不可算名詞と可算名詞の違いはわかっているつもりです。
また、appleは可算なら、丸い完全な形のリンゴを意味し、
不可算なら、細かく切って数えられない形になっています。
chalkが不可算なのは、一かけでもチョークの役割を果たすからですが、
雲が複数になる理由がわかりません。
雲は小さな物でも雲ですし、空いっぱいおおうのも雲です。
また切れ目がどこにあるかもはっきりしません。
何をもって複数と言えるのか、どなたか説明していただけませんか。
いろいろな種類の雲、という解釈もありますが、一般的に何種類もの雲が
同時にあることは少ないです。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
明らかに一塊と分かる形で、または、大きな空をバックにして小さな塊と意識できる場合は単数形で a cloud になります。
http://www.aacog.dst.tx.us/air/curriculum/HowDoe … には、
How Does a Cloud Form?
と言うタイトルの文章がありますが、その本文中での扱いは普通の可算名詞です。
Air warmed by the earth rises into the sky. As the air
cools, the water in the air condenses to form clouds.
Clouds are part of weather. A cloud is a mass of fine
drops of water or tiny crystals floating in the air above
the earth, formed by water vapor in cool air.
多分、ご質問されているのは、入道雲のようなものを表現している文章の時、複数形になっていることではないでしょうか?
これは、例えば、山脈とかうどんと同じことではないかと思います。
the Rocky Mountains とか、noodles にしますが、この時、対象を単数形で表すのは違和感があると思います。the Rocky Mountain では、幾つもの山頂があり、峰々が連なっているイメージがでません。また、うどんも、明らかに一本だけが器に入っているわけではありません。
これと対照的なのはhair です。自分の頭は既にかなり剥げていますが、それでも、hair で行き、hairs とはしないでしょう。つまり、頭髪は頭に生えている限り、その生えている範囲もきちんと決まらず、つまり、もみあげなどもあり、また、幾ら剥げていても細かい毛がかなりあるわけで、いちいち複数形にするメリットがありません。そもそも、髪の毛が頭に生えているとき、その数を意識することはまずありません。つまり、数える、複数形にすると言うのは、数を意識するときなのです。
もちろん、床に長い女の髪の毛が落ちていて、それを誰かがとがめる場合、I found three hairs on the floor. のように言いますが、こちらは、数えるメリットがあります。
なお、このようなことは、日本語でも起こります。つまり、多数と多量の使い分けです。
出版社が多種類の出版物を出しているとき、「多数の本を出している」のように、数を意識して「多数」を使いますが、倉庫に何万冊もたまっているとき、「在庫がたまっている。多量の本を抱え込んでしまった。」のように「多量」を使います。本はあくまで可算名詞ですが、日本語でも、このように可算名詞を不可算名詞扱いする現象が起こります。
No.6
- 回答日時:
No.5のtaked4700です。
単数形の例:
a funnel cloud 竜巻 の場合は、典型的な可算名詞で、普通に単数形を使います。実際、一つと意識しますから。
http://stock.tobinphoto.com/funnel-cloud-picture …
A funnel cloud as seen looking northwest from eastern Milford Haven, Virginia on 4/13/2006
または、
he looked out the front window of his grandfather's home on Courtney Road and saw a funnel cloud.
のような例文がヒットします。
複数形の例:
入道雲が入り乱れているときとかとか曇りの時の空を表す時は普通複数形であると思います。
あと、このサイトが参考になるでしょう。
http://www.lexic.us/definition-of/cumulus_cloud
No.4
- 回答日時:
複数が一般的というわけではないです。
U, C がついている辞書では
C, U と併記されています。
C が先に書いているということは,確かに C の方が多いのでしょう。
Oxford Sentence Dictionary でも clouds の例が多いことも確かです。
ただ,ジーニアス英和辞典・ウィズダム英和辞典,ともに,
「一般的には U だが,…」とあります。
コウビルド英英辞典では N-VAR(U, C いずれもあり)となっています。
... obscured by cloud.
... flying through cloud.
という例文が載っています。
by の後は無冠詞になりやすいですが。
オックスフォード英英辞典には
... behind a cloud という例の後,
[mass noun](日本でいう物質名詞)として ... free of cloud とあります。
「雲状のもの」や
a cloud of ~で「大群の~」の意味になる場合は可算です。
No.3
- 回答日時:
雲はuncountableだという観念に捕われない方がよいと思います。
英語では雲はcountableなものだと考えた方がよいぐらいです (ちょっと言い過ぎかな)。例えば-----A cloud is a visible mass of water droplets
-----Clouds in the Earth's atmosphere are
のように文章を切り出します。比喩的に
a cloud of birds,
clouds of birds
などという言い方もします。
むろん雲が全天に広がっていれば数える状況ではなくなりますし、uncountable として使うことも多くあります。でも uncountable が基本かというと実感としてそうではありません。
No.2
- 回答日時:
下記サイトを御覧頂くと解りますが、
寧ろ実際には複数名詞として使用されるケースが殆んどですね。
やはり形状的、量的なイメージを惹起するという観点からも、
複数形が自然だと了解しておいて良いと思います。
http://eow.alc.co.jp/clouds/UTF-8/
No.1
- 回答日時:
>雲は小さな物でも雲ですし、空いっぱいおおうのも雲です。
また切れ目がどこにあるかもはっきりしません。
その通りで,一般的に cloud は不可算です。
しかし,ぽっかり浮かんだひとかたまりの雲,むくむくと重なってふくらんでいる雲などは可算
と辞書にはあります。
そのような雲が(具体的にいくつと数えられなくても)複数あれば複数形となります。
あるいは,「連続や広がり」を強調するために,不可算名詞を複数にする場合があります。
waters で「海」を表したり,
sky も「空模様」を表す場合の他,詩では広がりを強調して skies となることがあります。
数えられて数が複数,というのでもなく,複数によって広がりを表す。
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