
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
難しいですね。
個人的には純物質かな?と思いますが微妙ですね。
加熱時の温度が異なる理由は結晶水を含んでいるからです。
AlK(SO4)2・12H2O
これが一般的なミョウバンの化学式です。
この12H2Oが温度によって離れていくのです。
そのため、結晶組成が変わって融点が変化するのです。
複塩と純物質は関係ないのです。
例えば、塩化カリウムと塩化ナトリウムを水に溶かして、
水を蒸発させると塩化カリウムと塩化ナトリウムはそれぞれ
別の結晶となって析出します。
しかし、硫酸アルミニウムと硫酸カリウムを水に溶かして、
水を蒸発させるとミョウバンの結晶が析出します。
結晶の中ではAl3+とK+のイオンがまとまっているのでは
なく、「代わりべんたん」で綺麗な結晶になっています。
このように、イオンが散在して綺麗な結晶が出来るものは
純物質と呼んでいいと思います。
同じ理由で、12H2Oもうまく、結晶の間に入り込んでいます。
ですから、これも含めて純物質と呼んでいいだろうと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2011/01/10 22:36
なるほど…
2種類の塩を再結晶化すると別々な結晶を作るというのは知りませんでした…
確かにそう考えるとミョウバンは純物質に分類されそうですね!!
ありがとうございます!
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