プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

日本は借金があるのだとか。

また、円高に困っています。

もし、お札を増刷すれば、借金も返せるし、円も安くなるのではないでしょうか。
デフレになる・・・?
デフレならなおさら円安にならないでしょうか?

子供に分かる説明をお願いいたします。
子供ニュースの解説ような感じで。

A 回答 (14件中1~10件)

・なぜ、お札を増刷できないのでしょうか。



毎月
独立行政法人印刷局で、お札を増刷して日銀に納品してますよ\(^^;)...




お札を増刷しても、
それだけでは
日本国の借金も返せないし、円も安くならない。
増刷しても、新札は
日銀からは、
金融機関が持ち込む使用不能の、お札の交換分とかでないと出て行かない。

国も、日銀にある無利子の国の預金口座の分しか、おろせない。
ので、日銀が、お札増刷するだけでは国の借金は、返せない

zzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/15 08:57

お札を増刷すると、お金がいっぱいあるので、お金の価値が下がります。


2倍お札を増刷すると、今まで500円で買えてたものが、「お金の価値が下がってるので、500円じゃ足りない。だから1000円よこせ」となるわけです。給料がもしそのままだったら、今までの生活がなりたたなくなっちゃいますし、お金を貸してる銀行も1千万貸してた相手から1千万取り立てても足りなくなっちゃいます。このような社会の混乱が起きます。

なので借金は返せても一時的で、今度は借金の額が大きくなります。例えば1千万で足りてたけど、今度は物価が上がってるので2千万借りなきゃ足りないや。となります。

円も安くはなるでしょう。が、しかし、これとて1ドル=80円=チロルチョコ8個ですが、
増刷したら1ドル=160円=チロルチョコが値上がりしてて8個になります。見かけ上円安にはなってますが、中身は同じです。

増刷して一番割を食らうのは、貯金も額は減らなくても価値が下がり、下手したら給料はそのままでも物価が高くてモノが買えない庶民ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

チロルチョコが値上がりして、同じ数だけしか買えないとは。
なかなか、いい表現ですね。

お礼日時:2010/11/15 09:01

本気で日本の借金を返すほどの勢いで紙幣を増刷すると、世の中に出回るお金の量が大幅に増えます。

すると……

金持ちが増える

物が売れる

品不足になる

物の値段が上がる

それでも金持ちが多いので物が売れる

企業の売り上げが増える

従業員の給料が増える

さらに金持ちが増える

この繰り返しで金持ちがどんどん増えますが、物の値段もどんどん上がっていきます。

すると、信じられないかもしれませんが、1ドル=80円が160円になるどころか、数億円にも数兆円にもなりかねないのです。当然日本経済は大混乱に陥ります。

そういうわけでむやみに紙幣を増刷するわけにはいかないということです。

QNo.6211828でも同じような質問に同じような回答をしておりますのでご参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「金持ちが増える」というところ、金持ちになれる人には、魅力的ですね。
こどもには、自分がどちらの立場になるのか、わかるでしょうか・・・?

お礼日時:2010/11/15 09:03

子供にわかる説明、ですか。


なるほど。それでは、こんな感じで。

まずひとつ、お尋ねします。日本の国の中で、一番お金を持っているのは、どんなグループに所属する人た
ちでしょう。

「日本国政府」でしょうか。「行政機関」でしょうか。それとも、「日本銀行」でしょうか。

実はどれも外れです。日本で一番お金を持っているのは、「民間の金融機関」です。民間の金融機関が保有
しているお金の合計は、金融機関以外のすべての民間企業が持っているお金の合計よりもはるかに巨大な金
額になります。

総額で約2700兆円です。日本で1年間に消費に回されるお金の合計(GDP)が約500兆円ですから、
その5倍を上回る金額を日本の金融機関は持っていることになるのです。

例えば、日本銀行がお札を300兆円印刷したとします。で、民間の金融機関がそのお金を全部日本銀行
から借りたとします。そうすると、民間の金融機関が持っているお金の総額は3000兆円になります。

