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- 回答日時:
ごく簡潔に言えば、留置権は物の価値を把握しないからです。
留置権は、物を返さないことで、間接的に債務の履行を促す権利なので、
その物がなくなれば、権利も同時になくなります。
質権・抵当権のように、物の価値を把握する権利であれば、
ある物の価値代替物について物上代位できることになりますが、
留置権では、「その物」を返さないことに意義があるので、
その物の代わりになるものという概念はあり得ません。
ですから物上代位性が認められていないのです。
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