世界にはSVO、SOV、VSO、VOS、OSV、OVSなど様々な文法形式とその言語がありますが、これらは歴史で扱うインド・ヨーロッパ語族などの語族と関連性はあるのでしょうか?

例えば同じSVOという文法構造を持つ言語ならば、その集団は同一祖先だった可能性があるのでしょうか?
例えば英語と中国語はどちらもSVO系ですが、この一致はただの偶然ですか?
文字や言葉が全く異なる言語でも文法上のルールは同じということが不思議に思えるのです。
もし偶然ならば、中国語が日本語(SOV)やアラビア語(VSO)のような文型にならず、その中からわざわざSVOという文型で定着するに至った要因を考えねばならないと思うのですが、このこともどうなのでしょうか。

もう一つお聞きしたいのですが上記に6パターンあげましたが、人間の言語の文型はこの6パターンしかないのでしょうか?
文型が多数存在するということは、我々の祖先がアフリカから出発したことを考えれば、つまり始祖文型なるものが存在して、そこから上記6パターンに分岐していったのでしょうか。

質問が多くてすみません。よろしくお願いします。

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A 回答 (6件)

 とても面白いお考えだと思います。

もうお気づきのようですが文法形式は、今の(すなわち歴史的でない)分析で出来たものです、インド・ヨーロッパ語族などは、歴史的な(すなわち今の問題[creole, diffusion などの]を除いた)分析で出来たものです。ですから少なくとも二つの条件が満たされて初めて、出発出来るもののようです。

1。文型を決める理論は、すべてのことばに当てはまるか。例えば能格を使う言語では、三つの要素で、十分なのか。また3の階乗から生まれた6のうち無いものがあるのではないか。

2。文型は時が過ぎても変らないか。文型の種類は、文要素の順序で決まるが、語順が流動的な言語では、どうなるのか。現に知られている語族の中で、格関係が接辞で示されるため、語順が重要でない言語から、語順を重視する言語に変異した実例がある。数百年で変わる物指しで、数千年の話が出来るのか。

 このような、基礎的な問題を解決すれば、先が見えて来る、よい着眼点だと思います。

ご質問の
(い)。もし偶然ならば、中国語が日本語(SOV)やアラビア語(VSO)のような文型にならず、その中からわざわざSVOという文型で定着するに至った要因を考えねばならないと思うのですが、このこともどうなのでしょうか。

 ラテン語も、日本語も母音は5つに定着しました。でも別にそうなった要因を考える必要があるでしょうか。

(ろ)。もう一つお聞きしたいのですが上記に6パターンあげましたが、人間の言語の文型はこの6パターンしかないのでしょうか?

 これは上の1に関連があり、僕には分かりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
補足としてもう少し私の考えをまとめさせてください。

人間は言葉を使って物の概念を具体化できるから思考能力があるのか、またはその逆か。前者の場合、言葉が思考方法を決定するなら使う言葉の種類によってモノの考え方そのものが影響を受けて変化することになる。
モノの考え方というのはつまり人間そのものとイコールです。こうなると人間は遺伝的には同一でも、例えば文化という曖昧な言葉を使わずとも内面において人間をパターン的に分類できると考えました。

同時に、上記のことを科学的に言えば文化や文字や言葉もその根源は脳の創造物です。だとするとどうやって脳の中身を知ることができるでしょうか。私は脳は入れ物であって、その中身がこうして文化や文字や言葉という形で外に現れた。そして外に在るモノを考えるということは、脳の中身を考えることに繋がっていると考えました。

いったんまとめます。私はこれのどこまでが人間の「オリジナル」なのかに強く惹かれています。
我々の脳がポンと瞬時に全てを作り上げたわけではありません。でも考え出したのは脳です。では脳は何を根拠にしてこれらのことを創造したのでしょうか。
ここで言語こそ、極めて論理的でありながら極めて本能的な存在です。文型という法則性が体系化して成り立っているのだから、これはもっと突き詰めれば人間とは何かという根源的な法則性に迫れるのではないかと考えています。
こうしたものへのアプローチの手段として、言語というのは私にとって非常に魅力的な存在です。

今回の質問は言語カテゴリーというものが存在すればよかったのですが考古学であっているかどうかは迷った部分であります。

お礼日時:2011/04/30 01:20

語順の入れ替えの可否は活用の融通度合いの差に起因していないでしょうか?



特に中国語の場合には活用変化が乏しいですよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そろそろ質問を閉じたいと思います。中国語の活用についてはちょっとわからないのですが参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/05/26 20:01

確かに英語も中国語もSVOですが、だからといって文法が同じというわけではないです。


中国語も文法は英語に似ている部分もありますし、日本語ににている部分もあります。

で同じSVOだからルーツが同じと考えるには不自然だと思います。
インドヨーロッパ語族はコーカソイドですし中国人はモンゴロイドです。
これは人種的に違いますよね。分類するとしたらまず人種から分類していくのが普通でしょう。

現生人類が出現して20万年経過しているようですが、文字が発明されたのはほんの数千年前です。
ですから、例えば1万年前の今のエジプトカイロで話されている言語がSVOなのかSOVなのかVSOなのか、いつまで経っても解らないのではないでしょうか。

まして、20万年前の人類の言語が、いかに分岐しそして定着に至った要因も、恐らく永久に解明できないでしょうし、解明する必要も無いと思います。
(これはあくまでも私の勝手な考え方ですが)