それだけの話です。

きっと多く方がこう思っているでしょう。「日本は借金大国らしい。きっと日本は、借金が返せないほど
お金が不足しているんだ」と。大きな勘違いですね。だから、きっとご質問者さんもそのように感じるの
でしょう。「何で日本(正確には日本銀行)はお金を刷らないんだ」と。

答えは簡単です。お金を刷っても意味がないからです。ただ単に日本国政府(財務省)の債務(借金)を
減らしたいだけなら、ご質問者さんがおっしゃるように、お札を印刷して、発行済み国債を日銀に買い取
らせば済む話です。それこそ、政府の借金など、あっという間になくなりますよ。

だけど、それで国民は生活が良くなった、と実感できるでしょうか。

もともと、国債は建設国債(公共工事のために発行される国債。通常1年間の税収を上回ることはありま
せんから、1年で返済が可能です)以外の国債を発行することは法律で禁止されています。赤字国債の発
行はあくまでも特別措置なのです。ですから、国債は「残高が多ければ刷ってはいけなくて、少なければ
刷っていいもの」ではありません。

残高が多かろうと、少なかろうと、刷っちゃいけないものなんです。本来なら。

きっと多くの人がこんな風に考えているんじゃないでしょうか。
「国債の残りが少なくなったら、政府は借金しやすくなるから、国民に回せるお金が増えるはずだ」っ
て。違います。国債の残りがあろうがなかろうが、国は本来税収の中で政策を実行しないといけないんで
す。

つまり、問題点は、『借金が多いこと』じゃなくて、「収入が少ないこと」。

今の日本は、はっきり言えば「金余り」であり、「物余り」という、矛盾した状況が、同時に発生してい
ます。

「デフレ」ってどんな状況か。「物」の量よりも「お金」の量が少なすぎる状態です。
「インフレ」ってどんな状況か。「物」の量よりも「お金」の量が多すぎる状態です。

銀行がお金を印刷して、日本の市場のお金の量を増やしたとしても、そのお金が民間人の手元に回らなけ
れば物価が上昇することなどありえません。今の日本の状態って、そんな状態なんです。

「政府がお金を印刷したらインフレになる」ってバカみたいに叫ぶ人たちが多くいるようですが、今現在
は「物の量(供給)」の方が「お金の量(需要)」を大きく上回っている状態です。その差額が約30兆
円~40兆円って言われています。

つまり、今の日本で、多少お金を印刷したからと言って、「インフレ」になることは100%ありえませ
ん。(もちろん、お金は対価がないと流通させられませんから、日銀がお金を刷ってばら撒いたとして
も、通貨の総量が変わるわけではありません。通貨が国債や社債として存在するか、日本銀行券として
存在するか、それだけの違いです)

むしろ今しなければならないことは、国債を印刷して、銀行から現金を吸い上げてでも、これを市場に
配布し、国民の手元に回る状況を作ること。また、同時に消費を斡旋して、非金融系の企業が進んで銀行
からお金を借りてくれるような状況を作ること。

ひいては今まで銀行の中にとどまっていたお金を市場に流すことで、物価を上昇させ、市場を「インフレ
の傾向」に導くことです。

それは日銀の役割じゃありませんよね。日本国政府の役割です。

ちなみに、銀行が保有する通貨の量が増えれば、これが外貨へ回される可能性は非常に高いと思います。
ですが、原因は日本国内ではなく、外国に存在するわけですから、為替を円安に導くほどの影響力がある
かどうかについては疑問です。

焼け石に水、となる可能性も否定できませんよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/15 09:08

まず日本がこれだけの長期停滞状態に入った原因がバブル崩壊であることを理解しておく必要があります。

90年頃の日本のバブルは不動産や株式などの資産への投機が加熱し需要も成長もない資産へ過剰にマネーが流入し集中した事が原因です。そして、バブル崩壊後には資産下落が始まったことで、実体経済を巻き込んでの長期低迷へと繋がる事態となったのです。

