これ何て呼びますか

10日ほど前にホームセンターで購入したパキラなんですけど、
画像のように葉のところどころが茶色く変色してきています。
葉全体が黄色くなってしまって落ちた葉も2枚あります。
購入してきてから販売用の鉢から植え替えはしております。
土はポットのままで、足りない分は赤玉土7:腐葉土3でブレンドした土を入れています。
このままにしておいても大丈夫でしょうか?
何か対処方法があるようでしたらご教授願います。

「これは病気でしょうか?(パキラ 画像有り」の質問画像

A 回答 (3件)

人間と植物では根本的に違いますが、生きている事に関しては同じだと


思っています。植物の生育を人間の生活に例えるなら、鉢は家で用土は
キッチンや寝室になります。鉢に植えられた時点で、鉢と言う限られた
空間でしか生きられませんので、そのためには植物が最適に生育出来る
ような環境を鉢に植えてしまった人間が、責任を持って面倒を見なけれ
ばなりません。
確かにガーデニングは難しいです。ただ難しいのは最初だけで、ある程
度の知識が身に着けば難しさも遠退き、次第に楽しさに変わります。

さて用土の配合について疑問を持たれているようですから、用土に関し
て少し説明させて頂きます。配合と言うのは見た目でも重さでもありま
せん。それぞれの特性を考えて、植物が最適に生育出来るように考えて
配合しなければいけません。用土は大きく分けて基本用土、改良用土、
その他の用土です。あなたが使用された赤玉土は基本用土で、腐葉土や
パーライトなどは改良用土です。改良用土は基本用土を改良し、欠点を
改善して生育を良くさせるために入れる材料です。特に腐葉土は土の名
が付いていますが、広葉樹の落葉を腐熟させただけの物ですから、実際
の土とは全く違います。腐葉土は土だと思い、腐葉土だけで植えられる
方も居られますが、腐葉土だけでは植えても生育は良くありません。
微量要素を僅かに含んでいますが、植物の生育のために必要な料は含ま
れていないので、肥料は別に与える事になります。腐葉土は一般的には
土壌改良材として使用され扱われます。
赤玉土は園芸では広く使用される代表的な物ですが、これは赤土を乾燥
させて大中小の大きさに分類しただけの物です。通気性と保水性と保肥
性に優れているのですが、本来は赤土と同じですから、水分を含んだ時
は崩れやすくなり、反対に乾燥してしまうとガチガチに固まってしまい
ます。崩れると微塵になるため、長期間使用すると微塵が隙間を埋めて
しまい、通気性や排水性が悪くなります。耐久性が悪いので、植付けた
ら最低でも1年に1度は、長くても2年に1度は植替えが必要です。
崩れにくい焼き赤玉土がありますが、これは赤玉土を高温で焼いた物で
す。赤玉土は弱酸性ですが、焼き赤玉土はアルカリ性に変わってしまい
ますので、通常は観葉植物に使用する事はありません。

本に書いてある配合率は、一つの例として書いてあるだけです。書いて
ある通りの配合しても、時には上手く生育が出来ない事もあります。
書いてある通りに配合すれば、何が悪いのかが見えて来ます。その悪い
点を改善するために、翌年の植替え時には配合率を調整します。1回だ
けで上手く行くとは限らないので、毎年違った用土で栽培する事は避け
るようにします。例えば赤玉土を全体の7割使用したとします。どうも
保水性が強過ぎて根腐れを起こし易くなっていると思ったら、植替え時
に6割に減らして見るようにします。見た目とは違うと書きましたが、
これは用土ではなく植物の状態を見て判断します。見た目と言うのは間
違いではありませんが、見る場所が違う事を理解して下さい。
次に重さですが、確かに重さは植物の根張りに重要です。鉢に入ってい
る用土の重さにより、植物の生育が作用されますが、初心者の方に重さ
まで何とかしろと言っても無理ですから、今は重さの事は考えられなく
て構いません。ある程度の知識と経験を積んでから考えましょう。

