東電福島第一原発事故は津波と言う想定外の天災が事故の原因と言っていますが、実はそうでなく津波を想定せず事故対策を怠った人災ではないでしょうか。
地下にある送水ポンプのモーターや配電盤が津波により被害を受けることを何故想定しなかったのでしょうか。日本では過去に何回も大津波災害を受けていますし、100年に一度、1000年に一度でも明日来るかも知れない津波を想定しなかったのは人災なのです。
そもそも原子力発電所が安全だと言う前提自体が間違いなのです。
二酸化炭素の環境問題から原子力発電所が見直される風潮であったのが、今回の東電福島第一原発事故で国際的に原子力発電所の存在がおかしくなりました。
この罪過は地球自体の存続に関わる非常に大きい問題だと東京電力は大いに反省してもらいたいものです。
原子力発電所が安全でないと言う前提から立ち上げて、事故が起きれば周辺住民に大きな影響を与える事を想定し、事故が起きないようにするという事と並行的に事故の被害を最小にする想定が必要なのです。
環境論や資源枯渇問題から原子力発電所が日本人や世界の人たちには、電力はあらゆる産業や生活に必要なものには違いないのですから、電力源を原子力発電所に頼ざるを得ず、他に有効な発電源がない今日、推進論者は原子力発電所の安全を基準にするのでなく、原子力発電所は安全でないから、事故が起きればどう対処するか、如何すれば被害者を極力少なくするかを、前提にして推進すべきと考えるのですが、如何でしょうか。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
う~ん、人災かどうかは、天災の要素がないといえないところが悩ましいので触れないでおきます。
>そもそも原子力発電所が安全だと言う前提自体が間違いなのです。
では、火力発電や水力発電は本当に安全なのでしょうか?
地震で火力発電所に火災が発生して燃料タンクが大爆発、近隣のコンビナートが次々と誘爆して、
海面に燃え上がる油が広がって手がつけられないとか、
水力発電でも、ダムが必要。地震でダムが決壊して、下流域が大洪水で壊滅。。。
比較的風力発電はましなのかもしれませんが、今の電気の需要をまかなおうと思うと、
日本全国風車だらけにする必要があるのでは?⇒1台倒れて連鎖的に将棋倒しになったりして・・・
そもそも、どんな技術でもリスクはつきものです。
で、今に始まったわけでもなく某電力会社は、そのリスクを想定する能力が異様に低く、
(だから、毎回「想定外」と言っているのでしょう。)
そんな能力のない会社に任せたのが間違いと思います。
(正確には、個々人は能力の高い人がいるんでしょうが、それが生かせていないようだから、
能力がないのと同じ。)
そんな会社に認可をだした政府は、速やかに認可を取り消して、
他の電力会社、原発の会社なりもう少しリスク想定能力のある会社に認可をだして
交代させるべきだと思いますが。
(原子力以外の発電は?、別に送電事業はいいのかもしれませんが。
ただ、あのリスク想定能力だと他も押して知るべしかもしれません。)
はっきり言って、ミスなら改善の余地はあるのでしょうけど
(決してミスが許されるわけではないです。)
能力の問題は改善の余地などないでしょう。
だいたい、何回も問題起こして、退場しない会社があるほうが不思議。
(公共性が高いといえど某鉄道会社は2連発で事故起こしてそこから退場・・・
てのがありましたけどね。)
そもそも原子力発電所が安全などと言うことから出発しているのが大間違い。原子力発電所は安全でないが、危険を上手く回避して、事故が起きても上手く対処できますよ、と言うことから始めるべきですよ。
No.8
- 回答日時:
最初に建設ありきで、そのために安全を強調しすぎたというか安全と言うしかなかったというところではないでしょうか。
危険性を指摘する言論は異端視され、事故はことごとく隠蔽。これがいままでの原子力政策です。おそらく東電だけの責任ではないと思いますよ。
そしてこういったことが安全神話を生み、危険性は放置。それが今回結果として現れたのだと思います。
じゃあ危険ということで原発をつくらなかったらどうするの?というのはたしかに意見としてでてくるでしょう。でも原子力しかないんだというのがはたしてその通りなのか、もう一度考えてみる必要があると思います。
温室ガスによる地球温暖化を防ぐためにも原発にシフトする必要がある。これは「常識」となっていると思います。でも温暖化していないという人もいます。もし温暖化していないのであれば「温暖化」は原発推進のための巧みな誘導かもしれません。
また日本には資源がないという意見もありますが日本近海にあるメタンハイドレートを使えという人もいます。
もう一度常識と思っていることも含めて考え直し、あらゆる可能性を探るきっかけにしないといけないと思います。
現状ではメタンハイドレードの採掘法がありませんが、開発には相当な経費と時間がいります。
東京の真夏をクーラー無しで過ごすには、新たな原子力発電所が必要です。
原子力発電所は失くせません。
事故による犠牲者をなくすため、事故と上手く付き合っていく事故対策が必要です。
No.7
- 回答日時:
現状は原子力発電は安全ではないということは爆発で証明されています。
被害は拡大し続けていますので,お手上げです,というのが本音ではないでしょうか。
プルトニウムの半減期は長いもので,2万4000年といわれている
計測器が振り切れ測定不能なまで大きくなった水の放射線など
事故後出来事に対して解説していますが,今後あるであろうことが何も
解説されていない,リスクというのは通常は設置し運用した時から既に
想定し解決策が出来上がっているのが普通です,それを想定外という理由
づけで済ませる異常な言動,安全管理については失格といわざるをえない。
No.6
- 回答日時:
というより、福島原発はフランスかどこかの原発をモデルに、そのまま建てられているので、初めから津波対策なんてあるわけがありません。
東電は、あくまで管理しているだけで、責任は日立と東芝にあると思われます。
今回の原発事故は東電に責任はないと思います。事故対応は問題ありですが…。
いつかの臨界事故は、あきらかに人為的ミスですね。原発で働いているのが、地元の住民や下請け、孫請けというのが問題です。
事故を想定してのシュミレーションは必要だと思います。今回は、かなり問題ありです。海水まくなんて、素人の発想ですね。
この回答への補足
東京電力に責任がない事はありませんよ。原子力発電所の現場作業員は何処の原子力発電所でも常識です、三次下請けもあるようです。これが問題ですね。
補足日時:2011/03/29 12:12No.5
- 回答日時:
第三世代と呼ばれる原子炉なら・・・結構 安全な原子炉と言えそうな感じですよ
>世界最新鋭のものは第三世代と呼ばれる原子炉です。
>実際、今操業中の次世代原子炉は4基だけなのですが、これ全部日本にあるんです。
元記事
http://www.gizmodo.jp/2011/03/giz_explains_9.html
この回答への補足
どんなに安全性を追求した次世代原子炉でも津波を想定しなければ駄目なのじゃありませんか。耐震性に優れていても津波で給水ポンプなどが被害に会えば何もなりませんよ。
補足日時:2011/03/29 11:22お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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