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建築会社の経営不振で別会社に引き継がれる。注意点は?

私は夫婦2人で自営業を営んでおります。
今年2月末に、私たちでも手が届きそうで大変良い立地の土地がポッとでました。

現在は自宅も店舗も賃貸で、2重に家賃を支払っている事や、店舗の設備上の事情などで店舗付き住宅を建てることにしました。

土地は無事に購入する事ができ、沢山の建築会社を見比べた後、建築会社A社と契約しました。
(A社は大手ではありませんが、昔からやっている小規模の会社です)
申し込んだローンは、土地と建物で2回に分けて申し込むというもので、中間金が出ないので中間金をなしにして欲しいと交渉し、契約金300万円という形で条件を飲んでもらいました。

中間金を支払わないので、完成保証制度には加入しませんでした。

最初は順調だったのですが、担当の設計さんが辞めたのをきっかけにだんだん会社の対応がおかしくなっていきました。

営業さんの仕事は不備が多く、そして2ヶ月後に辞めました。
その後担当をたらい回しにされ、やり取りの中で、殆どの社員さんが辞めてしまうことになっているとわかりました。

工期は大幅に遅れ、7月末に着工と言っていましたが、2ヶ月経った現在も未着工です。

問いつめた所、経営状況が悪く大幅なリストラを行っていることを話してくれました。

住宅ローン減税や、店舗の移転の関係などで、12月中頃までに引き渡しの約束で進めていたのですが、もう現在は諦めモードです。

着工が遅れた理由は、もちろん人手不足でこちらの仕事に手が回らなかったこともあるでしょうが、一番大きいのは構造計算に手間取ったということです。事後報告で構造計算を2回やったと聞きました。

工期の遅れは、資金繰りが悪化してという訳ではなく、作業の不手際が大きいそうです。
(ホントか嘘かわかりませんが…)

そこで、工期を新たに決め直そうということになり、契約書を作成し着工を急がせたのですが、A社の担当者はこの契約書はとりあえず保留し、私たちには話さず独自に別の建築会社B社に私たちの物件を引き継いで欲しいと交渉していたようです。

全てにおいてほとんど事後報告ですが、これも後から聞きました。しかし、沈みかけた船に乗っている私たちにとっては、健全に営業しているB社に工事を引き継いでもらえることは大変ありがたく、また安心です。

輸入住宅なので、輸入部材のみA社が調達することになっています。
それをB社が施工し、アフターフォローもB社がやってくれるそうです。

支払いのことも、融通を聞かせてくれるようなので問題はなさそうです。

ここで、ほっとした気持ちの反面漠然と不安になりました。
何か見落としているのではないか…と。

それが何かはわかりません。ただ、突然振って湧いたような話で、いきなり紹介されたB社が、私たちのことをどれだけ配慮してくれるか不安です。

また、工期が遅れて損害を被るのは私たちですが、B社には、急ぐ義務などありませんよね。
B社は私たちと何の約束もしていないし、義理もないわけです。
だからと言って、年末に間に合わなければA社に損害を請求できるのでしょうか?
(経営悪化を理由に断られるのが頭に浮かびます…)

実は、これは大失敗だったのですが、A社との契約書には竣工の日付が記入されていません。
上手くごまかされてしまったんです。後から気付きがっかりしました。

ただ、A社の姿勢としては、最初の約束があったことを認めています。
何度も言葉で謝罪を受けていますが、工期を伸ばす件に関しては、私たちに何の補償もなしに、工期の延長を求めてきました。

上手くまとめられず、だらだら書いてしまって申し訳ありません。
私が皆様にお助け頂きたいのは、

(1)A社からB社に引き継がれる際、確認しておいた方が良い事や注意した方が良い事、あらかじめ書面で
約束した方が良い事などがあるのかどうか?

(2)引き渡しが年末に間に合わなかった場合、A社に損害を請求することができるかどうか。
あえてしない方が良いという意見の方がいらっしゃれば理由をご教授下さい。

【情報】
2X4 木造3階建て 輸入住宅 狭小店舗付き住宅 夫婦2人で住みます
住宅ローン減税を受けたい B社は輸入はやっていなさそう 引き継ぎ後もA社とは連絡可能
B社は在来と2X4両方やっている

着工を急ぎたいので、すぐにでもB社との契約に進むと思います。
何卒、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

まず最優先に考えなければならないのは、B社で本当に完成するのか?でしょう


一般の部材なら良いのですが、輸入住宅のフランチャイズなどの部材は、加盟業者にしか手に入りません
A社が本当にまだ部材を仕入れできる状態なのか?
総額が幾らなのか不明ですが、3階建てならば金嵩も張り、支払済の300万は相対的な利益の一部の先食いでしょうから、部材さえ入れば残りの金額で完成することは可能でしょう。
察するに、部材納入も既に現金払い扱いになってしまっており、B社が建て替え支払い納入させるのではないでしょうか?
この辺りは、隠されると余計に心配になります。隠さずに事情をすべて話してもらって判断しましょう。
尚契約書ですが、新たに・・・はお勧めしません。以前の現契約書をBが引き継ぎ、変更事項として新たな工期や引渡し日を約定し、当初の仕様通りに建てて貰う事です。
の連帯保証人には、A社も押印してもらいましょう。
A社への損害賠償は、引渡し後の話です。でも無い袖は振れない・・・と思いますよ。

