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去年、生命保険の見直しをして結局保険をかけなおしました。

それで、ちょっと質問なのですが、生命保険の場合「掛け捨て型」と「貯蓄型」があると思うのですが、どちらにしても解約した時やかけなおすときなど払戻金が発生しますよね?
この払戻金と配当金の違いなど、保険のお金についてすみませんが教えてください。

すみませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

生命保険専門のFPです。



(Q)「掛け捨て型」と「貯蓄型」があると思うのですが、
(A)はい。その通りです。

(Q)どちらにしても解約した時やかけなおすときなど払戻金が
発生しますよね?
(A)いいえ。
解約払戻金が発生するのは、貯蓄型のみです。
掛け捨て型は、解約払戻金がありません。
だから、「掛け捨て」=戻りがない、というのです。
ただし、例外があります。
掛け捨て型で例外的に、解約払戻金が発生するのは、
20年、30年などの長期の定期保険を中途解約した場合です。

(Q)払戻金と配当金の違い
(A)払戻金は、上記の通りで、原則として、貯蓄型の場合ですが、
例外として、長期の定期保険などがある、とお考えください。

配当金は、貯蓄型の保険に対して支払われます。
掛け捨ての保険に対しては、支払われません。
だから、別名「積立配当金」と言います。
積み立てられた解約払戻金に対して配当する、という意味です。
配当金のある保険は……
個人年金保険、養老保険、終身保険の3つだと覚えておくと便利です。

配当金の支払時期は予め決まっています。
例えば、契約してから5年毎に配当し、翌年に支払う……
というような物です。
(つまり、6年目、11年目、16年目……に支払うという意味)
なので、5年と6ヶ月で解約すると、支払日には契約がないので、
配当金も支払われません。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

一つ一つ教えていただきありがとうございました。
保険って難しい物ですが、こうして教えていただいて少し理解できた気がします。
とりあえず、自分の保険のプランとか約款とかちゃんと読んでみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/03/03 12:01

生命保険は、ざっくり言うと



「その年の始めに生きている人全員からお金を集め、その年のうちに死んだ人にそのお金を分配する」

という金融商品です。ですので「原則」で言えば、「その年の年末で生きている人」には、何もお金が返ってこないんですね。これが「掛け捨て」と呼ばれる保険の基本的な考え方です。人間の生死は統計的に把握できていますので、どれだけお金を集めれば、どれだけ死亡時に支払えるかは、数学的に計算できます。

一方、考え方で言えば、

「その年の始めに生きている人全員からお金を集め、その年の年末で生きている人で山分けする」

というのも考えられます・・・が、これはいくらなんでもあんまりですので、この発想(生存保険と言います)と上の発想(死亡保険)を組み合わせて契約を作ります。通常は「山分けするお金」=「死亡時に払われるお金」として契約を作り、「貯蓄型」と言っています。

でも、お金を集めて、一定期間保管したのちに支払いがあるのですから、この期間のお金に対する「利息」が付きます。また、統計的に「これだけ死ぬ」としていても、実際にはそれだけ死なない可能性もあります。更に言えば、そういう契約を維持するための事務費も必要ですから、これらを年末で締めて余剰金を「年末で生きている人」に分配するんですね。これを「配当金」と言います。

ですので、「掛け捨て」でも年末に配当金は帰ってくることがあります(スズメの涙ですが)。

更に言えば、保険契約は通常何年にもわたる長い契約です。若いうち、大概人は死にませんが、トシ取ると死に易くなります。ですので「掛け捨て」でも、後で死んじゃう大量(?)の人の分の金額を、保険会社内に一定額保持しておかなければなりません。当然その「一定の金額」はあくまで保険を契約した人のものですから、途中で契約を解除すると「払戻金」が発生します。これは「掛け捨て」でも「貯蓄型」でも考え方は全く同じです。

以上が「生命保険」の基本的な考え方です。

通常保険契約は、「貯蓄型」と「掛け捨て型」を一定の比率で組み合わせた上、「病気になった時」の医療保険などを組み合わせて出来上がる仕組みになっていますが、説明がややこしいことでも分かるように、保険契約は結構数学的にややこしい商品になります。外務員が契約を取って来る、という形になっているのは、この辺の「ややこしさ」に起因する面があります。
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この回答へのお礼

配当金の考え方が少し分かりました。
確かに、前に入っていた保険は「貯蓄型」と「掛け捨て型」の物を色々と組み合わせていた気がします。
本当に保険って難しいですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/03 11:58

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