A 回答 (46件中31~40件)
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No.16
- 回答日時:
こんにちは。
★ じゃ、寝ているときって、意識がないから、その間、自分の観測している世界はいったん無くなってる?
☆ 《じゃ》を一たん外しますが その場合の問いに対しては こうです。
○ 《観測して》いないのなら 《観測していない》というのが 答えです。そのほかは余分です。
★ 他者から私を見たら、私が寝ている世界が見えても、私は何も見えないし、意識も出来ないから、世界はないに等しいですか?
☆ 《観測していない》というのが 正解です。そのほかに《世界はないに等しい》とかそうでないとかの議論は 余分です。
★ 寝ているときって、いったい世界はどうなってるのでしょうね?
☆ ですから《どうなってるの》? と問うほどのことには成っていません。ほかの起きている人びとが動いているように成っています。
さて 一たん保留した《じゃ》の問題ですが:
★ 死んだら、自分の観測する世界は滅びますよね?(多分)
☆ 《自分が観測する》というコトがなくなります。それだけのことです。
たぶんそれでは納得が行かないと推しはかられますが その具体的な問いをあらためて明らかにしてくださいますか?
言っときますが わたしには くだらない質問に思えます。
この回答への補足
補足ですが、No.10のcodex_regiusさんがご指摘の通り、私が睡眠時の場合、独我論の立場から考えると、無くなっているようです。
私も、codex_regiusさんの言うように、解釈によって様々な答えが出てくる、質問だと思いました。
質問の仕方、というか、私の言葉の選び方が悪かったようです。
観測していないなら、私の観測する世界、はないのは当たり前。
おっしゃる通りです。
しかし、私は、覚醒時に私の意識でとらえていた世界「一人称の世界」が、睡眠時または死の状態時に消失している気がしてならないと、疑問を抱いたのです。
言葉のあやじゃん!おまえの言っていることは、ただの言い逃れじゃん!と思われたら、もう哲学出来ませんので、そこはご容赦ください。
bragelonneさんの回答は、まさに言語学的?であるように見受けられます。私の質問の本質に対する回答ではなく、私の質問の言葉の使い方、もしくはそのとらえ方に対する回答に見えました。
私自身、哲学を骨の髄で知り、哲学できるわけではないので、出すぎた意見だとは思われても仕方ありませんが。
回答有難うございました。
No.14
- 回答日時:
至極まっとうな疑問だと思います。
しったかなどではないと思います。寝ているときは観測することが出来ないので、その時に”本当に”どうなっているのかは
分かりません。
ある意味”無いに等しい”と思います。
寝ていてそのまま死んだら、寝ていた時間と死んでからの時間というものは、自分にとっては
区別できませんから。
寝ていると思っているが、実は近所を走っているのかもしれません。
脱線しますが、携帯電話だって電波で音声を送っているといわれてますが、自分では
電波に声が乗って飛んで行くのを見たことはありません。
自分の声を電波が運んでいようが、スズメが運んでいようが、観測できないものは、
推測して信じるしかないんです。
技術者になって観測してみるというのも一つの手です。
でもだからといって疑心暗鬼になるのは精神衛生上良くない!というのが重要かな?
こんなかんじでどうでしょうか?
この回答への補足
私自身「世界」の多面性で混乱してきたので、とりあえずの定義づけをしておきます。
「世界」、「普遍的な世界」…私の意識、他者の意識や、観測者によらず、存在している世界。科学が対象にする世界ですかね?
「一人称の世界」…「私」が、「世界」に接した時、私が認識できる世界。意識を持つ者のみ、「一人称の世界」が存在することが分かると考え、動植物にはわからない概念だと思っています。個々の人間それぞれが、「一人称の世界」を持ち、それらはすべて異なり、統合することもできず、したがって「世界」とは異なるもの、と考えています。
>寝ていると思っているが、実は近所を走っているのかもしれません。
面白いたとえですね!
