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国際語学社発行の「らくらくロシア語 文法+会話」のP.129に
「Нам бы хотелось гарантию на 2 года.」という文章がありますが、これはхотелосьがгарантияの対格гарантиюを目的語に取っているのでしょうか?
初級者である私が知る限り、ся動詞が対格を目的語に取るというのは聞いた事が無いです。
文法上なぜこうなるのか、どなたかご存知でしたら教えていただけると助かります。

A 回答 (2件)

解決に至る回答ではないことを初めにおことわりいたします。



ся 動詞が対格目的語をとることがないのは ся が себя の短形でそれ自体が対格であるからであるとされていますが、実際には対格目的語をとる構造が現れるらしく、

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004226839

このような論文が書かれています。残念ながらウェブ公開されておらず疑問の答えを得ることはできません。

http://forum.wordreference.com/showthread.php?t= …
↑このQ&Aで хотелось бы が名詞を直接、目的語にとれるかどうかのやり取りがされていますが、ロシア語話者の中にはこの表現を awkward(ぎこちない)と感じる人がいます(#15 - "Тебе хотелось бы банан" and "Тебе хотелось бы банана" both sound equally awkward to me. That's not the natural way we Russians express the idea in our everyday language")。

同じ人が、直接に名詞を目的語にするには人称動詞 хотеть を使うべきと言っていますが(#17 - "Would you like some porridge? - Каши хочешь? / Хочешь каши? That's all.
")、当然これをもっと丁寧にすれば хотел(а/и) бы + 対格となるわけです。

Мы хотели бы гарантию на 2 года.


ここから先は想像になりますが、хотеться が対格目的語をとることがあるのは

・хотеть と хотеться の混同
・хотеться + 動詞不定形 は可能なので、どの動詞を用いるかが自明の場合省略されその目的語だけが残った(мне хотется домой「私は家に帰りたい」のようなケースでは運動の動詞が考えられますが、省略することで逆に定向か不定向か、完了か不完了か考えずにすむ)

こういうことが原因にあるのではと思います。こういうことは他の言語でも見られます。
ネイティブスピーカーにはこれがなじめない人がいるということは、ちょうど日本人にラ抜きがなじめない人がいるのと同じように思えます。
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この回答へのお礼

なるほど、бананの例を見ても意見が分かれるようですね。
このQ&Aの中で、何故か生格のбананаだと問題なしと意見もありますし。。。

省略説、あり得ますね。というか、個人的にはこれが一番しっくりします。

参考になりました。どうも有難うございました。

お礼日時:2011/03/02 00:16

回答になっていませんが、私も文法的に説明はできないものの興味をひかれて手持ちの辞書等を調べてみました。

と、国立ロシア語学研究所の名を冠したとある辞書に、хотетьсяが名詞を要求する場合は生格が通常だが、口語では対格も見られるというような記述を見つけました。2005年出版のものです。

ネット上の文章を見ると、多いのはやはり不定詞か副詞かчтобы+節で、対格はあまり見当たりませんでした。

ですので間違いではないようですが、清く正しく美しい表現とも言えないようです。

こういう場合、私のようないい加減な学習者は、所詮文法なぞ言語の変化を後追いするしかないから対格も許容範囲とだけ覚えてればいいや、と思ってしまいますが、几帳面な方には気持ち悪いかもしれませんね。
お助けにならず恐縮です。
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この回答へのお礼

хотетьсяが名詞を要求するときは生格にするのが普通というのは知らなかったです。
貴重な情報有難うございました。

お礼日時:2011/03/03 00:04

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