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不登校の子供がいるのですが毎日、担任の先生からお電話をいただいたり、家庭訪問をしていただいたりといろいろしていただいています。
先生はどのような指導法を元に不登校の子供たちと接するというか登校できるように努力されているのですか?

A 回答 (3件)

経験談になってしまいますが、よろしいでしょうか?


中学3年の男の子の母です。
事の発端は、今年のお正月に新型インフルエンザに感染した後、マイコプラズマ 肺炎になり、1ヶ月の入院になりました。
運動部のレギュラーも学習もすっかり遅れてしまいました。
勉強がわからない、部活もレギュラーになれない。と退院して3日ほど登校した後、休んでしまいました。
それでも少しずつ、放課後先生に教えていただいたり、保健室に居させていただいたりと行けるようになって来ました。
8月には、膝の手術が決まり、また2ヶ月入院になりました。
また一からと思っていましたが、今度は投げやりになってしまいました。
担任の先生、部活の顧問の先生と来ていただき、子どもを交えて今後どうしたらよいか何度も話あいました。
お友達の存在も大きく、家に遊びに来て下さったり、誘いに来られたりと家からまず、戸外に、学校にと行けるようになりました。
私は、先生方やカウンセリングの先生とお話をさせていただき、子どもの最後の砦の役割を致しました。
ひたすら、聞きました、反論することなく、子どもの思いを受けとめ、同意しました。
最初は不安でたまりませんでしたが、周りの協力もあり、今は通えるようになりました。
まだまだ、危ういですが、親子で頑張っています。
子どもにとってありがたいかったのは、周りの家族、先生方、お友達の協力があったことだと思います。
お辛いと思いますけれど、親が支えることで必ず道は開けてくると信じています。
希望をもって一緒に歩きましょうね。
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教員です。


不登校のお子さんの指導経験があります。

「どのような指導法」かは、お子さんとご家庭によるというのが
大きいと思います。もう少し詳しく言えば不登校に至った経緯や
お子さんの興味の対象や得意分野、担任との信頼関係の程度にも
影響されます。

ケースバーケース、というのが本当に重要だと思っています。
叱咤激励をするのが絶対に禁止の場合もあれば、やさしく励ます
ことが大事なケースもありました。

指導目標についても、ケースバイケースで変わります。
登校させることが目標の場合もあれば、関係づくりが目標になる
場合もあります。保健室登校が目標になることもあれば、メール
でも会話できることが目標になる場合もあります。


ただ一貫して言えることは、
「不登校児の指導には他の子よりも手間ひまをかける必要がある」
ということです。

私は、そういうお子さんを扱うことが専門の立場なので、それに
全力を注ぐことができます。普通校であれば、他の数十名を指導
しながら、不登校のお子さんへの指導もすることになりますね。

「努力されているのですか?」というのは、ちょっと痛いなぁと
思ったりします。…マンパワーは有限だからです。


お子さんと親御さんと担任と。
チームプレイがあればこそ、うまくいく事例もあるかと思います。
(むしろ、それが働かなくては成功はなさそうな…)


お悩みなどあれば、できる範囲でお答えできるかも知れません。
補足が必要であればお書きくださいませ。


お子さんのこと、うまくいくよう心から願っております。
それでは。
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 冷たく言うと電話だけしかしない場合は、「忘れてませんよ、後でクレーム出さないでくださいね」な、消極的指導に徹して、親の自己責任にゆだねる形ですね。

家庭訪問する場合は、大きく二つに分かれます。前述の消極的指導にプラスして将来に不測の事態が起きたり、高校なら留年しても「文句言わないでね」という、最後のことを考えた指導(というか保険)か、不登校の原因を本気で探り、親と共に、家庭の問題を浮き彫りにさせるかですね。
 経験上、不登校はまず家庭に問題があります。イジメが絡んだ場合も、そのことに対して対抗しないで内にこもって済むように育てられた故のものがすべてと言い切ります。共働きや離婚・死別などで幼少時に忙しくてかまえなかった子が、親にこれ以上捨てられないようにいい子を演じ、思春期に爆発したときにあわてて親は対処しようとする。「あんなにいい子だったのがなぜ?」で、その場の学校環境のせいにしたくなる。子どもを幼少時にみられていなかったから仕方がないのですが、子どもにとっては、「うわべだけを整えようと焦っている」を見切り、休めるので「その理由でいいや、確かに私には心配してくれる友達もいないし」とわかっていない親に、哀しくあきらめをし始める。
 幼稚園・小学校では、宿題など親が関わらないとできないものがほとんどです。関わってもらっている子は、期限通りに宿題を出せます。親が仕事などで不在の子は、がんばっている親に怒れないので、黙っています。
 高校で保健室によく通う子どもは、口をそろえて「小さい頃は放ったらかしだったのに、急にあれせぃこれせぃって、意味わからへん」「母の親も離婚したのに、子どもの寂しさがわかってて、なんで離婚するねん」と言います。そこまで言って貰えたら、そのまま親に伝えることもあります。「なぜ子どもが保健室に行くか?幸せいっぱいの子が確かにいるから、悔しいんですよ。だから居れない。だけど、クラスにいることは知らしめたい、だから居る授業中は、大声でしゃべって、居ることを主張し、怒られることによって、そんなもん平気だと、突っ張る」
 子どもの反応は、やはり素直が故の反応です。たかだか小学校や中学・高校の6時間程度で、本質を曲げられはしません。いちばん接していて影響力のあるのは、やはり親なのです。
 それを伝えてくる学校・担任なら、信用してもいいと思います。だけど、「家庭にそこまで入り込んでいいのか?」「我々は親を越えてはいけない」と自問自答もします。
 最後は、ニートや引きこもりに対して闘うのは、親だけなのでしょうね。自身、姉が親の愛不足で一時期壊れましたが、未だに親は気づききっていないように見えます。すべての事象には必ず身近に原因があると見るべきだと、教師と家族の経験則から痛切に思います。
 少ない情報の中から、がんばろうとしていることは間違いないですよ。ただし、指導法はマニュアルなぞありません。
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