そして、いつか私は近所の「死」さんの家に入っていくのでしょうか…
確かに、まだ観測されない未知の物質はごまんとあり、発見されたら、そのつど「世界」の要素が明らかにされるのでしょうね。
脱線する話に更に脱線する話で突っ込むので恐縮ですが、
今はまだ、未知の物体なども多々ありますが、もし、人類が、「世界」の全てを、科学的に明らかにでき、神にも等しい存在になったとき、私のこの疑問に明確な「解答」を与えてくれますかね?
科学が「世界」の森羅万象を解明して、「一人称の世界」に踏み入ることができるのか!?…
回答有難うございました。
No.13
- 回答日時:
とても素晴らしいご質問です。
質問者さまには、この疑問を常に持ち続けて頂きたいと思います。安易な理解・納得をしてその場を流すのではなく、全ての現象を明々白々に理解・納得する道へと繋がるとても素晴らしいご質問ですから、この質問に対する理解・納得は、是非全ての存在を存在させ、その存在を変化・運動・移動させる仕組み・メカニズムと共に理解・納得されて下さい。
ところで、僕も質問者さまの疑問に対して何かしらのお応えをしたいのですが、幾つか質問者さまにお尋ねしたい事がございます。
1.自分の観測する世界が滅びると仰る際の自分とは、どこからどこまでが自分だとお考えですか?
2.寝ているときって、意識がないから・・・私は何も見えないし、意識も出来ないから・・・と仰る質問者さまの意識のイメージについてお聞かせ下さい。意識とは何でしょうか?
逆質問となってしまいすみませんが、宜しくお願い致します。
1.
自分とは、漠然としていますが、この生身の体の皮膚に沿った物体までが、私ではないか?と思っています。
すると、私から切り離された抜け毛とか、唾液とかは、私ではないのか?と反論されると、私は、それらは全て普遍的な「世界」の一部に取り込まれ、私ではなくなる、と考えています。
2.
意識は、基本的にあらゆる感覚器官が受ける刺激で形作られると思うんですよ。それら感覚を失うときが、「死」で、その時は確実に「私の観測する世界」は消失するのでは?と確信しています。
なかなか自分でもわかっていないのですが、意識とは、普遍的な世界から刺激を受けることで、「私の観測する世界」を観測することになるものだと考えています。
人から指摘されたら、私の考える「意識」もコロコロこわりそうです…
自分でもなぜ私が「意識(自我)」を持っているのか不思議でなりません…
回答有難うございました。
No.12
- 回答日時:
#5、7の者です。
物理的な知識のない者が、短絡的に「認識によって世界が生じる」と主張する危険が表れています。
あなたの生まれる前(あるいは認識生命の発生以前)に、宇宙は存在しなかったというのでしょうか?
地層から表れる化石は?137億光年彼方から届く137億年前のビッグバンの輻射は?
認識と環境の相補分化という場合の「相補」とは、原理的本質にまで遡った(不確定性原理の相補性を介した)ものであって、自分を切り取った雌型が実際に目の前に見える(<に近い短絡さをあなたの理解に感じます)訳ではない。
私の質問は、「私(一人称)が観測する世界」についての疑問です。
物理学的には、地層から現れる化石は、確かに過去に生物が地球で生命活動をした証拠であるし、はるかかなたの宇宙空間から届く光は過去の宇宙を反映しているのでしょう。
ただ、私が問題にしたいのは、科学的にはそのように過去が存在したのであることが証明されたとしても、その過去が今私が観測する世界に復元されることは決してありません。(たとえば、今現在、私が観測する世界に、化石となった恐竜が再びよみがえって、あの頃の世界が私の観測する世界と重なりません)
137億光年彼方から届く光だって、私が観測する世界は全て「今」しかありえません。長い時を経て、私の視覚に飛び込んできた光も、私にとっては「今」なので、その光が私が存在する以前に宇宙が存在したことを、証明してくれるのか?と思いました。
