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インバーターでモーターの正転、逆転について
インバーターでモーター(90W)を回転させていのですが、減速時間を限りなく少なく設定して瞬時に
正転、逆転を繰り返してもインバーターやモーターに影響はないでしょうか?(回転数は最大60Hz)
正転、逆転信号はPLCで行います。正転、逆転の切り替え時間は1秒程度です。

A 回答 (3件)

90Wのモータに100Wのインバータを組み合わせて運転する場合、加速


時間と減速時間を極端に短く設定しますと過電流トリップや過電圧
トリップします。

細かい話になりますが、加速時間や減速時間がどの程度短くできる
かは、モータと装置の慣性モーメント(*1)の大きさより異なります。
(*1)回し易さ、回し難さと言われているの物理量の単位です。

次のように対策すれば極端に短い加速時間と減速時間にすることが
できると思います。

1)加速時間の問題
加速時間を短することはモータに大きな電気エネルギーを供給する
必要があるため、インバータから大きな電流を流してやる必要が
あります。
一方100Wの定格過電流容量の大きさに限りがありますので、極端に
短くしますと過電流トリップすることになります。

解決策としては大きな電流が流れても過電流トリップしない容量の
大きなインバータを適用します。
一例としては 400W か 750Wのインバータを使用します。

2)減速時間の問題
モータが高速(60Hz)で回転している状態ですと、モータと負荷装置
の慣性モーメントによる運動エネルギーが蓄えられて運転している
状態です。
この状態から急停止させますと、蓄えられた運動エネルギーがモータ
が発電機となって電気エネルギーに変換されます。
この電気エネルギーはインバータの内部内部に戻ります。
この戻った電気エネルギーを消費するための外部に制動抵抗器を取り
付ける必要があります。
加速時間に合わせてインバータ容量を大きくした場合、この制動抵抗
器もインバータ容量に合った定格の物を、別途購入して接続する必要
があります。

3)モータの仕様の問題
90Wのモータは 3相 AC200V 50/60Hz カゴ形モータ(標準モータ)と
します。
単相モータはインバータに適用できませんので注意が必要です。

4)モータの熱容量の問題
インバータ容量を大きくし、制動抵抗を追加を追加しますと加速時間
や減速時間を短くすることができますが、前述の通りモータにも大きな
電流が流れますので、温度上昇が高くなります。

特にON/OFFの運転頻度が高くなりますとモータの冷却が間に合わず
モータの巻線が急速に温度上昇することになります。
これによりモータのが巻線が焼損する可能性が高くなります。
この問題も検討する必要があります。

以上の1)~4)の内容と負荷設備(装置)の詳細と運転方法をインバータ
メーカの技術者に相談することをお勧めします。

[技術相談窓口/富士電機]
http://www.fujielectric.co.jp/products/provide_d …
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モーター回転数と機械的負荷にもよりますが、慣性が大きく働く場合は一旦ブレーキで停止後に逆転させる方法が無難です。


慣性が働いてる状態で逆転させると過電流になりますのでインバーター回路の電流容量に余裕が必要になります。
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インバーターとモーター(90W)のそれぞれのメーカ名、機種名、


形式(品番)などは、どのようなものを使用した時の質問でしょうか?

これらの記述がありませんと説明(解説)ができません。
仮に説明しても見当違いの説明になる可能性が高いと思います。
これらにつき補足をお願いします。

この回答への補足

インバーターは富士のMINIシリーズの100w用です。
モーターは三菱の・・・すみません型番はわかりません。

補足日時:2010/10/20 22:49
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