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去年、断崖の女王 ブラジリアン エーデルワイスを購入いたしました。

西日の当たる軒下で育てていたのですが、
雪の日の朝、4枚の葉が凍ってしまったのか、へなへなに。。

急いで、室内にいれましたが、葉も茎も茶色く枯れています。

下からは新芽がちょこっと、顔を出していますが、
球根のものは、よく上の葉を枯れても落とさないほうが、良いと聞いてます。

すごく葉が枯れているので、根元から葉を落としてよいのか、迷っています。

水やりも、去年新芽が幾つか、上がってきたのですが、
お水がかかってしまったせいか、すぐ茶色になって枯れてしまいました。

霧吹きでやってらっしゃる方も、いるようですが、どのような水の与え方が適しているのでしょうか?
どうにか、この新芽を育ててあげたい!!

お水は12月頃から、今まで(2月下旬)まで与えていません。
暖かい室内に環境が変化したこともありますし、
そろそろ、水を与えた方が、良いのでしょうか?

長い質問になってしまいましたが、
 力になってくれる方いましたら、返答宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

断崖の女王はイワタバコ科レクステイネリア属で、別名をブラジリアン


エーデルワイス、学名シンニギアレウコトリカと言う多肉植物です。

年間を通して日当たりが良い場所に置きますが、現在のように西日だけ
が当たる場所は最適とは言えません。西日は短時間ですが日中の光線よ
り強く当たります。ほとんどの植物が西日を嫌いますから、西日以外で
光線が得られる場所の移動する事が必要です。
簡単に申すなら、日当たりは好むが強い日射しには弱いと言う事です。
気温が高いと生育も良くなるのですが、気温が高い事には問題は無いの
ですが、熱がこもってしまうのは生育に支障が出ます。真夏時は出来る
だけ風通しの良い場所に置き、熱がこもらないような工夫が必要です。

水遣りですが、基本的には春から秋までは鉢土の表面が乾いたら鉢底か
ら十分に水が流れ出るまで与えます。間違ってもコップ1杯とか半分と
かで自分で決めた量を与えない事です。必ず鉢土の表面を自分の乾いた
指で確かめて、見た目で判断しないようにして下さい。
冬場は休眠するので、水は控えめにします。冬場は休眠しても生きてい
ますから、微妙でも水分は必要です。現在は完全断水のようですが、こ
れでは蓄えられた水分を使いきってしまい、春まで生きられなくなりま
す。水遣りは頭から水を与えないで、水差しで根元に水を静かに与える
ようにします。葉の表面に毛が生えているため、水滴が付いた部分から
葉が傷んで腐敗する事があります。
霧吹きで水を与える事を「葉水」と言いますが、これは湿度を高め乾燥
から守るために行う作業の一つで、霧吹きで葉などに水を吹きかける事
を言います。これは通常の水遣りとは違い、葉水をしたからと水遣りを
しなくても良いと言う事は絶対にありません。断崖の女王に関しては、
葉水は命取りになるので、絶対に行わないようにして下さい。

植替えは4月の間だけです。それ以外の時期は緊急を要する以外は絶対
に植替えをしてはいけません。基本的には年に1回行います。鉢と球根
との隙間が、親指が1本入る程度にします。窮屈でも広過ぎても生育に
問題が生じます。鉢は必ず鉢底穴が開いている物を使い、必ず鉢が深い
物を使用して下さい。
使用する土はサボテンと多肉植物の土か、または山野草の土です。
膨らみ部分が鉢土に1/3程埋まるように植付けます。
土は最低でも半分以上は残し、傷んだ根や長過ぎる根は切って整理をし
ますが、極端に切り詰める事は避けましょう。

肥料は植替え時に緩効性化成肥料を少量だけ用土に混ぜて下さい。それ
以外の時期は与えません。緩効性化成肥料のマグァンプKには、1年間
持続する中粒と1年半持続する大粒がありますが、中粒を使用します。
緩効性化成肥料なら根に触れても枯れませんが、他の化成肥料は根に触
れると根枯れを起こします。

越冬のために必要な温度は限界が0℃です。光線の当たり具合や状態に
よって0℃では枯れてしまい、7℃以上は確保する必要がある事もあり
ます。年間の環境と管理に大きく物を言いますから、注意して下さい。
現在は軒下のようですが、その場所は0℃以下にならない場所ですか。