余談ですが、どうしてもその輸入住宅でなければ駄目なのでしょうか?
安心なのは、輸入はやめて、B社に残りの金額で2×4で似たような仕様の建物が出来ないかどうか?検討してもらう。健全なB社が自社だけで建てるのですから安心でしょう。
私は不動産業で、廻りで倒産したフランチャイズの加入工務店など見て来ましたが、大概地元の下請けなどには、何とか遅れても支払います。大きく売り賭けしているのが、フランチャイズの元への支払です。
しつこいようですが、A社、B社、と3者まじえて、そこの確認は良く取られた方が良いですよ。
ここまでいったら、最初の引渡し日に拘ってみても仕方ありません。きちんと完成させてもらえることが重要です。
尚、A社のままでは建てられないのでしょうし、もしA社が建てて途中で自己破産や民事再生などの弁護士介入の手続きを行われると、現場がストップしたまま半年ほどは放置となります。
どうあれ、A社が建てるという選択肢はないものと思ってください。

誰かこの手のトラブルに詳しく経験のある不動産業者や知人などがいれば良いのですがね・・・・弁護士の先生は、どうしようもなくなってからの法的手助けなので現段階ではあてになりません。
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この回答へのお礼

沢山書いて頂いてありがとうございます。

ご指摘頂いた事、早速A社に確認致しました。
ちなみにA社は、フランチャイズではなく、部材は海外の工場から輸入しております。

部材に関してはoyazi2008さんのおっしゃる通りでした。
B社がA社に輸入の費用を立て替えて支払うという形だそうです。

契約書ですが、大筋は、「B社が現在A社と進めている建物を同じ仕様と金額で施工し、竣工後のアフターメンテナンスも行う」
ということになっています。

ここに、新たな工期の取り決めや、JIOの瑕疵保証の譲渡など、色々な要素を相談しながら盛り込むことになっています。
契約は、私たちとA・B社の三者契約であり、三者が署名捺印します。

契約書自体は新たに作ると言っていましたが、前契約書とは、仕様も金額もかなり変わっており、工期も書いていません。
前契約書を添付資料として、新しい契約書に内容を盛り込めば良いでしょうか?

それとも、「○月×日におけるA社の図面、資料に乗っ取った仕様にて建築する事」とかの文言を入れるか、
どちらがよいでしょうか?

新たに質問してしまい申し訳ありません。

どうしても輸入住宅が良いのか?という件ですが、本音を言えば「YES」です。
贅沢を言っている場合ではない!と怒られてしまうかもしれませんが、この住宅には本当に熱意を費やしてきました。
狭小住宅のため、間取りも自由にならず、外観も制限の多い中、本当にこだわり何度も燃え尽きそうになった程です。
また、サービス業のため、店舗付き住宅での営業は外観も大きな魅力になってきます。

輸入住宅に情熱を傾けた私たちにとって、シンプルモダンに路線変更することは、
「こんなんなら建てなければ良かった」という程の妥協になってしまいます。

色々と心配事は多いですが…頑張ってもらう他ありません…

きちんと完成させてもらうことは何より大事ですもんね。
夫とも話し、工期や損害の件はなんとか目をつぶろうかと話しています。

おっしゃる通りA社での施工はもう無理そうですね。

詳しい回答本当にありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2010/09/26 21:27

せっかくの新築が不況のせい?で台無しになってしまいましたね。



残念ながら口約束の工期遅れによる賠償どころか契約金も戻ってこないでしょう。
なまじ会社が倒産してくれる方が良いかもしれません。
新規に他の会社と契約できますから。

B社に引き継ぐ云々とありますがどんな契約なんでしょう?
はっきりしておかないと勝手に単なるB社の客に紹介されてしまうだけかもしれません。
バックマージンとか・・・・ちょっと怪しい気もします。


経営があやしいとのこと、着工を急ぐのは無謀な気がします。
お金をドブに捨てるようなものではありませんか?


危ないと感じたら早めに弁護士さんに相談されたほうが宜しいと思いますよ。
着工してすぐに倒産し、300万円どころか契約金額(満額)の7割近くを取られたりする可能性すらあります。
御自分の置かれた危機をはっきりと自覚されたほうが良いと思います。
何もなく竣工、引き渡しまで行くと良いですね。

悪いことばかり書きこみましたが、トラブルを乗り越えてくださいね。
良い家ができると良いですね。
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この回答へのお礼

いち早くご回答頂きありがとうございます。

B社との契約は、A社・私たち・B社の間で結ぶ三者契約です。
A社が進めていた図面や仕様等を全て、B社で施工し、アフターフォローも行うというもので、A社はその際に、
輸入部材を提供するという契約です。

バックマージンがあるのかどうかは分かりませんが…。

経営状態が危ういと分かったとき、A社の契約を解除しようとも考えました。
ですが、着工や竣工の日にちが契約書に書かれていない為、着工の遅れを理由に契約解除することができませんでした。

預けたのは契約金300万円なので、完成保証でも対象外です。

ガス・水道の敷地内引き込み工事は行ったので、この工事費や、地盤調査、設計料、構造計算などの費用を考えれば、
ここで全てを投げ捨てて契約解除を強行するより、着工を急がせて過払いを防いだ方が良いと考えました。

どちらにせよ、契約解除を強行しても多くのお金が戻る事はないと思います。

リスクは十分承知しています。
倒産したらおそらく一銭も戻らないでしょう。

そのように考えながら行動してきました。

ご指摘を頂き、今までの経緯を改めて深く考えました。ありがとうございます。
温かいお言葉、とても励まされます。頑張ってトラブルを乗り越えますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/26 18:29

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