性格いい人が優勝

悠仁親王はまだ幼いので、女系天皇を認めるか否かの本格的な議論は、私が生きている間には起こらないでしょうが、女系天皇だと何か問題があるのでしょうか?

確かに、皇統はこれまで一貫して男系を保ってきました。

しかし、それは偶然男系を保ってこれただけで、男系が保てなければ女系で家を存続すると言うのが日本の伝統ではないでしょうか?

例えば、上杉謙信の後継者を争ったのは、上杉謙信のお姉さんの男子である上杉景勝と上杉謙信のお姉さんの女子の婿である上杉景虎ですし、
直江兼続は婿養子として直江家を継ぎ、本多政重を婿養子に迎えて直江家を告がせようとしまし、
吉川元春は母親の実家を継ぎました。

自分としては「男系優先・女系容認」というのが日本の伝統だと思うのですが、間違っておりますでしょうか?

A 回答 (27件中21~27件)

No2です。

なにやら、男系と天皇についての歴史にも定義にも無知な方がまた来ているようです。
女系に皇位継承権を与える事は、法律の変更によって可能でも、男系女系の定義を変えることはできない筈ですが。

前回の回答の補足ですが、
男系とは、父親の系譜を辿ると男性天皇にたどり着くということで、その先祖の男性天皇のどの妻(&側室)から生まれたかは、問題になりません。
女性天皇にぶつかった場合は、そこで王朝交代が起ったことになり、その新王朝の歴史はそこからスタートということになります。
実際、他国の「王室」の「王朝」それによる交代を繰り返しています。


この問題では、よく継体天皇の件が出てきます。
系図では継体天皇は応神天皇の5代の孫(男系)となっており、それが否定できない限り、皇統の男系も否定できません。
歴史上、皇族間の婚姻は、頻繁に行われており、それを以って実質的に女系に移ったとする考えは理解できません。

皇族の男女が結婚した=女系になった ではありません。

飯豊天皇については、はたして天皇だったのか?という問題もある上に、彼女の子孫は皇位についておらず、彼女が抹殺されたという証拠もありません。なので、天皇であったとしても「女性天皇」に過ぎないと思います。

飯豊青皇女
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E8%B1%8A% …


光仁天皇は天智天皇の孫(男系)でこれも、皇族同士での結婚をしただけで、女系ではありません。
光各天皇も皇族間の婚姻にすぎないので、同様です。
仁孝天皇も光格天皇の皇子であるので、少しでも女系かもしれない?と考える事体が愚かです。

光仁天皇
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E4%BB%81% …
光格天皇
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%A0%BC% …
仁孝天皇
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E5%AD%9D% …


女系を採用するということは、男系女系どちらも認めるということで、男系の廃止ではありません。
そんなことをしたら、将来、男の皇子ばかりになった場合、今と全く同じ問題が起ります。
女系の問題とは、それによって王朝の交代が起るからです。
日本の場合、歴史が長い上に、天皇の権威は神話に結びついたものである以上、血統が影響するからです。

皇統の男系の問題とは、以上の理由により、日本の文化と伝統に関わる問題であって、単に性別による区別や差別とは違う次元の問題であり、従ってDNAによるアプローチでは、問題の本質は解決できず、語ることすらできません。
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この回答へのお礼

>質問文から、質問者様は「女性天皇」と「女系天皇」を混同しているように思えます。

一応理解しているつもりなのですが?

悠仁親王が男子に恵まれれば、男系が保たれますが、女子しかもうけられなかった場合、おそらく悠仁親王の女子が悠仁親王の後の天皇になるでしょう、その天皇とは「男系の女性天皇」です。

ここまでは、女系天皇否定論者といえども問題視しないでしょう。

問題となるのは、その「男系の女性天皇」が崩御したあとです。
「男系の女性天皇」のお子様は、男子であっても「女系の男性天皇」と言うことになるので、
女系天皇否定論者からすれば、皇統断絶と言うことになるのでしょう。

>日本の皇位継承は、基本は男性優先で、男系の「女性天皇」はいましたが「女系天皇」はいません。
ということで、全く例がない以上、「伝統」にもなっていませんし、偶然でもありません。

言い方が悪かったかもしれません。確かに皇統につきましては前例がないので、伝統にはなっておりません。
しかし、悠仁親王が誕生されるまで40年の永きにわたり、親王が誕生せず、現時点では次世代の親王は悠仁殿下しかおられず、不吉なことを言うべきではないのですが、高円宮殿下のように悠仁親王が薨去してしまっては、次世代の親王が不在と言うのは史上空前のことであり、今まで男系を保てたのも、将来的な男系維持の危機も「偶然」なのではないでしょうか?

