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銀行は融資の際、会社が利益を出しているかどうかを最重要視しますか?私は、いろいろな要因でたまに利益でなくても仕方ないと思ってるのですが、上司はそう思ってません。特に経常、経常とうるさいです。経常信仰してます。経常を銀行は最重要視するものでしょうか?私が融資(資金繰り)するわけでないので分かっていないだけでしょうか?商売なんでいい時もあれば悪い時もある。悪い時をひた隠しにしても意味ないと思うんですが…

A 回答 (2件)

銀行の融資は、まず担保で次が利益でしょうが、最近は少し変わってきたように思います。


それはビジネスプランという考え方で、積極的で合理的な事業計画には現状は赤字でも融資をするという方向です。勿論相手が納得する信頼ある計画でないとだめですが。

時々銀行対策だけのために粉飾めいた決算を当然のようにする中小企業があります。
でもこれは返って危険です。

おっしゃるように企業には良い時も悪い時もあることは銀行もわかっています。一回限りの赤字で融資引き上げなどということはないでしょう。
それよりもそのときの経営改善計画のほうを重視するのではないでしょうか。

危険だといったのは粉飾をするとこの改善計画を本気で取り組むことが遅れることです。
実際私が聞いているある例でも、利益操作で赤字を免れているように見えるのですが、発生主義的な意味での隠れた負債が徐々に進行しているというという会社があります。
手馴れた銀行の審査担当ならばそのうちにわかるような話なのですが、社長はそれを改めようとしません。
真相がばれた時が怖いですよといっているのですが、本気度がどうも疑問です。

ということで経理のマネージャーならば、まず社内に正しい損益をだすこと、中長期的に安定経営の方向を探ることが必要です。
一時の赤字はそれよりは問題は小さいと考えます。
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この回答へのお礼

ですよね・・・ご意見とても勉強になりました。私もおっしゃることをもっともと思うのですが、経営陣が赤字決算書を銀行に示すのをためらっているので、私はサラリーマンですので、経営陣の意向を無視できない点は仕方ありません。しかし、銀行用の黒字決算書以外に、実際の数字の(赤字の決算書も)社内用に作り、経営陣に実態を勘違いさせないようにするのが我々財務部員の仕事かもしれません。

お礼日時:2010/11/14 21:27

十分な担保の無い場合は経常利益の数値は非常に重要だと思います。



銀行が法人に融資する際は当該企業の格付を重視します。
格付に必要なデータの大半は定量的情報(数字の情報)です。
例えば資金的に不安定な企業で経常赤字が出た場合には二期連続で赤字になりは
しないかを非常に心配します。
これは行内格付が下がることを恐れているからです。
今までは支店内で決着してた融資案件も上位組織の許しがないと行えなくなり
シビアな経営計画を提出せざるを得なくなります。

質問者様の企業の財務諸表が無いと正確な答えを出せませんが
ずっと黒字で順調に業績を伸ばしてきた企業で無い限りは経常利益の数字は
非常に重要なものです。(それこそ信仰してもいいぐらいです)
いい時もあれば悪い時もって会社に銀行は金を貸しません。(もしくは相当の金利を取る)
特に最近は銀行は自己資本比率の改善を迫られ貸し剥がしに必死です。
貸し剥がす為の口実をホイホイ差し出さないように上司の方は気を遣ってると思いますよ。

いろんな銀行から融資先に民間版天下りが行われています。
もし質問者様の上司が元融資行の行員なら上に書いた行内格付のシステムを十分理解
した上で経常信仰なんだと思います。
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この回答へのお礼

なるほど・・経常の大切さが分かりました。私自身は経常って言葉が嫌いで(無理やり特損に持っていったりするから)批判的でしたが、融資を受ける担当の上司からしたら信仰せざるを得ないのですね。私ももっと考えを変えて、上司を支えます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/15 23:08

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