現在の日本経済は長らくのデフレ不況で投資先が不足しているような状態です。投資先が不足しているような状態でお金だけが供給されても、お金は金融機関に滞留するばかりで問題の解決には繋がらないだけでなく、ヘタをするとまた無意味に不動産や株式へと資金が向かいバブル状態を作り出すだけになってしまう恐れがあります。

つまり、第一に投資が増えること需要が増える事が必要とされているのです。その結果としてお金の供給が増えることが望ましいかたちなのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/15 09:09

判りやすい説明ね!


お金はそもそも何のためにあるのかというと、商品と商品をお金を介して交換する
ためです。ですからお金は商品の代替物なのです。しかしお金そのものは商品では
ないので、商品が有る、という裏付けがないと、価値はゼロとなってしまいます。
 つまりお金そのものには価値はなくて、商品があることによって、お金は流通します。
それなのに商品の量よりも多くのお金を刷っていったらどうなるか。商品をいくらのお金で
交換したらよいか判らなくなっちゃう。無用の混乱が起きますよね。混乱が起きれば
商品交換が上手くできなくなり、返って経済が悪くなっちゃう。という訳で、やたらと
お札は増刷できないんです。
 経済を良くするには商品(形あるものも、無いものもあり)を増やしてやればいいんです。
ですがただ増やしても売れません。所得が増えなければ買えないからです。では所得を
増やすにはどうしたらよいのか。それは省力化によって安く商品を作ればよいのです。
割安な商品なら所得が増えなくても買えますよね。でもよく考えてください。割安な商品
を買えたということは同じ所得で、多くの商品が買えたことと同じことですよね。ということは
実質的に所得が増えたことになります。そうなんです、デフレはゆっくりとした所得の
増加なんです。
 これを海外の人が見たらどう見えるか、額面は同じなのに買える商品は増えているのです
から円(日本のお金)の価値が上がっていると見えます。価値が上がったのだから円高になる。
というわけです。ちなみに米国はインフレでしたから、より多くのお金を出さないと、同じ量の
商品が買えなくなっています。当然ドル安となるわけです。
 最後に世間がインフレにしたがっているのは何故かと言うと、ゆっくりとした所得の上昇
ではなく、もっと早い所得の上昇を望んでいるからです。何しろ少子高齢化のスピードの
方が早いので、一人当たりの所得では逆に減少してしまうのです。今も減少しています。
でもインフレにしたからって新興国のように速いスピードで所得が伸びるわけではありません。
余分なお金を刷って、それを元に省力化投資をすればインフレになって、早いスピードで
所得が伸びるのですが、規制でそれができないのが現状です。規制を解除していけば自ずと
インフレになるんですけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

この文面、子供がそのまま見られますね。

お礼日時:2010/11/15 09:13

長期低迷に入ったのはバブル崩壊が一番の原因ではないと思います。



もちろん、バブル崩壊以後3年程度はそれまでの相場上昇の反動で株も土地も安くなったでしょうけど、本当の大きな理由は、1994年に中国が為替を引き下げたことが大きいと思います。

そのため、日本企業がこぞって中国へ進出し、工場用地が売却されて土地価格が低迷するとともに、雇用も流出して日本人の所得が下がって景気が落ち込み、それがさらに土地の値下がりを生み、土地を担保にして資金供給していた銀行貸出が土地価格の低迷によって減少してしまい、さらなる景気悪化を招くという悪循環に陥っています。

おまけに、中国から安い製品が入るので、さらにデフレが加速されるようになりました。

諸問題の多くはバブルの崩壊よりも、中国にあると思います。

>もし、お札を増刷すれば、借金も返せるし、円も安くなるのではないでしょうか。

その通りなのですが、問題があります。

例えば、現在、世の中にあるお金が1000兆円だったとしましょう。じゃ、借金が1000兆あるので、これをお札を刷って返したとしましょう。

すると、世の中のお金の総量は2000兆円になるわけです。ちなみに、お金が早く回ると景気が良くなり物の値段も上がる傾向にあります。お金の回りが遅くなると、景気は悪くなります。

1000兆と2000兆では、どちらがこの回るスピードをコントロールしやすいと思いますか?