僕が配合をする時に使用するのは、プラスチック製の軽量カップです。
一度に大量に作るため、大体1リットル入る物を使用しています。
あなたの場合は200cc程度の軽量カップで十分です。例えば赤玉土
5:腐葉土3:バーミキューライト2で配合するとしますが、赤玉土を
カップに5杯、腐葉土を3杯、バーミキューライトを2杯にすれば簡単
に配合は出来るはずです。その年に配合した率は、翌年に参考になるよ
うにメモして残し保管します。

鉢から抜いても根を崩さなければ大丈夫と思うかも知れませんが、鉢か
ら抜く事で根周りが外気に触れる事になります。抜く時や植付け時に押
さえる事で根に負担を与えるので、結果としては根を動かした事になり
ます。今頃に植替えが出来るのは、根腐れ等で緊急に植替えをしないと
枯れてしまう場合だけです。窮屈に思えるのは人間だけで、植物には何
の不都合もない事もあります。人間の都合だけで判断しないで下さい。

まだまだ疑問があるようなら、ココを閉めないで質問して下さい。分か
る範囲で答えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。すごく勉強になりました。
もうしばらくしたら春ですから、教えて頂いた事を頭の中に入れ、
またこのページをちょくちょく見て勉強しながら楽しんでいけるようがんばってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/20 21:56

再度の回答をします。

植替えについて補足しますが、サイト等に書かれて
いる方法で植替えをする事は避けましょう。ホームセンターや園芸店等で
鉢植えで売られている物は、何時頃鉢に植えられた物か分かりません。
もしかしたら既に鉢の中で根詰まりを起こしているかも知れません。その
まま鉢から抜いただけで根を崩さず植替えてしまうと、根詰まりを起こし
ていた場合は、根先が傷んでいて十分な養分や水分が吸収できません。
僕が購入したら植替えた方が良いと書いたのは、そのためです。
購入したら直ぐに植替えをせず、植替えが出来る時期まで待って植替えを
します。水遣り等の管理を十分にすれば、数ヵ月後の植替えまで枯れる事
はありません。

根腐れ防止剤ミリオンですが、これにはミリオンとミリオンAがあります
が、他にもゼオライトと言う商品もあります。
これらは土の上に置いただけでは効果がありませんので、植替え時に用土
に混ぜ込んで使用します。根腐れ防止剤だから根腐れは起きないと思うか
も知れませんが、やはり水遣り方法を誤ると根腐れを起こします。

僕はハダニと書きましたが、本当は別の害虫の仕業かも知れません。僕が
ハダニだろうと思ったのは、茶色い円形状の物ではなく点々とした茶色の
部分です。ハダニは肉眼では見えませんので、パッと見ただけでは区別が
出来ません。葉に茶色の斑点が出来て初めてハダニが発生したと分かるの
です。あなたはホームセンターでパキラを購入されましたが、薬品売場に
行けば無料で貰える薬剤に関しての小冊子が置いてあります。
住友化学園芸からは「すこやかな花と緑のために 総合ガイドブック」が
あり、フマキラからは「園芸製品のご案内」があります。他にも色々とあ
りますから、店員さんに断りを言わなくても勝手に持って帰られて構いま
せん。特に住友化学園芸の小冊子は便利です。病害虫も全部ではありませ
んが写真入りで説明があり、有効な薬剤も番号で示されています。
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この回答へのお礼

植物に対しての知識がまったく無かったようで反省してます。
成長期と呼ばれる時期の植え替えは土をほぐして土も入れ替えているのですが、
この時期は出来るだけしてはいけない時期だと思い、ポットの中の土は出来るだけ動かさないようにして植え替えしてしまいました。
鉢だけが一回りちょっと大きくなったので、隙間を新しい土が埋めたというような感じです。