伝統にはなってはいないのは分かるのですが、史上初の男系の皇統が途絶えることを想定した場合、どのようにすべきかと言うことを、日本国の伝統と照らし合わせて考えるのが筋ではないかと思います。

No.3様の話では、商家では婿養子をもらうと言うのが一般的だったみたいですが、469437様も「天皇以外は「男系優先・女系容認」」というのはお認めですよね。

469437様は「皇統の存続のシステムは天皇以外の日本の伝統的なシステムとは異なる」、と考えておいでなのでしょうが、
わたしは、天皇以外の「男系がだめなら女系で保つ」という伝統を、皇統の場合も当てはめるべきなのかと思います。

明治天皇の玄孫の竹田恒泰氏も
「一般の資産家や旧財閥においても、女性のみの場合は婿養子をとり家系を維持することもあります。」についてですが、そのような家柄においても、婿養子を取るというのは、できれば避けたい選択肢であり、積極的に男子を得ようと努力しているのもまた事実です。特に伝統芸能や、老舗の旅館などは顕著でしょう。そしてそのように悩んでいる姿もまた不自然ではありません。つまり、男系継承というのは、現在の社会の姿であるということです。民間の家であれば、いざとなれば婿養子でよいですが、皇室の場合は、それ以上に厳格に捉えているということです。男系継承できたほうが良いことは明白であり、万策尽きない限り、女系を認めるべきではありません。ただし、本当に万策が尽きたなら、女系を認めるのは致し方ないでしょう。まだ万策は尽きていませんので、女系を論じるべきではないと断言します。
http://blogs.yahoo.co.jp/takebom1024/25798040.html

右翼団体一水会常任顧問四宮正貴氏も
「神武天皇以来の伝統は出来得る限り守られるべきであるが、万策尽きて、女系天皇が御即位あそばされても「天照大御神の生みの御子であらせられるのだから皇統断絶ではない」と小生は信ずる。」
http://shinomiya-m.txt-nifty.com/diary/2011/02/p …

上記の2人の主張はまさに、万策と言う言葉を使用しているように、「まずは男系を維持するために全力を尽くし、だめだったら女系でもやむをえない」と考えているのでしょう。

私も両名の主張に賛成なのですが、469437様は「女系の問題とは、それによって王朝の交代が起るからです。」と言っております。469437様は悠仁親王が男子に恵まれなかったときは、皇統の断絶により共和制への移行をすべきだとお考えなのでしょうか?

お礼日時:2011/03/25 17:24

 


 遺伝と生殖 ~ 生物としての男女は平等でありえない ~
 
 伝統・慣習・法律・差別によらず、男と女は遺伝的に違いがあります。
 たとえば色盲の遺伝子は、多く女性の卵子によって受けつがれますが、
女子が色盲になることは稀で、ほとんど男子に発現(顕性遺伝)します。
 
 もちろん、母親そっくりの男の子や、父親そっくりの女の子も少なく
ありませんが、やはり父親そっくりの男の子が、誰の目にも似ています。
 その他の形質(性格や体質など)も、男子だけに現われやすいのです。
 
 もうひとつの重大な理由は、生殖能力の違いです。
 あくまで一般論ですが、女性が15~45歳まで30年間とすれば、
男性は15~70歳まで55年以上も持続します。
 
 さらに出産は年一回以内ですが、射精だけなら年に数百回も可能です。
 女性天皇が退位せず、百歳を超えると、55年間は空白になります。
 その間に、皇太子以下の皇位継承者が亡くなれば、皇室が絶滅します。
 
