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同じメーカーには型番が同じで数字が違う姉妹機がありますよね。例えば今のSONYならXR550とXR350なんかが。これのしたのXR150なんかとは機能がないものもありますが、さきほどの2つには機能差が余り無いように思えます。これの価格差になる性能差ってどこになるんでしょうか?わかりやすいところでメモリやHDDの容量なんかが一番比較しやすいですが、容量ってそれほど価格に影響しますか?

A 回答 (1件)

はじめまして。



前者と後者の相違点は撮像素子のサイズと画素数。HDDの容量。ズーム倍率の三点です。
まず撮像素子は前者が1/2.88インチで663万画素。後者が1/4インチで420万画素。
撮像素子は光を電気信号に変換する、ビデオカメラの心臓部です。
特徴としてサイズを小さくすればレンズ部が小型化できるので、全体的なサイズを小型化できますし、軽量化も図れます。
画素数は増やすことでカメラ解像度が向上します。
但し撮像素子の欠点で高密度に集積しサイズを縮小すると集光力が低下します。これは録画した画面にそのまま反映します。暗部のノイズの差や夜間撮影でその画質差が顕著となります。
裏面照射CMOSはこの撮像素子の欠点を払拭した画期的なものではありますが、それでも小型で高密度にすると大判のサイズのものより集光力は低下します。
どれほど暗部描写に強い裏面照射CMOSと言えども、前者と後者を比較するとサイズも画素数も上回る前者の方が入り口に余裕があります。
またズーム倍率を上げるとそれだけ周辺部の描写能力が落ちます。ケラレや歪みが発生します。これを解消するには高性能なレンズを使用すれば良いのですが、レンズ交換ができない家庭用ビデオカメラでは小型器量も追求しなければならないので、ほぼ不可能です。レンズ枚数も増えるのでさらに集光力が低下します。
ビデオカメラはこの入口の能力で記録する画質の大半が左右されます。

撮像素子も集積回路です。
一枚のウェハーから多く取れればそれだけコストは低減できます。
大型の撮像素子と小型の撮像素子だと同じサイズのウェハーから取れる枚数が異なります。つまり後者の撮像素子の方がコストは低減できます。

前者は画質優先のモデル、後者は小型軽量を追求しつつ更に高倍率なズーム機能を求める向けのモデルと言う意味合いです。
プラスHDDの容量差が価格に反映されていると言えます。
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