しかし、質問者さんはお若い方なのでしょうか?
なかなか面白い事に興味を持たれていることに好感をもちます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
文法は根本的には我々の脳が作り出した産物ですから、その文法が同じでありしかも論理的な共通性が見られるならば、身体的な特徴でわけた人種という概念よりも、もっとピンポイントにホモ・サピエンスとしての我々のルーツを探る手掛かりになると考えました。
私はまだ未成年ですが、そのために疑問に思うことがあってもそれを調べて研究する手立てを知りません。皆さんから専門的な回答を頂いても返答に窮することが多々あり自分の未熟さを自覚する毎日ですが、他の回答者の方からも面白い質問だと言われたことは今後の励みにしたいと思います。

お礼日時:2011/05/17 01:09

専門的知見ではないのですが。



言葉の分析から民族のルーツを探る方法は 大変興味のあるところです。文法構成の類似性は 文法が解明されていることが前提です。

単語が時間軸で発せられ S、V、Oの並び方が基本文法となるなら 6通りの基本型となり 民族の分け方も整理され易いと思われますが、そうではないようです。

日本語では 三上章が「S、V、Oの並び方が基本文法」という欧米式分析に異を唱えた第一人者と思うのですが、それによると日本語文は「主題+述部」が基本のようです。主題(・・・については)を示す「ハ」が重要となります。例えば「象ハ鼻が長い」の象ハが主題になり後に続く複数文に掛かって来ます。だから個々の文をみればSが省略された文になります。今はみませんが 主語省略文は 欧米文に比べ進歩が遅れていると言う先生もいました。この主語省略文は 日本以外では 韓国、中国、マレーシア、シンガポールと東南アジア+シンハラ語 タミル語 に広がっています。おもしろいのはS、V、Oの型が異なっていても主語省略はあるのです。これも又 日本人ルーツと関係するのでしょう。

さらに重要なものには単語の類似性があります。日本語と韓国はよく例に出されるところですが シンハラ語、タミル語との類似性も指摘されています。これもまたルーツと関係あるのでしょう。

まだまだこれから言語分析の新しい発見があり 日本人ルーツ、日本語のルーツ探査に新しい知見が加わることと思います。これからだと思います。が日本人ルーツ探しでは傍証にしかならないのではと思います。

直接的日本人ルーツ探し は遺伝子の調査であろうと思います。例えば 崎谷満の研究は先端を行っているように思います。

以上参考まで
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/05/26 20:03

 まだ回答があるかと待っておりましたが、回答の無い僕の出番は終わりましたので  



1。ヒトが出来たのは下記ですと14万年から29万年前
 http://homepage3.nifty.com/ryuota/earth/history0 …
 下記ですと、20万年前
 http://humanorigins.si.edu/evidence/human-evolut …
 ということです。

2。インドヨーロッパ語は、下記では2千5百年前だそうです。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Indo-European_langu …

>>回答者様が指摘なさったことは、大枠があるかどうかはまだわからず、もっと流動的に変化している事実があるということでしょうか。

 おっしゃる通りです。比較的分かっているインドヨーロッパ語でも、人の歴史の80分の1しか遡れない。初めは1つ、しかし分かれ方が、イギリスのジョーンズや、ドイツのグリムが考えていたような、単純な、樹を逆にしたような Sprachbaumtheorie で処理できるとも思えません。

 表層の SVO の順序については多くの現存の言葉について分かっていますが、中には語順が決まっていなかったり、SVO の三種以外の要素を持つ言葉もあります。ですからSVO の三つの並べ替えだけで、世界の言語のタイポロジーを作るのに十分だと言う証明はまだ出来ていないと思います。

 深層では、というと、まず研究の成果が等質に広がっているとは言えない、第二に、深層のSVO 配列が通時的に不変だという証明が無いといえます。

 ですから、お説に反対している訳ではなく、僕にはまだ先に解決すべき仕事が終わっていないように思えますので、まだ、いずれとも申せません。ということです。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/05/26 20:00

 #1です。

補足です。

>>モノの考え方というのはつまり人間そのものとイコールです。こうなると人間は
遺伝的には同一でも、例えば文化という曖昧な言葉を使わずとも内面において人
間をパターン的に分類できると考えました。

 よく分かりませんが、日本人が、B語を喋る国に移ると次の代ではB語のネイティブです。同じようにC語を話す人が、D語を話す環境に移れば、VSO 話者が SOV の話者になるのは半世紀要らないわけです。

 僕が準備を揃える前だと申したのはそのためです。
 
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この回答へのお礼

申し訳ありません。言いたいことを上手く言えず解りにくい文章になってしまいました。
先ほどのお礼はいわゆるサピア=ウォーフの仮説を参考にしたと伝えたかったのです。

元の話に戻りますが質問の中でSVO系言語は祖先も共通かと聞いたように、私は超長期的に見た場合言語の法則は不変であるような前提または決めつけを持っていました。
一つ一つの言葉の細かいルールの変化も大局的に見つめれば「文型」という人類共通の大枠の中で揺れ動いた変化に過ぎないという考えです。

回答者様が指摘なさったことは、大枠があるかどうかはまだわからず、もっと流動的に変化している事実があるということでしょうか。
先ほどの1。2。の内容を、できれば少し詳しく解説していただけると今後大いに参考になりそうなので嬉しいのですが・・・。

お礼日時:2011/05/02 00:28

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