psytexさんが、私に、OKwaveで、物理的観点から過去は存在すると、教えてくれたこと(パソコンの画面に文字として表示したこと)で、「私の認識する世界」の事象に加えられ、結果私は科学的には「過去」はあったのかもしれないと、「今」考えることができます。
とまあ、拙い返答ですが、要するに、私はあくまで「一人称の世界」を問題にしたいのであって、物理学の説明する世界は、「私の認識する世界」ではなく、「普遍的な世界」を説明しようとしているのでは?と思ったのです。
回答有難うございました。
No.11
- 回答日時:
No.10です。
結合双生児の方達ですね。
彼らの認識については自分もどうなのだろうと思っていました。こればかりは実際に話を伺ってみるしかないでしょうね。
解離性同一性障害についてもまだ不明な点は多いですから、現時点での結論は出ないだろうと思います。
現実に存在するケースの場合は解釈論は適用できないでしょう。なので、これらについては詳細な情報がない限りは、思考は一旦停止がいいかと思います。
夢の世界は意識領域と密接な関係がありますから、完結した世界と括ってしまうのも危険かと思います。
勿論、夢も現実も独我論として切り離すこともできるでしょうが、そう考えてしまっては、正直、解釈としても面白くないです(笑)
夢に出てくる、見たことない人や動物、あり得ないシチュエーションは記憶の変容した姿とも言われていますから、その原型をたどれば、意識領域に行きつくと考えられます。その関係をどう解釈するか、ですね。
独我論でも一人称の世界は必ずしも現実に忠実に知覚されているわけではありませんよね。自分の見えるところから、見えるようにだけ知覚されているのだとしたら、無意識領域における変容とどう違うのかという問題にもなってくるだろうと思います。
普遍的な世界は誰かの夢、っていうのは「鏡の国のアリス」に出てくる赤の王様の夢ですね。
作者のキャロルも「人生とは夢ではなくて何だろう」と言っています。
テレパシーも面白い発想ですが(笑)おそらくテレパシーでも他人は不可侵の領域というものが存在するんじゃないでしょうか?
自分でさえ知覚不能な無意識領域があるわけですから、他人を入れない領域が意識に存在しても不思議はない気がしますね。
意識の統合ができるようになっても核の部分は残るように思います。ただ、洗脳やマインドコントロールの存在を考えると、統合や交換によって核を失い、アイデンティティクライシスになることもあり得るかもしれませんね。
私の質問から派生した細かな疑問に答えてくださって、有難うございます。
確かに、夢は現実に少なからず影響を受けていると思います。
高校の時、何かの文章に、「私が大きな地響き?の夢を見て、びっくりして起きてみると、山積みであった本が崩れていた」みたいな記述があって、なるほどな…と思いました。
加えて、その文章には、「夢は、起きる瞬間に即座に作られるもの」みたいな記述もありました。
夢と現実は表裏一体かもしれませんね…
ってことは、「普遍的な世界は誰かの夢」は、別世界の誰かが、別の現実の刺激によって生み出された!?
この世界は、パラレルワールド、もしくは更に高度な次元に住む者の現実の断片だったりして…?
テレパシーとは違いますが、映画マトリックスのシーンで、「スミス」が、主人公「ネロ」を捕まえようと、仮想世界の一般人が「スミス」に変身するシーンがありますよね?
あれを見て、思っていたのですが、「スミス」は神の視点を持っているのでは?と。
具体的には、仮想世界の一般人は、仮想世界をそれぞれの視点で観測し、その観測した世界に、「ネロ」という事象が割り込んできたとき(一般人がネロを見たとき)、「スミス」になっちゃうのですが、「スミス」はどのように「仮想世界」を観測してるのかな~って思いました。
彼の頭には、仮想世界の一般人の視点(世界)が全て見えているのですかね…?
