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私は普段郵便配達をしているのですが、なぜカブはエンジンブレーキが使えたり押しがけができるのか疑問に思ったので教えていただけませんか?

完全な遠心クラッチのスクーターのOH等はよくやるので、その頭で疑問に思ったことが、

遠心クラッチはドライブ側の回転による遠心力でウェイトが動かされ、クラッチが繋がるはずなのですが、押しがけはなぜドリブン側を回して、ギアを入れるとクランクに動力が伝わるのか疑問に思いました。
もちろんカブは遠心クラッチなので、1・2・3速でも回転を上げない限りクラッチは繋がりませんよね?
そこで、あるブログを拝見させて頂いてなんとなく思いついたことが、ドライブシャフトにワンウェイクラッチのようなものが付いていて、ドリブンギアを回すとドライブシャフトに動力が伝わる→押しがけができる。
そして、メインのクラッチはクランクと直結していて回転上げるとドリブンギアに動力が伝わる。
というように、クランク軸から2つの経路に分かれていると考えて正しいのでしょうか?

この理屈なら、メインのクラッチ繋がっていなくてもエンジンブレーキが効き、押しがけもできると思ったのです。
しかし、ワンウェイクラッチのようなものがドライブシャフトに付いていると仮定すると、エンジン始動時はそれが高回転で空回りしているので、回転を上げメインのクラッチからドリブンギアへ動力が伝わる際、ドリブンギア→ワンウェイクラッチ→ドライブシャフトへ伝わる動力と、回転を上げたドライブシャフトの回転数の差によって、ワンウェイクラッチに大きな負荷がかかるような気がするんです。
ドライブ側の高回転によって、ワンウェイクラッチを介したドリブン側からの動力は完全にキャンセルされるのでしょうか?

表現がうまくできず、申し訳ありませんがこのような仕組みで合っていますか?
ドライブ→ドリブン、ドリブン→ドライブと二つの動力がかかるということに関して、それらは差があるのでなんとなく難しいような気もするのです・・・

ミッションのあるエンジンをばらしたことがないので、どういった流れで動力が伝えられているのか教えてください。

A 回答 (4件)

カブの遠心クラッチはスクーターのものとは全く構造が違います。



スクーターの遠心クラッチはクランクシャフトの回転がクラッチのインナーに伝わり、インナーに付いているクラッチシューが遠心力で広がりアウターに当たって動力を伝えます。

カブの遠心クラッチは通常の多板マニュアルクラッチに似ています。

通常はクラッチはつながっています。ですからエンジンをかけずにギアを入れると後輪はロックします。

クラッチの中にウエイトが付いていてエンジンをかけるとそのウエイトが動きます。アイドリング回転数付近ですとそのウエイトのおかげでクラッチが切れます。この時点でギアが入っていても押して歩くことができます。

さらにエンジン回転数を上げるとさらにウエイトが動きクラッチがつながります。そこで走り出せるし、エンジンブレーキもかかります。

クラッチプレートを押しつけているのは遠心力ではなくスプリングです。ウエイトはクラッチのオンオフを制御しているだけです。ですからカブのクラッチはエンジンがアイドリング回転数付近でだけ切れる自動クラッチと思っていただければいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど!!
ということは、クラッチの状態のながれとしてはON→OFF→ONということですね。
マニュアルクラッチのようにクラッチスプリングによってクラッチは常にON状態で、エンジンがかかると遠心力でウェイトがアウターを動かし、OFFになる仕組みなんですね!
確かにおっしゃる通りウェイトは回転数に応じて、アウターを動かしクラッチを制御しているだけですね。
やっとすっきりしました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/01 19:25

分かりやすく解説・実験しているサイト


http://diydourakutetsu.web.fc2.com/CUB_zidouensh …

読んで、見てもよく分からんけど考えて作って
耐久性もあるのがスゴイですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私もこのサイトを拝見させて頂いたのですが、難しく考えすぎていたようで。。
どうしてワンウェイクラッチが出てきたのか自分でもよく分からないですね…

色々なご回答を聞いた上でもう一度見てみると、構造が見えてきました!

お礼日時:2011/02/01 19:31

見たことないので予測ですが


スクーターは、乾式クラッチで完全に切れていますが
カブは、湿式クラッチで完全には切れていないと思うんです。
(MT車でもタイヤを浮かせていればクラッチ切っていてもタイヤが回るのが分かります)

押して歩くとニュートラルよりギアが入っているほうが
抵抗があったりしないでしょうか?

抵抗があるということは、動力が伝わっているということなので

 タイヤが回る⇒クランクも少し回る⇒自動遠心クラッチが作動⇒クラッチが繋がる⇒エンジン始動

となるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
難しく考えすぎていたみたいです、クラッチは湿式クラッチと同じで常に繋がっていて、クラッチレバーの代わりにウェイトが回転数に応じてアウターを動かして、ON・OFFを制御しているようです!!

お礼日時:2011/02/01 19:13

カブの遠心クラッチはスクーターとは構造が違います。


普通の、湿式多板マニュアルクラッチの構造に近いものです。
普通のクラッチがスプリングで押しているところを、遠心力で動く重りでクラッチ板を押し付けていると言えばいいでしょうか。
なんかよーわからん構造をしています。考えた人天才。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
カムのようになっている重りでクラッチ板を押し付けるんですよね。
クラッチの繋がる仕組みはなんとなく分かるのですが、押しがけができたりするので
タイヤからの動力はどのようにクランクに伝わっているのか不思議なんです。。

お礼日時:2011/01/31 21:59

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