 西洋の王族の遺伝子が連続していない、という巷説・俗説はさておき、
古来、クレオパトラや卑弥呼のように、著名な女王の例はありますが、
数百年にわたって何十代も続いた記録はありません。
 
 以上は、男子限定の万世一系を原則とした理由であり、もしも国民の
総意が男女平等に向かうなら、皇室典範の一部を修正すればいいのです。
 それには、つぎの手順で成立するはずです。
 
 国会議員が提案し、内閣が皇室会議を召集、国民投票を議決する……。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6606344.html (No.10)
 皇室会議;以下の10人(2+1+2+2+2+1)が召集される。
 
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この回答へのお礼

法律で女系容認が定められたら、女系反対論者はどのようにするのですかね。

共産党のように、天皇陛下が出席する国会の開会日に欠席するぐらいならいいのですが、
テロでも起こさなければいいのですが。

お礼日時:2011/03/25 18:02

法律でどうにでもなる問題です。


過去においても、日本の天皇家が、系図上女系でつながっているところが1箇所、女系でつなげようとしたが失敗したところが2箇所あります。
24代仁賢の娘手白香皇女が、継体天皇に嫁いでその子欽明天皇が継いでいるところが女系で皇位継承がされています。
継体天皇は、応神天皇の子孫ということで、ムリに男系としていますが、ここは実質的に女系で皇位継承がされています。
女系で継承しようとしたところは、飯豊天皇の場合、すぐに亡くなってしまい、後に天皇として抹殺されたために女系での継承となりませんでした。
光仁天皇は、聖武天皇の娘井上内親王を妻としており、二人の間の子他戸親王を皇太子とするという女系での継承が意図され、天皇となりましたが、光仁天皇の別の子である桓武天皇のクーデター(実質)により、女系での継承はなりませんでした。

女系とまで言い切れませんが、119代光格天皇が、天皇になれたのは、後桃園天皇の娘である欣子内親王を妻としたからです。
(120代仁考天皇は、欣子内親王の子ではないため、女系とはしませんでした。)
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この回答へのお礼

ちょっと待ってください、天皇は一貫して男系を守ってきたのではないのでしょうか?
今上天皇の時点で「すでに男系は保たれていない」と言うことなのでしょうか?

お礼日時:2011/03/25 17:28

 すみません。

少し教えていただけませんでしょうか。
 女系を採用する、或いは認める事は男系を廃止するとか男系を排除するという事でしょうか。
 確か現行憲法上は、男系とも女系とも明記されては居ないですね。
 そういう類(たぐい)の規定がなされているとすれば、法律たる“皇室典範(昭和22年1月16日法律第3号)”の事項でしょうね。
 ちょいと訪問して参照しました。
  第一章  皇位継承
       第一條  皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。
 とあります。

 民主主義や国際協調、人権主義などの原理に抵触する法律制定はできないでしょうが、皇位継承の規定は法律で改正できると存じます。
 具体的には、二項を設け、但し、前項に該当する男子がいない場合は第二条に定める順位により皇統に属する女子が、これを継承することができる。
 として第二条に第二項を設け、その順位を定めればいいのでしょうね。

 ただ問題は天皇制や、或いは意味不明の国体の本義とかの問題。そして伝統や民族心理の問題が残るだけですね。
 でも繋ぎ的には、女性天皇はおられたのですし。
 そうであればこのことは必ずしも男系を排しないと存じます。
 血族が大事ですので、その女性天皇の男のお子さんを次の天皇にして、それを男系に戻した。という男系の定義にすればいい話ですね。
 後、制度上の問題や運用実際はなんでも慣れていく日本人の器用さと融通性、才気でもって支障はないと存じます。
 何代女性天皇が続こうと、男の子が生まれたらその子を男系に戻った最初にすればいいのではないですか?

