イラク戦争の世論

イラク戦争についての質問です。

［1］ブッシュがイラクに攻撃すると宣言したときにアメリカ人は賛成した人が多かったのですか？

［2］小泉首相がイラクでアメリカ軍の手伝いを自衛隊にさせていましたが、それについて当時の日本は賛成した人が多かったのですか？自衛隊は海外での人殺しに加担することにはなりませんか？

当時私は子どもで戦争は嫌だなと漠然と思ってました。世間の考えやメディアの対応などを覚えてなくて、知りたいです。どなたか教えてくださいm(_ _)m

No.1 回答者： cubetaro 回答日時： 2011/03/01 14:42

　話は湾岸戦争の時にさかのぼるのですが、湾岸戦争の時に、日本は協力を躊躇したために、世界中（特にアメリカ）から非難されました（結局は巨額の資金を出して協力）。

　今回は、二の足を踏むまいと、早々にアメリカに協力を申し出たのです。
　（国民の意見は、否定的でしたが、アメリカを敵に回したくないから…という感じでした）

　自衛隊は、あくまで「復興支援」という形で派遣されました。
　武器は使えないので、海外の部隊に守ってもらってたと思います。

No.2 回答者： nda23 回答日時： 2011/03/02 13:00

[1]アメリカの世論は賛成者が多かったはずです。

それは昔の日本のようにプロパガンダしたから。
かつて湾岸戦争でイラクは多国籍軍と戦いました。
多国籍軍とはアメリカを中心とするものでした。
イラクは敗れましたが、極東軍事裁判のような
裁判に名を借りた報復処置はさずがに現代では
行えず、フセインは生き延びました。
9.11の報復として拳を振り上げたアメリカはしかし
相手が見つからず、挙げた拳を下ろす先として
イラクを選びました。フセインがアメリカに従わない
指導者だったからです。それにテロリストと同じ
アラブ人だったからでしょう。

[2]自衛隊の派遣に関しての世論は慎重派が
多数でした。法整備も不十分で、交戦規定も
ないなかで軍事組織を派遣することは普通に
考えれば消防士に素手でビル火災を消しに行け
というより無茶なはなしですから。
しかし、湾岸戦争当時、軍隊を派遣しないで
西洋から白眼視され、協力金を出したことで、
アラブからは日本の金で作った爆弾で殺された
という恨みを買うという真に愚かな行為をした
反省があったことから、とりあえずでも部隊を派遣
したのです。無茶ではありますが、自衛隊の
派遣は間違いではなかったと思います。但し、
後追いでも良いから法整備を整えて欲しかった。
「喉元過ぎて～」のように無事に任務が済んだら、
こういう不備が残っていることすら議論されなく
なりました。

日本とアメリカは軍事同盟を結んでいます。
本来であればアメリカが戦争を始めたら、これに
協力して日本も戦わないといけない約束です。
しかし、アメリカはかつて唯一白人に対抗できた
非白人の日本人から牙を抜き、爪を折るために
左翼系の活動を認め、大東亜戦争を侵略戦争と
位置付ける教育を施しました。こういった手前、
日本にも戦争しろとは言えないわけです。
その代わり、今までも公表されないところで、
ずいぶんとアメリカに金銭や物質的な協力は
させられてきたのです。

>海外での人殺しに加担する
戦争は表面的には殺人と破壊ですが、単なる
人殺しではありません。政治的解決を話し合い
ではなく、力で解決しようとするものです。金銭や
報復を目的とした殺人ではなく政治活動の一つ
です。少し前、北朝鮮がミサイルを我が国に向け
発射しました。領土領海には着弾せず、事なきを
得ましたが、領空領土上を通過したことは間違いなく
本来であれば、飛行中のミサイルを撃墜することは
勿論、発射前に基地を破壊することも正当な自衛権の
行使といえます。このことで相手側に死傷者が出る
かも知れませんが、これを「人殺し」と呼ぶのでしょうか？