プロが教えるわが家の防犯対策術!

苗字について質問です。
苗字にはいろいろな由来があり、調べてみると面白かったりするのでたまに苗字を調べたりしています。
そこで疑問に思ったのですが、苗字の由来は結構古い出来事が関係していたりします。例えば佐藤氏の由来が平将門にまでさかのぼるように…
それなのに、苗字の大半は明治時代の始めに作られたと聞きます。明治の始めに苗字がつくられたのに、どうして由来は明治以前のものだったりするのでしょうか?

A 回答 (4件)

町人は苗字を明治時代に名乗れるようになったというだけで、作られたわけではないです。


もちろんこのときに作った人もいると思うし、よい機会だからとそもそもの苗字を捨てて別の苗字を名乗った人もいるとおもいますが、江戸時代でも公式に名乗っていないだけで、なかったわけではないです。
天皇からいただく藤原、源といった氏は別として、一般人の苗字は住んでいる地名から由来するもの、足利とか吉良とか、部に由来するもの、服部とか海部とか、まったく無から生じるわけでもないので、各々何らかのいわれがあると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
そうなんですか!てっきり、全ての方がその時に作られたのかと思ってました。

お礼日時:2011/07/03 11:59

>どうして由来は明治以前のものだったりするのでしょうか?



単純な事で、江戸時代でも苗字が存在していたからです。
幕府は「武士・公家・名主(庄屋)町役人」など、少数の者にしか苗字・帯刀を許可しませんでしたね。
許可しなかったと言っても、幕府の政策は「公的な場での苗字使用禁止」に過ぎません。
ですから、苗字に関しては百姓でも持っていたのです。

これが、何故か「明治時代に、全て国民が苗字を持つようになった」と誤った解釈になっていますね。
「江戸時代の庶民には名字が無かった」という説は、研究家の間でほぼ完全に否定されています。
例えば、寺院の寄進帳・過去帳には、農民でも苗字があり、地域によっては小作人にも苗字が付いています。
古いのでは、室町時代の寄進帳に「農民の苗字」が存在します。

余談ですが・・・。
言語道断(てらくだ)さんは、存在しないようですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
苗字自体が無かったと思っていたので、まったくそういう観点はありませんでした。

言語道断…もし存在していたら「ごんごどうだん」と読んでしまいます

お礼日時:2011/07/03 12:05

 我が家の家系の祖先は室町時代の土豪で、戦国時代は近在の武装農民(戦国時代の有力農民は、農地を守るために武装していた。

)の小リーダーとして、領主が合戦をする際には、二十騎ほどを引き連れて(総勢六十~八十人くらいか)参加することがあったようで、その際は姓・苗字を使用していました。

 しかし、秀吉の刀狩を経て、江戸時代に庄屋となりましたが、公式には苗字を名乗ることはなくなりました。(苗字については系図に記載されており、一族内部ではどういう苗字であったかということは、代々きちんと伝わっていました。)

 明治時代になって、苗字を名乗れるようになったときに、その苗字を復活して使用しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
無かったわけではないのですね。

お礼日時:2011/07/03 12:00

平民が苗字を持つようになったときに, その土地の有力者の苗字をそのまま使う例はしばしばあります. そうすると, 「その平民」にとっ

て苗字ができたのは明治の始めとなりますが, 苗字そのものはもっと前に由来するということができます.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
なるほど、そう考えると自然だなと感じます

お礼日時:2011/07/03 11:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!