1000兆の方がお金の動きをコントロールしやすいですよね。このコントロールをしているのが、日銀であるわけです。つまり、景気が加熱してくると、金利を即座に上げても間に合わない事態も想定されますし、その逆もあるわけです。こまめにやればいいじゃん。たしかにそうですが、そんなにうまく行くとは思えません。

インフレを問題視する声は大きいのですが、それはとりもなおさず、コントロールの問題です。むやみにお金を刷れないのは、そういう事情があるからです。

ただし、1000兆なんてお金をすらないで、500兆くらいだったら、コントロールは可能かもしれません。あるいは、100兆くらいなら大丈夫かもしれません。新たに刷る量次第ではあろうと思います。

もはや、このコントロールの問題があってもこの方法によって、景気対策をしなければ救われないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

表現が、とてもわかりやすいですね。
何人かの方が、とてもわかりやすい表現なのですが、結論的には、それぞれ多少違っていますね。

お礼日時:2010/11/15 09:16

世界の為替、円安、円高などは、国力、インフレ、デフレより


投機マネーで決まっているからです。

世界の為替取引は1日あたり4兆ドルに達しています。
このうち95%は投資、投機マネーです。
この前日銀が介入した2兆円などは、この額に比べれば全然
たいした金額ではありません。
輸入、輸出による為替変動は全体の3%にも満ちません。
自動車メーカーが決算を迎えてもほとんど無意味です。

この投機マネーの動きは、この国が成長しそうだ。
日本にビルをたくさん作りたいから日本円が必要だ・・・
というより半分トレンド、ブームのようなものです。
アメリカ経済が不安だから・・・ヨーロッパの信用不安。
仕方ないから円でも買うか・・・というのが今のドル安です。
今は円高ではなく、ドルが弱いだけです。
また1ドル120円の時もあったのだから、80円でもおかしくないのです。

fxの場合はレバッジがかけられるので100万円でも5000万円の取引でできます。
規制されていない海外なら1万ドルで100万ドル、200万ドル、400万ドルの
取引ができます。ヘッジファンドなら数千億ドル、1兆ドルといったかねがあるので
これにレバッジを賭けた場合は日銀介入額など全く無意味な現状です。



金がないなら作れば(印刷)いい。
とても名案です

でもインフレになります。
詳しくは他の人も回答していますし、検索すればたくさんでてきます。

ちょっと違ったたとえをすると
高級ブランド腕時計が100あったとします。
1つ300万円もするそうです。

メーカーがこれを1000に増産しました。
すると持っている人が増えます。だからこの時計に300万も価値がない。
50万なら買うけど・・・
となります。

紙幣も同じです。


そして現実的な言い方をすると円安誘導のために紙幣を発行しても
国内の金持ちがより金持ちになるだけで貧乏人は貧乏人のままです。
年収1億円の人は5億円になっても、時給800円で働いている人は
変わらないか、820円程度になるだけでほとんど変わりません。
つまりインフレで物価が上がると元々少ししかお金をもっていない人たちは
お弁当の価格が500円から2000円になったとしても、給料が月々
10万円から11万円になったところで変わらないと言うより、むしろ
生活は厳しくなります。


また違った例だと、子供におやつをたくさんあげると
強い子供だけが独り占めしてしまう。弱い子供にも少し回るかもしれないが
ほとんど回ってこない。という「いじめ」状態になります。
大人が「こらっ」と叱ってきちんと分けなさい。
ということは子供にはできても、経済に対してはできません。
社会主義とかならできますが、そういった国は繁栄しません。北朝鮮とか。
これが金持ちがより金持ちになる理由です。
だからお金を印刷することができないんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お父さんが子供に話してくれているようですね。
ついでに、質問も受けてくれそうな・・・。