考えれば考えるほど泥沼にはまっていますね…
回答有難うございました。
No.10
- 回答日時:
既に出ていますが、独我論のスタンスに立てば、確かに寝ている間は世界は存在していないということも可能だろうと思います。
こういう言い方をすると、逃げのように聞こえるかもしれませんが、世界観というのは結局のところ、解釈論だと思います(笑)
どのスタンスからアプローチするかで世界はあるともないとも言えることになります(笑)だから、独我論だとない、ですよね。
ただ、独我論というのはあくまで主観に立脚した解釈です。どんなに寝ている間に世界は消滅すると、主観的に主張したところで、客観的世界は依然、存在していることは事実なわけです。だから、目が覚めたら、寝る時と同じ世界、同じ時間軸にいることに毎朝気づくだろうと思います。勿論、ここで独我論に立ち戻れば、目覚めた世界が寝る時と同じかどうかは証明不可となります。
だけど、質問者さん自身が思考されたように、自分の寝姿をビデオ録画すれば、そこに第三者としての寝ている自分の存在は確認可能になります。そうなると、独我論で言えるのは、意識世界のみの観察ということになる。寝ている間は無意識領域になりますから、当然、独我論的世界は感知できないということになるでしょう。
つまり、無意識をどう捉えるかという問題になってくるだろうと思います。
寝ていても無意識領域は存在していて、それが夢として時に記憶されたりもします。夢をどう考えるのかですね。常に夢を見られるわけではないから、それは世界としてカウントしないのか、夢という存在がある以上、全体は把握できなくても、そこに世界はあると考えるのか。これまた解釈論になってきます。
もし、夢を世界だとカウントするのであれば、無意識領域における世界は存在するということもできますよね。
更に肉体をどう捉えるのかも問題となってくるでしょう。寝ることで意識はなくなり、意識可能な世界はなくなりますが、肉体はなくなるわけではない。そこに残る、しかし他者しか観察できない肉体を世界とカウントするのか。肉体もまた世界であると考えるならば、寝ていても世界は存在することになります。そこが死と睡眠との違いです。また、睡眠には無意識領域も存在する。それもまた死にはない側面ですよね。
死んだら肉体も無意識も全てなくなります。それらも含めて滅びるわけです。
でも、睡眠においては、肉体と無意識は依然、存在する。
それが事実であり、その事実をどう解釈するか、ということですね。
解釈はアプローチの数だけ正解がある。そう言ってしまうのは、逃げと言われればその通りですが、独我論に立つならば、ない、と言うしかありませんが、その解釈においては客観的に確認し得る肉体あるいは夢によって想定され得る無意識世界の存在は無視されるという点は理解しておく必要はあるだろうと思います。
この回答への補足
仮に、テレパシーみたいに、人間同士の意識が統合できたり、交換できるようになったら、どうなるのでしょうか…?
次から次へと疑問が出てきました。
私は、この問題に「解答」はない、と思っています。
何せ、「私の観測する世界」を観測するのは「私」以外に存在しませんからね…
だからこそ、自由で、枠にとらわれない、様々な意見を拝見したく、この場を借りて質問させていただきました。
独我論の立場に即して言うと、睡眠時は「一人称の世界」は消滅するわけですね!
ところで、ギネスブックで、頭を二つもつ人間を見たことがあります。
一つの体に、二つの頭ですよ!ポケモンでいえばドードーですね…
それで、この場合、一つの体ですが、片方が睡眠時、もう片方が覚醒していた場合、いったい「一人称の世界」はどうなるのでしょうか?
また、解離性同一性障害の方は、果たして「一人称の世界」はどのように認識されるのか…?
話が飛躍しすぎですかね…?
この疑問はかなり特殊なケースなので、外すべきかもしれませんが、気になりました。
解釈論ですか…
夢を一つの世界ととらえるならば、私しかその夢は観測できない、という意味では、現実の「一人称の世界」と性質は同じですね。
しかし、この場合、夢は現実の普遍的な「世界」の一部ではなく、完全に独立した「私だけの一人称の世界」ですから、世界が完結されていますね…
しかし、夢には様々な人、時には見たこともない人や、動物、あり得ないシチュエーションがありますよね?
もしかしたら、この普遍的な「世界」は、誰かの夢なんでしょうか…?
回答有難うございました。
No.9
- 回答日時:
おもしろそうなので・・
たぶんですがあてずっぽうです。
観測する世界=把握する世界。でいいですか?
