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多世界解釈とは掻い摘んで言うと、例えば二重スリット実験において波動としてコヒーレントな量子状態だった電子や光子がスクリーンにぶつかるなどでデコヒーレントな干渉を受け、つまり観察されることで、粒子としていわば実体化する。その時コペンハーゲン解釈では、波動として空間中に広がっていたのが、一点に収縮するとされますが、多世界解釈は異なる現象を提唱します。波動が一瞬で収縮するのではなく、電子または光子がスクリーン上の様々な点に出現する可能性の分だけ世界が分岐するという解釈です(だと思っています)。
ですが、これに対して深い疑問があるのです。ただ、その疑問に移る前に、前回マルチバース仮説に対する疑問で、さらに考えてみるとおかしな点があるので、そのことを疑問として提示しておきたいと思います。要は、物理法則の異なる宇宙がマルチバースには無数にあるという点についてで、そもそも、マルチバースモデルは、我々の宇宙で成立している物理法則をもとに提唱されたものでしょう?しかし、その物理法則が異なる宇宙がその中にあるとすること自体矛盾と言ってよいと思われるという疑問です。そうではないでしょうか?
さて、多世界解釈についてですが、(前回もチラッと触れはしましたが、本腰を入れたものではなかったのでここで言及する次第です)コヒーレントな量子状態が観察されることでデコヒーレント化される、その際、世界が分岐するということになると、世界自体が、一旦コヒーレントな状態になるとせねばならなくなるのではないでしょうか?謂わば、シュレーディンガーの猫の思考実験でいうと、猫が入れられている箱の中に全宇宙が入っているとでも言いましょうか。そうなると、デコヒーレント化、または、世界の分岐を行う観測者はどこに求めればよいのか?なんせ、全宇宙が入っているのですから、宇宙の外に立って宇宙を観測している観察者を仮定するのか?それとも、他宇宙から観察に相当する干渉を受けるとでもいうことになるのか?この宇宙そのものを観測する観察者の問題は古くからあるようですが、多世界解釈でも、その疑問を回避するわけにはいかないと思うのです。
どうでしょう、皆さん。すこぶる疑問が湧いてきませんでしょうか?それとも、何かいい解決方法があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

多世界解釈が正しいかどうかって検証のしようがないですからね。


なんともいえません。
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>何かいい解決方法があるのでしょうか?



ないからこのような解釈が出てくるのでは?

0 ✕ ∞ = 1以上であれば、成り立つのかもしれない。
あるいは、0 ✕ ∞ = ∞ かな。
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こんなに緻密なものが 偶然に出来た・・とでも?



意図的なものが あるからこそ宇宙は創られた・・と 考えないと 宇宙の謎は解けない
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