お礼日時:2010/11/15 09:19

「そして現実的な言い方をすると円安誘導のために紙幣を発行しても


国内の金持ちがより金持ちになるだけで貧乏人は貧乏人のままです。
年収1億円の人は5億円になっても、時給800円で働いている人は
変わらないか、820円程度になるだけでほとんど変わりません。
つまりインフレで物価が上がると元々少ししかお金をもっていない人たちは
お弁当の価格が500円から2000円になったとしても、給料が月々
10万円から11万円になったところで変わらないと言うより、むしろ
生活は厳しくなります。」

正論ですね。しかしながら今現在、日本が追い詰められている現実がその事実を否定しています。
私はお金の増刷はありうると思います。
「ありえないなんて事はありえない」です。
今年、日本の一般会計総額が92兆円に対して国債発行量は44兆円と、国家予算の実に47%に達しています。
これほどの国債の発行額が多いのは第2次世界大戦終結直前の戦時国債以来ともいわれていますが、
1930年代の貿易戦争は、最終的には第2次世界大戦をもたらしています。
現在、各国で通貨安戦争が問題になっていますが今度の通貨戦争がそういう結果になるとは思えないが、債務不履行(デフォルト)にならないとは限りません。

今、権力もあるお金持ちの人たちがお金の価値を落とすことを嫌う。だからお金を印刷することができないんです。
日本ではお金を印刷する場合は担保として債券やそのほかを日本銀行に差し出しています。
もし、裏打ちのないまま無理やり発行すると多くの債権者に大混乱を引き起こします。

また、円の価値が不安定になりますので債券は多く利息をつけないと発行することができなくなり、国家予算が組めなくなります。
現在アイスランドやギリシャの利息は10%を軽く超えています。

しかし、このような状態はいつか破綻すると思うのです。
無理やり発行した場合、債券を持っていた90%の日本人たちおよび日本の企業は大きな損害を受けます。
ただし10%程度保有している外国やその企業は損害はほとんどないものと考えています。
国家間の約束は必ず履行されています。
ドイツは第2次世界大戦時に発行した国債もつい、この間まで支払っていたという話を聞きました。
日本も同じです。
したがって外国への支払いは金、外貨、不動産等に変換され、海外向けへは絶対に支払いは続くと思われます。
逆に国内向けにおいては大幅な棒引きを強いられ、国内に多くの金融不動産を持っていた人たちは大きな打撃を受けるでしょう。
そして金融資産すら持っていない一般人においては当分、生活するお金も確保できるか、疑問です。
アルゼンチンの場合は当初、通貨の価値は紙くず程度だったので、最初は物々交換となり、その後地方が発行した独自の通貨(クレジット)により経済が循環していました。
このことが起きないという保障がありません。

このような環境に陥った場合、日本経済は未曾有の危機になると思われます。
一般国民の生活も大変ですし、最初は食べ物を買うお金もないでしょう。

たとえていうならば
ちゃぶ台をひっくり返したら上に載っているものが全部跳んでいってしまう。
当然その周りに置いてあった品にも被害が広がっていまう。
今、そのちゃぶ台を日本は国債という重りでがっちりと飛ばないように押さえていますが、
今度はその重りが重すぎて肝心のちゃぶ台が壊れる寸前です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>今度はその重りが重すぎて肝心のちゃぶ台が壊れる寸前です。

なかなか、すごい状況ですね。

お礼日時:2010/11/15 09:26

仮に日本でお札の増刷が起きた場合、どうなるのでしょうか?