前提として、人には、意識と精神があります。これを能力に置き換えると、把握と感受性の組み合わせ、とします。
すると、起きてるときは、把握(意識)が優先します。
寝てるときは感受性が優先します。
つまり、起きてるときは、意識ー精神、の順位で組みあわあり、
寝てるときは、精神ー意識 の順番で組み合わさってます。
たとえば目の前にりんごがあります。
このりんごの真の有り様は、りんごと、りんごを包む宇宙のセットだ、というのは頭でわかってもらえると思います。
このりんごについて、一人の人間の中で、その人の意識は、りんごを捉え、その人の精神は、そのりんごを存在させている宇宙の時間空間を感じ取っています。
でも目が覚めてるときは、この2つの知り方のうち、把握が優先します。
そして寝てるときは、この2つの知り方のうち、感受性が優先する、と思います。
おきてるときと寝てるときでは、優先順位が入れ替わります。
宇宙は決して把握できないというのは了解でしょうか? 把握とは有限なもの限定の能力ですから。
宇宙を、りんごを見るようには捉えられません。宇宙は本来感じるものであり、その感性が象徴的に宇宙という言葉に変化してます。
具体的に言うと、
目が覚めてるときは、りんごはあって、宇宙は感じない。
寝てるときは、宇宙を感じてて、りんごはない、ということになります。
裏表が逆で、睡眠を期に入れ替わります。
りんごと宇宙は必ず対になってますが、
目が覚めてるときは、りんごを包む宇宙は、りんご存在の裏側、虚の部分、補集合的なものです。ないも同然です。
逆に寝てるときは、宇宙に浮かぶりんごは、感じ取る宇宙の裏側、ネガとポジ、やはり宇宙と対でありながら、存在しないと思います。気づかない、というべきですか・・
夢では、自己存在ーアイデンティティーがもてないことから想像されます。
上の話は、睡眠の中でもレム睡眠ー夢見てる人には当てはまると思うんですが、
じゃあノンレム睡眠は、夢も見ないような深い深い睡眠で、起きたときに「ここはどこ?、私は誰?」と思わず思ってしまうほどの熟睡のときはどうなのか?というと、
当てずっぽうで、「ここはどこ、私は誰?」といってる地点で、睡眠中は、ここ=宇宙も、私=存在も失ってるだろう、ということが想像されます。
つまり、本当の熟睡においては、精神も意識も消失します。
睡眠層は確か5段階ほどあり、段階が変わるごとに、意識ー精神の構図も変わるのであれば、ちょっと解明は手に余ります。
ともかく、上で説明した、宇宙とりんごが入れ替わる構図すら逸脱した状態が、深い深い睡眠においてはあるだろう、と連想しています。
いろんな特殊な夢のことを考えると、それほど単純じゃないんですが、概要としての話なら、これでも見当はずれじゃないと思うんですが、細かいところはわかりません。
なかなか興味深い話ですね!!
私が睡眠時と、覚醒時のときは、世界のとらえ方が変わっているというのは、なかなか面白いです!
>そして寝てるときは、この2つの知り方のうち、感受性が優先する
これは、No.7のpsytexさんの言う、生理活動に近いものがありますね。
覚醒時は、私が五感をフルに使って、私の観測する「世界」を認識しますが、睡眠時は、視覚は奪われ、熟睡時になると、聴覚、嗅覚、痛覚も少しなら感じなくなりますよね。
この状態が、まさに私は「死」と同じ感覚だと思い、その状態にある間は「一人称の私の世界」は、観測する者によって姿を変える「世界」から切り落とされてしまうのですかね?
そして、目が覚めた瞬間、「私の観測する世界」は、「他者の観測する世界」に加えられ、普遍的な「世界」を作り上げるのかもしれませんね?
このように考えると、No.2のakayoshiの考えるように、私は睡眠時に普遍的な「世界」から切り離され、起きた瞬間また普遍的な「世界」の一部となるのですかね…
映画では、コンピューターに支配された世界、という点では違いますが、マトリックスのような感じですかね…
No.8
- 回答日時:
>寝ているときって、いったい世界はどうなってるのでしょうね?