 支障はないというのが私の見解と意見ですが。でもこだわりは相当あるでしょうね。
 そういうことに鑑みて、現行の皇室典範の第二条の順位ではないですか。
 やはり元首は男系を原則として、例外に過渡的に女子でもいいとしていくことでいいかと存じます。
 どうしても女系を原則にする必要はないと存じます。ずぅっと女系でも支障はないとは存じますが。
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この回答へのお礼

>女系を採用する、或いは認める事は男系を廃止するとか男系を排除するという事でしょうか。

私も含めて、女系の採用を問題なしと考えている人は、「まずは男系の存続を考えて、だめなら女系で存続する。」と言うことです。男系の廃止だとか排除などではなく、女系を採用するときは、男系継承者がいなくなったときです。

>繋ぎ的には、女性天皇はおられたのですし。
>そうであればこのことは必ずしも男系を排しないと存じます。
>血族が大事ですので、その女性天皇の男のお子さんを次の天皇にして、それを男系に戻した。
>という男系の定義にすればいい話ですね。

>やはり元首は男系を原則として、例外に過渡的に女子でもいいとしていくことでいいかと存じます。
>どうしても女系を原則にする必要はないと存じます。ずぅっと女系でも支障はないとは存じますが。


そういうわけではないのです、男系継承者がいなくなったので女系で継承したと言うことになれば、女系天皇の誕生時点で、今後はすべての天皇が女系と言うことになります。

>支障はないというのが私の見解と意見ですが。でもこだわりは相当あるでしょうね。

そこなんです、なにゆえ男系にこだわるのかが分からないのです。

お礼日時:2011/03/25 17:52

商家なんかだと、息子は飼い殺しというか趣味人間にして、娘に番頭から有能なやつを選んで跡を継がせるというのが普通だった。


明治時代に、東京の有力商家の主人を呼んで「子供の頃の江戸の話を聞きたい」と取材したところ、「わたしどもは、江戸の生まれでないので」と断られたということだ。
1 江戸時代の商家では、有能な婿を取ったほうが事業継続には有効だった
2 取材を考えた地方の下級武士出身の明治政府の役人には上記が理解できなかった、つまり彼らは男系がメインだと思っていた
ということになります。
日本の伝統と言っても、いろいろあらーなという感じ。

女系天皇、女性天皇が伝統だから・・・なんて力こぶ入れても、じゃぁ皇太子が天皇家の伝統だから側室を入れますか?と言われれば国民感情としては「いかがなものか」と思っちゃいます。
大正天皇は偶然、正室に男子が恵まれたので側室ウンヌンという話はありませんでしたが、昭和天皇は明確に伝統である側室を入れることを拒否しました。
今上天皇からカウントすると、たかだか先代の判断でしか有りません。
しかし、伝統だからと現皇太子に側室を入れようなんて話があったなど過分にして聞きません。
伝統なんてその程度のものですので。



ということで、そのうち女系天皇も生まれるでしょう。
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この回答へのお礼

商家の話は知りませんでした、商家のケースも含めて考えさせていただきます。

>大正天皇は偶然、正室に男子が恵まれたので側室ウンヌンという話はありませんでしたが、昭和天皇は明確に伝統である側室を入れることを拒否しました。
>今上天皇からカウントすると、たかだか先代の判断でしか有りません。
>しかし、伝統だからと現皇太子に側室を入れようなんて話があったなど過分にして聞きません。
>伝統なんてその程度のものですので。

すくなくとも、「そんなもの」というほど変節するものではないと思います。

時代によって、変節する部分はありますが、そのコアとなるところは変わらないと思います。

私は原因・治療法ともに不明の不治の病に侵されております。
ここのところ体調は悪くないのですが、悪いときは椅子に据わった状態から立ち上がるだけでも苦労します。
戦前であれば国歌斉唱のときは、どんなに体調が悪くても起立したでしょうが、
今では体の具合の悪い人たちは起立せずとも見逃してもらえるでしょう。
しかし、国歌斉唱は本来であれば起立して歌うというコアまでは変節していないと思います。

お礼日時:2011/03/25 17:42

>自分としては「男系優先・女系容認」というのが日本の伝統だと思うのですが、間違っておりますでしょうか?



回答:違います。天皇以外は「男系優先・女系容認」で、皇統は男系のみです。


>悠仁親王はまだ幼いので、女系天皇を認めるか否かの本格的な議論は、私が生きている間には起こらないでしょうが、女系天皇だと何か問題があるのでしょうか?