まずはじめに、金融機関はほぼすべて、倒産すると思われます。
1000万円のペイオフが叫ばれていますが、そも、金融機関が多く購入している国債が消失してしまいますので、会社を解散させた場合でも金融資産が1人当たり1000万円も残っているかどうか、疑問です。
また、日本円を中心にすえていた多くの国内産業の資産価値も大きく損なうでしょう。

輸入を主力とする企業の多くも大打撃を受けるでしょう。
輸入していた製品が、今まで1ドル/100円だったものが1ドル/1000円となったとしましょう。
生活必需品や食料は大幅な値上げになります。

ただしこれは逆に言えば輸出関連企業にとって見れば大きな+材料です。
今まで国内で生産していた商品が(原材料は輸入するため、単純比較できないものの)1/2以下の価格で販売できることは大きなメリットです。
今までは国外に進出していた工場群も次第に生産拠点を国内に戻すようになり、税収も増えることと思われます。

また、国内金利もコントロールができるようになるメリットも大きいです。
今まではあまりの借金のために超低金利政策しか実行できませんでしたが、借金の棒引きを行った後はアメリカのように金利の変動を行ったとしても、日本経済が傾くということがありません。
そのために積極的な金利政策が打てるようになります。

最後に農業政策ですが、これが一番大きいと思います。
今のところ国内農業においてはFTA等による関税撤廃を行うことにより輸入増大、国内衰退が考えられていますが、そも、円が80円から240円程度になれば逆に一部農業品の輸出が盛んになるのではないか?と思われています。
米や豚肉、牛肉等については現在アメリカ等の輸入の際、高額の税率をかけられていますが、円が1/3倍になれば日本の米や肉のほうが逆に割安になり、安定することと思われます。
と同時に、農業自給率も向上されるため、今まで議論になっていた農業関係の諸問題はほぼすべて、解決されると思われます。
(国内自給率向上による農業税収も上がると思いますので、金持ち農家が増えるかもしれません。後継者問題も解決のきっかけになるものと思われます。)

また、金利政策の効果や、国内への工場移転、外国からの日本不動産の購入等、国内景気は大幅な回復が間違いありません。

よいことばかりではありません。悪影響は広く影響します。
まず、約4000兆円あるといわれる日本全体の膨大な資産価値は私の推測でも1/4、1000兆以下までに落ち込むと思われます。
そして、今まではデフレ状態で維持されていた国内の流通、食料品等は1日ごとに記録を更新するかのような価格高騰となります。
おそらく卵1箱購入するにしても500円、1000円かかるものと思われます。
当然、エンゲル係数は高くなりますので、不況から数年間は耐久消費財が控えられ、自動車や白物家電は購入できる人は限られてくるでしょう。
そして食料以上にもっとも大きな影響は石油の輸入価格の上昇です。
それこそ1リットル400円もありうる話です。
さらには消費税が20%まで増税するなどの可能性もあります。
官僚も(介入すると思われる)IMFにより次々と削減されていきますが、国内景気の落ち込みはそれ以上です。
また、小麦、大豆、カレー粉などの100%近い輸入品は一般庶民には高嶺の花になりそうです。

ただ、当面、食べる食材も苦労しそうですが、まったくすべての食料がなくなるということはないでしょう。

ここまでひどい状態になると、国内に残っていた企業はよほどのことがない限り倒産の憂き目にあいます。
先例として韓国が上げられますが韓国は大企業が生き残るために企業合併がたくさん行われました。
有名企業のサムスンも当然、政府の援助があったため生き残りました。
また、中小企業はどんどんつぶれました。

以上の理由からお札の増産は難しいとは思います。
なぜなら、国内に多くの金融資産を持つ官僚、政治家、企業のトップ等ががっちりと手を組み、デフォルトの実施を望んでいないからです。
それらの人たちは日本のお金に価値がある現在、金持ちであり、日本のお金の価値がなくなった未来はお金持ちでなくなるからです。
だからこそ、現在は返済も不可能と思われるのが目に見えてわかっているのに1000兆円に近い借金を未来に残そうとしています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/15 09:29

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