ハダニについては、慌ててカダンセーフとかいう薬を買ってきて散布してみました。
薬についても少し勉強してみたいと思います。

それにしても土の配分というのは難しいですね。
よく赤玉土が何割、腐葉土何割などと書かれてますが、あれは見た目での割合なんでしょうか?
それともgでの割合なのでしょうか?
gだとしたらパーライトのような計量の物は、見た目でものすごい割合で配合される事になっちゃいます。
ガーデニングは難しいです。詳しく教えて頂きましてありがとうございました。

お礼日時:2011/02/19 22:34

斑点が出ている部分はハダニと言う害虫の仕業で、葉先がかれているのは


病気ではなく管理の不具合によるものです。

10日前に購入されたようですが、あなたは根本的に考え方を改めるべき
です。購入した時の土は何が使用しているのか分からないので、植替えを
した方が良いのは間違いではありません。何を改めるべきかと言えば、そ
れは植替え時期を守る事です。
植替えは決められた時期に行うべきで、何時でも可能と言う事はありませ
ん。パキラの生長期(活動を活発にして生育する時期)は、5月から9月
までです。10月は活動を次第に弱らせ、休眠する準備期間に入ります。
4月は休眠から目覚め、徐々に活動を再開する期間です。それ以外の時期
は休眠期(微妙に活動はしているが、生長期と比べると活動が鈍く、どち
らかと言えば休んでいる時期)ですから、この時期に出来る作業は水遣り
と日照の確保、室温管理程度です。つまり緊急を要す以外は鉢から抜いて
根を動かしてはいけないと言う事です。葉先が枯れた原因は、植替えをし
てはいけない時期に植替えをしたため、根が傷んでしまったのです。

たぶん今の時期は回復が望めませんから、葉先の枯れの進行は止められな
いでしょうね。葉先が枯れても切らない事や、出来るだけ水遣りを控えめ
にして、レースのカーテン越しで弱い光線に当て、室温も7℃以上を維持
して様子を見るしか手段はありません。間違っても液肥や固形肥料、活力
剤、アンプル等は絶対に与えないで下さい。一発で枯れてしまいます。

一番最初に斑点はハダニが原因と書きましたが、ハダニが発生する原因は
乾燥(湿度不足)が原因です。エアコンや暖房器具を頻繁に使用すると、
どうしても空気が乾燥してしまいます。このような時は定期的に過湿器を
作動したり、葉水(霧吹きで葉の裏表に散水する作業の事)をして湿度を
高めてやります。また葉水だけではハダニは駆除出来ないので、ハダニ用
の薬剤を使用して、被害を食い止めるようにします。薬剤散布を毛嫌いさ
れる方が多いのですが、パキラを守りたいなら我慢する事です。

最後に植替えが出来る時期は今ではなく、5月から9月の間だけです。
自己ブレンドをするのは構いませんが、あなたのブレンド率を見ると保水
率が高過ぎて、下手をすると根腐れを起こしてしまうかも知れません。
赤玉土(小粒)5:腐葉土(完熟)3:バーミキューライト2を基本用土
として、この基本用土にミリオン(根腐れ防止剤)を1割混ぜて下さい。
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この回答へのお礼

詳しく解説して頂きましてありがとうございました。
すごく勉強になりました。

斑点というのは、赤く丸で囲んだ部分の事でしょうか?
売られていた中では一番まともなものを選んだつもりでしたが、
現状の写真のようなパキラがほとんどでした。

ハダニについては勉強不足でよくわかりません。
一応HPなどで調べて、葉の裏を虫眼鏡で見たりもしたのですが素人の私にはわかりませんでした。
ハダニ用の薬剤というのを購入して対処したいと思います。
もしかしたら売られていた物の全てに、葉が白く何か薬剤をかけたように見えたのですが、
その頃からそういった害が出ていたのかもしれませんね。

植え替えの時期はHPなどで読んだりしていたのですが、
ポットの中の土はそのままで、その他の部分をブレンド土で補えばよいと間違った理解の仕方をしていたようです。
これについても今後はあらためます。

教えて頂いた根腐れ防止剤についても、明日にでも対処してよいのかわかりませんが、
この後勉強してパキラを枯らさないようにしたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/16 19:41

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