切るや植替えが出来るのは4月だけです。今は絶対に行わない事です。
現在の状態は非常に危険な状態です。軒下に置いていたため寒さに耐え
れず、凍傷になってしまっているようです。新芽が出たのは凍傷になる
前で凍傷になってから出たのではありません。増殖は種蒔きだけですか
ら、現在の新芽も長くは生きられないでしょうね。
4月頃に現在より回復の兆しが見えれば、何とか元気にさせれるはずで
す。人間で言えば危篤状態ですから、窓越しで光線が当たり、7℃以上
を維持出来る場所で暫く様子を見て下さい。
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この回答へのお礼

とても解りやすく、丁寧に返答してくださり、感謝しております!!
 現在の新芽は長生きできないようですが、教えていただいた通り、しっかり管理していきたいと思っております。

あと、もう一点だけお伺いしたいことが、、、。
 痛んだ葉や茎は、他の植物と同じように取り除いてしまって大丈夫でしょうか?
 図々しく質問を重ねてしまって申し訳ございません。

  ご返答くださり勉強になりました。ありがとうございました!!

お礼日時:2011/02/25 10:51

僕が最後の部分に書いた事を読み直して下さい。

切る事や植替えが
出来るのは4月だけだと書いていますが、この意味を理解して貰え
るように書きますので、植物がどのような生物であるのかを考えて
下さい。

どんな植物にも共通して言えるのですが、植物には生長期と休眠期
の2種類があります。生長期は活動を活発にして元気に生育してい
る時期を言い、この時期が来たら植替えや施肥や増殖などを行いま
す。休眠期と言うのは植物が活動を停止または鈍くさせて、養分は
全く要求せず、水分も生長期と比べると多くを要求しません。
熊などの野生動物は、冬場は冬眠し水分や食物を取らずに春先まで
爆睡しますよね。植物も冬場は冬眠していると同じですが、それで
も微妙に活動をしていますので、ある程度の水分は必要です。
サンセベリアのように冬場は完全断水をして、春先まで水を与えな
い植物も存在します。これらは一握りの種類しかありません。
他の植物のようにと言われますが、多肉植物は他の草花とは根本的
に違います。草花と同じように管理をすると、サボテンや多肉植物
は必ず腐敗するか枯れます。切ったり植替えをするという事は、あ
る程度のダメージを与える事になります。元気にさせて大きくさせ
るために必要な事なので、それは仕方がありません。
しかしダメージを与えたからには回復させる時間が必要です。

休眠期と言う時期は活動が鈍いため、回復をさせられるだけの体力
がありません。弱らせた状態で越冬をさせるので場合によって春先
に状態を悪くさせ枯れてしまう事も十分に考えられます。
切れば見栄えが良くなるだけで、他にメリットは何もりません。
切る事は生長期に入れば何時でも出来るので、そんなに急ぐ必要は
無いのではありませんか。

初めての植物なので、色々と戸惑う事もある事は十分に承知してい
ます。僕は長年サボテンと多肉植物を栽培しているので、ある程度
の知識や経験は持っています。遠慮する必要はありませんので、分
からない点があれば質問されて構いません。植物公園や園芸店等で
色々とアドバイスをして頂いているので、僕にも分からない質問で
も僕が聞いて見ますから、ドンドン質問されて構いませんよ。

サボテンと多肉植物は、葉や茎や根などに水分を他の植物より多く
蓄えられる機能を持った植物を言います。一般的には多肉質の植物
の事をサボテンと多肉植物と呼んでいます。昔は全てが多肉植物で
したが、余りにも数が多過ぎるのでサボテンと多肉植物に分類され
ました。一部の観葉植物にも多肉質がありますが、それらは栽培の
方法が異なる事があるため、サボテンと多肉植物とは別に栽培管理
方法が書かれています。話すと長くなるので、この辺で余談は止め
ますね。
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この回答へのお礼

 何度もご返答いただきまして、感謝しております。
  教えていただいたことを実践して、なんとか復活させてあげたいと思っています。
 育て方のモヤモヤが晴れてきました。 本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/02/26 19:06

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