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「恐れる」を「恐るる(おそるる)」という言い方はしますか。
「恐るるに足りない」など本で見た記憶があるのですがこれは方言でしょうか。
検索すると一応出てくるのですよね。

A 回答 (4件)

こんにちは。



>>>これは方言でしょうか。

方言ではありませんが、少しおかしいです。
本来は、「恐るるに足りず」(文語)か「恐れるに足りない」(口語)にすべきです。
口語については、辞書に用例が載ってました。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/139289/m1u/ …

ちなみに、肯定文ならば、「・・・に足る」(文語)か「・・・に足りる」(口語)です。

>>>「恐れる」を「恐るる(おそるる)」という言い方はしますか。

「恐れる」は口語の「恐れる」の連体形で、「恐るる」は文語の「恐る」の連体形です。
「る」が2つ続くことに抵抗感がありますか?
ほかにもたくさんありますよ。(例は私の創作ですが)
・流る、流れる ⇒ 美しき川、流るる大地。美しい川が流れる大地。
・晴る、晴れる ⇒ 空晴るる日。空が晴れる日。
・暴る、暴れる ⇒ 暴るる馬。暴れる馬。
・倒る、倒れる ⇒ 倒るる危険あり。倒れる危険がある。
・崩る、崩れる ⇒ 崩るる山。崩れる山。
その他、多数。

松任谷由実さんの「春よ来い」の歌詞にも「溢るる涙」(あふるるなみだ)という表現がありますよ。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND7669/index.h …

以上、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/12 19:57

「恐れる」の文語「恐る(おそる;ラ行下二段)」の連体形が「恐るる」です。

これに接続助詞「に」(これは連体形について、ここでは「理由」を表します)がついて、「足らず」が加わると、「恐るるに足らず(恐れるのには足りない)」となります。

ですから、「恐るるに足りない」は、方言と言うよりも、文語「恐る」と口語「足りない」がごっちゃになっておりますが、結構よく使われる言い回しであると思います。

文語と口語がまぜこぜになった例は結構あります。「ゴミ捨てるべからず」などはその好例で、「べからず」という文語を使うなら、「捨てる」ではなく「捨つる」とすべきところです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/12 19:56

現代語では「恐れる」という下一段活用ですが,


古語では「恐る」という下二段活用でした。

この連体形が「恐るる」です。
「に」という接続助詞は連体形接続ですので,
「恐るるに」というつながりになります。

このような古語が今に残っている表現はいくつもあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/12 19:56

「恐れる」と同じ意味で使われるがどちら方いうと文語的表現です


方言ではなくれっきとした?標準語ですw
恐るる事なかれ
などと使います
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/12 19:55

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