科学的にその疑問を解くには、貴方が寝る前にヴィデオカムコーダーをOnさせて置けばいいのです。貴方の寝姿を朝まで延々ととっといておけばいいのです。貴方は朝それをまき戻して再生しますね。大体の状況は把握することが出来ます。ただ、貴方が「この内容はでたらめかもしれない」と思ったらそれまでですね。それが必ずしも科学的精神でないことはおいといて。
貴方が爆酔している様をリアルタイムで貴方が観測する方法ははっきり言ってありません。厳密に言って貴方が観測できる世界以外に世界は存在しないと言い張ることはありかもしれませんが、普遍性には疑問があります。多くの場合、様々な片々たる証拠物品やら機器を通して知覚を拡張してきたのが人間の科学的態度でした。想像力と論理への信頼が人間をかくも繁栄させてきたといっていいのです。疑念に満ちた貴方が唯一信頼できる世界は今の時点では貴方が存在するリアルタイムの一点と、目視できる過去へ広がった光速の円錐時空範囲だけということです。過去の自分史だって毎晩貴方は眠っていますからぶつ切れた非連続世界ですね。
ご参考になれば。
ええと、私も自分の寝ている姿を録画して、自分で見ればいいじゃないか!と思ったのですが、よくよく考えてみるとだめじゃんという結論に至りました。
初めに書いておけばよかったです。すみません。
理由は、
ビデオで録画した動画を見ている時の私は、起きているので、私が世界を観測している状態にありますよね?私が知りたいのは、睡眠時に、「私が観測する世界」は果たしてどうなっているのか?ということです。
死と同様に、「私が観測する世界」は消滅していると思ったのですが…
ビデオで録画した動画を、意識ある状態の私が見た瞬間、それは私が観測する世界の一部に取り込まれてしまい、その動画は私が観測しない世界を表してはいない、と思うんですよね…
物理学的には、シュレディンガーの猫と同じようなもんですかね?
私が見なければ、録画した動画には、「私が観測し得ない世界」、または「私が観測する世界」のどちらかの可能性があると思いますが、見た瞬間結局「私の観測する世界」に取り込まれて、世界の事象の一部になるだけだと私は考えるのですが…
以上の見解から、この方法では科学的に説明できないと私は考えました。
どうやら、科学的に説明するのは無理があるのかもしれませんね…
哲学的回答はないのでしょうか…?
No.7
- 回答日時:
#5の者です。
>私の体が時間を感じているってことですか?
違います。その間の生理活動の結果が、現在の意識を
支えているという事です。
その無意識の間、存在しない=あらゆる相互作用が停止
していれば、現在の意識にも影響を与えます(そのような
痕跡はない)。
また、我々は、現在の物を認識する場合に、過去の経験
の蓄積によって意味を感じる=光や音などの先行感覚
(その感受表面での特定の相互作用パターン)に対して
過去の生理的感覚を先入化させることで、色や形、あるいは
空間的広がり(そこまで行けば何が起きるか)が生じるのです。
また、空間の遅延作用により、真の現在は「ここ(感受表面)」
でしかない以上、たとえば1光年彼方の星は1年前の姿で
ある=空間がずっと続いているという事は時間もずっと続いて
いなければならないのです。
では、生物学的観点からは、生理活動が私の意識を形作っているという理解でよろしいのでしょうか?
そして、死ぬとき、初めて「私の観測する世界」は消失するわけですね?
でも、死ぬときは、数時間くらいは細胞は生き続け、生理活動は一応行うと思うので、完全に死ぬ(すべての私を構成する細胞が死ぬ)まで、まだ意識があるということですか?
そして、最終的に、akayoshiさんが述べているように、私は世界と一体となって、意識も消え、私の観測する世界は消滅するのですかね…?
物理学的観点だと、月等遠いところから精緻な望遠鏡で私をずっと観測する者がいたとすると、光の遅延の差異で、その観測者が私を観測している間は、「私が存在する世界」は観測出来ているから、死ぬなりして、その観測者が私を観測できなくなったら、その時初めて「私の存在する世界」は消失するということですか…?
しかし、これは「私の存在する世界」であり、他者が観測する世界ですよね?
物理学的観点からは、「私が観測する世界」は一体どうなるのですか…?
支離滅裂な回答であったら、めった切りにして指摘してください。
私自身、自分が何言っているのか整理できなくなってきました…
回答有難うございました。
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