質問文から、質問者様は「女性天皇」と「女系天皇」を混同しているように思えます。

女性天皇:単にその天皇の性別が問題になる。
女系天皇:本人の性別ではなく、女性天皇から皇位を受け継いだ天皇を意味する。

であって、今上天皇→女性天皇(男系)→悠仁親王 であれば男系は維持されます。

世界の王朝は女系を認めていますが、その場合、男系相続→女系にかわった時点で、王朝交代が起ったことになります。
そして、欧州ではそれらを繰り返した為に、近代ではヨーロッパ中の王族が血縁になってしまいました。
その結果、外国に王位継承権を持つ者がいるような状態が当たり前になりました。
その為に多くの戦争が起り、外国人が王位に付いている事など珍しくもないことになっています。
一方で、日本は男系を維持してきました。


>しかし、それは偶然男系を保ってこれただけで、男系が保てなければ女系で家を存続すると言うのが日本の伝統ではないでしょうか?

日本の皇位継承は、基本は男性優先で、男系の「女性天皇」はいましたが「女系天皇」はいません。
ということで、全く例がない以上、「伝統」にもなっていませんし、偶然でもありません。

質問者様は、武家の家督の例を挙げていますが、それを皇統には適用できません。
理由は、以下の様に、天皇には権威の頂点である以上、根拠が必要だからです。

天皇以外は、問題なのはイエというシステムの継続であって、それは血統に関わらず、家督を継がせられる男子を確保できているかどうかです。
これは、自分達が上位の権威に支配されており、それに次世代への相続を認めてもらわなければならない立場であるということ。その権威が、それらの方法による継承を認めていることが原因です。

天皇以外(=以下)の人たちは、天皇を権威と認めることで、同時に天皇から自分の地位や身分に応じた権力を認めてもらいます。それが同時に他者に自分の地位の正当性を認めさせる事にもなるからです。
一方で皇室は権威の最上位であるので、その権威を認める他者(人間)が存在しません。その為に、血統がまず最重要になります。

権力は武力・財力さえあれば維持できますが、権威は畏怖・崇敬からくるもので、結果として、超自然的なものに頼らざるを得ません。(「運がよかっただけの成り上がり」と思っている者に、権威を感じる者はいません。)
私は、それらの権威による権力の正当化自体を悪いとは思いません。近代のフランスは革命ですら、国王を否定しておきながら、ご立派な市民による統治を維持できず、皇帝と言う新たな権威に頼るという失敗をしていますし、万民の平等を謳った共産主義も、何故か、最期は指導者を対象とする個人崇拝に陥っています。

古代の中国では、その権威を「天の意志」としたことで、易姓思想による王朝の断絶や交代が認められました。(反逆者も同じ理屈を使えるからで、結局「勝てば官軍」と変わりません)
日本は、それを神との関係による血統に求めた為、中国のような王朝自体の滅亡・断絶はなくなりました。
そして、それが日本の伝統となっています。

女系を許すと、日本でも将来このような事が起るかもしれません。
私は、可能な限り男系は維持するべきだと思います。

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女系を認めるとなると、


内親王が降嫁できなくなり、
しかも内親王と婚姻した一般男性も皇族となり、
その子供も皇族となります。
まぁ、そうならないような皇室典範の改正も出来るでしょうが、
女系天皇を認めると、
先に述べた改正になる可能性が高いです。
そうなると将来の皇族は大所帯になってしまい、
それにかかる費用は膨大なものになります。
あまり現実的ではないというのが、
個人的な見解です。
ちなみに日本の伝統で行くと、
あくまでも女系天皇は、
次の天皇への短期のつなぎ、
もしくは後継者が成長するまでの後ろ盾というのがほとんどです。
      
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この回答へのお礼

>内親王が降嫁できなくなり

そうですね、すべての内親王が降嫁せず、婿として迎えた男性も皇族となると、将来的には皇族が増えすぎることになりますね。

>ちなみに日本の伝統で行くと、
>あくまでも女系天皇は、
>次の天皇への短期のつなぎ、
>もしくは後継者が成長するまでの後ろ盾というのがほとんどです。

国民は「男系が絶えたならば女系で保つ」というのが伝統だと思いますが、
皇統は別と言うことなのでしょうか?

お礼日時:2011/03/24 22:27

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