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石油化学プラントでの石油保存量・消費量について

石油化学プラントでは運ばれてきた原油をシーバースと呼ばれる輸出入口から一時的に保存タンクに保存し、保存タンクからプラントに供給されると聞きました。

石油化学プラントにもよると思うのですが一日大体どのくらいの石油が運ばれてきてどのくらいの量が保存され、どのくらいの量がプラントに供給されるのでしょうか?

A 回答 (1件)

原油を処理しているプラントは正確には石油化学プラントではなく、石油精製プラントまたは製油所といいます。



一日大体どのくらいの石油が運ばれてきているのか?

日本が昨年度に輸入した原油の量は2億1000万キロリットルで、製油所の数は28か所ありますから、平均すると750万キロリットルとなります。これを1日に直すと約2万キロリットル(12万9000バレル)の原油がひとつの製油所に運び込まれていることになります。

どのくらいの量がプラントに供給されるのか?

プラントに供給される量は原油が運び込まれている量と同じ、つまり1日あたり約2万キロリットルとなります。そうでなければおかしいですよね。

どのくらいの量が保存されているのか

これはそれぞれの製油所によって違い、一概にはいえません。原油船が入ってきたときは貯蔵量が増えるでしょうし、原油船がしばらく入ってこなければ貯蔵量は減ることになります。
例えば10万キロリットルの原油タンクを10基持っている製油所があったとすれば、貯蔵能力は100万キロリットルで、その半分に原油が入っているとすれば50万キロリットルが貯蔵量ということになります。製油所の原油の貯蔵量は大ざっぱに言えば、大体このくらいです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした、ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/04/03 18:33

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