸発器の空気側熱伝達率アップ→冷媒が蒸発器周囲から奪う熱量増加→より多くの冷媒が蒸発しきる→蒸発器の中間の位置で液冷媒が蒸発しきる→圧縮機吸い込みまで冷媒蒸気が顕熱により温度が上がる→冷媒蒸気の密度が高くなる→圧縮機動力が増える→凝縮器入り口温度が高くなる→凝縮器での放熱量を同じとすると凝縮器出口での冷媒の温度と圧力が高くなる→キャピラリチューブの2次圧を同じとすると凝縮圧力が高いので、減圧後の圧力も風速を増やす前より高くなる→圧力が高くなれば沸点も高くなる→蒸発温度が高くなる。

以上でよろしいでしょうか。

お礼日時:2010/09/18 11:39

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