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タマネギの収穫時期が近ずいています。毎年の事ですが、我が家ノタマネギは、クキが倒れるのが早く、細い状態で、実も小さい。肥料不足でしょうか。化成肥料を撒いてはいましたが?
この後キュウリを植えるのですが、こちらの生育は、良いです。土が酸性なんでしょうか。
ご教示下さい。

A 回答 (3件)

元肥と追肥と言うのは苗作りからでしょうか。


一応苗床も書いておきますね。
(1掴みは私の手の大きさと感覚です。)

堆肥は1m2あたり2kg~3kg。
PHは一般的な作物同様の弱酸性で6.5前後に合わせます。
量に直すと苦土石灰なら1m2あたり100g~200g。
消石灰をご使用なら-20gで計算してください。
まあ、キュウリと同じでいいです。
普通化成(8-8-8)なら1m2あたり少なめに掴んだ2掴みの60g。
(うちは普通化成と単肥を組み合わせて、10-10-8にして50gやっています。)

追肥は発芽より約3週後に1回。
普通化成を1m2あたり少なめに掴んだ1掴みの30g。

苗選びは重さ5g前後、草丈25cm前後、葉の基部の直径7cm前後で
根がよく伸びている物を選びます。
これより大きい物は、3~4個に1つくらいの割合で分球、
トウ立ちしますが、とても大きくなります。
いくらか捨てる覚悟で大苗を選ぶのも手です。
大苗と言っても8g程度までで、それ以上大きい物は肥大化しないことがあります。

ここからが問題なのですが、私の場合、元肥は鶏糞と油粕でやっています。
タマネギにはリンカリを多く含む鶏糞が成分的に使いやすいのですが、
石灰分が多いので高PHにしてしまいやすく、匂うのでお庭ではお勧めできません。
また、有機肥料は製品や栽培地の気温によって効きがまったく違いますので、
化成肥料でやっていた頃の量を書いておきますね。

堆肥と石灰は苗床の時と同じです。
普通化成は1m2あたり多めに掴んだ3掴み(少なめに掴んだ4掴み)120g。

追肥は1回目は植え付けから半月後、2回目は1月、3回目は2月~3月始めまでに。
量はそれぞれ多めに掴んだ1掴み(少なめに掴んだ1掴み+1つまみ)40gですが、
成長を見ながら増減させます。
追肥には私も普通化成を使っています。

1回目は成長が早いようなら、分球やトウ立ちをしやすくなりますので、減らすか遅らせます。
その逆は越冬に失敗しやすくなるので増やします。
大苗、小苗を植えていなければ、気にせず普通にやります。

3回目は球の肥大に重要なので、使用品種の肥大時期を考えて適切な日を決めます。
肥大時期に入ってからやると葉の成長に使われ、球の肥大化を妨げてしまいます。
早くやりすぎると肥大初期に窒素分が足りなくなり、あまり大きくなりません。

ポリマルチをして栽培している場合は元肥分と追肥分を
全量元肥(200~240g/1m2)として入れてもいいです。
どちらかと言えばマルチ穴にせっせと追肥していく方が成功しやすい気がするのですが、
追肥が面倒(寒いのが嫌)なら全量施肥してください。

それと冬に葉があまり成長しなくなってからも、根は成長を続けていますので、
乾燥によって痛まないように水はあげてください。
冬に根を育てられていないと、失敗してしまいます。
あと、葉が倒れたら収穫しますが、枯れるまでの間は肥大し続けますので、
粘ってみてもいいかもしれません。
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この回答へのお礼

Zolaa様 色々とご指導を頂きありがとうございました。来期は、これらを参考に、リベンジします。今期は、既に葉が倒れていますが、今しばらく粘ってみます。

お礼日時:2011/05/01 17:18

2番が少しわかり辛かったかもしれませんので追記します。



例えば内陸部で、昼は暖かくなっても朝晩は霜が降りてしまうような場合や、
日本海側で春になってから突然寒波がやってきて大雪になってしまう。
こういった地域ごとの環境によって、平均気温的に問題がなくとも、
肥大化に影響が出るので、小さいうちに葉が倒れてしまう事があります。
今の品種は向かない可能性があるので、肥大時期が遅くなる他の品種にすれば
改善する可能性があります。

原因自体は推測の域を出ませんので、ご自信のご判断で改善していってくださいね。

ついでに、成功したかどうかは春の葉の成長具合でわかります。
今年も失敗だなーと感じたのなら、葉が倒れる前に葉タマネギとして食べてしまう手もありますよ。
「タマネギを作ったんじゃない。長ネギを作ったんだ!」と思えば失敗した気がしません。たぶん。
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考えられる原因たくさんあります。



1、小苗を定植している。
大苗から始めると大きい物が収穫できます。

2、栽培地に合った品種を選んでいない。
球の肥大化が始まる条件(日照時間、気温)が品種ごとに違います。
例えば、愛知早生白だと、11.5時間~12時間、15度以下で肥大化を始めますが、
早生泉州では12時間~13時間、15度からになります。
日照時間が30分~1時間違うと、日数的にはかなり違いますよね。

3、土の状態があまり良くない。
キュウリとは根の張り方が全く違うので、キュウリがよく育つと言うのは関係ありません。
タマネギの根はキュウリより成長力、吸収力ともに大分劣ります。
乾燥に弱いので、堆肥をしっかりと入れ、保水性を高めてください。

肥料に関しては、初期成長時が重要になります。
冬の間は降雨が少なく霜の影響もあるので肥料があまり吸えませんが、
少しずつ成長を続けます。
その為、初期成長時によく吸わせ、蓄えさせます。
この時に重要な肥料分はリン酸、カリウムになります。
球の肥大期に重要なのは、窒素、カリウムになります。
葉の成長がよくなった頃に除草(根が発達しないので雑草の影響を強く受けます)と
追肥をしてください。

また、土作りをしっかりと行い、定植時にあまり根を切らないようにしてください。
軟弱な成長をしている苗はいい結果を生みませんので、元気な苗を選んで定植してください。
今年はもう手遅れなので、来年がんばってください。
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この回答へのお礼

Zolaa様 早々のご回答ありがとうございました。ご指摘の通り、早生品種を選んでいるのが、まずいのかも知れません。参考までに、元肥と追肥につきご教示下さい。よろしくお願い致します。

お礼日時:2011/05/01 08:32

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