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高校の古文 活用形とか覚える理由
高1で国公立大学を目指しているものですが、
古文のついての質問です。

学校からもらった副教材の表紙に文語動詞活用表や、文語形容詞、
活用表などがのっていました。
そこで質問です。

1、文語動詞活用表に、聞くの活用形が載っていて。
順に、か、き、く、く、け、け、と書いてあります。
このようなものが、他にも、泳ぐや隠す、住む、などの活用
のっていますが、このようなものを暗記しろといわれましたが、
暗記してどうなるんですか?
古文を訳すときにどのように役立ちますか?

2、1、のほかに文語助動詞活用表というのもありました。
る、の場合、未然形から順にれ、れ、るる、るれ、○とかいて
ありましたが、同じ暗記しろとのことですが、
なぜですか?


たとえば、浦島太郎から引用しましたが、
をのこありけり という文があり、ありはラ変の連用形と書いてありましたが、
これがわかって何になるんですか

他にも。浦島太郎と申してという文では、
申しがサ変の連用形とわかって何になるですか

できれば
例文とともに、教えてください。

A 回答 (4件)

>例文とともに、教えてください。



問 次の文の口語訳として最も適当なものを選べ。
  「(花、)咲きぬなりけり」
   ア、咲かないのであった
   イ、咲いたのであった 
   ウ、咲かなかったそうだ
   エ、咲いたそうだなあ
   オ、咲かないということだなあ
というような問題が出た時に自信を持って論理的に答えを導けるようになるため。
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こんにちは。

理系のおっさんです。

1、
聞かない 聞きます 聞く 聞くとき 聞けば 聞け
って、現代日本語の基本ですよね。
これを私達はいつ覚えたかというと、幼少期に周りの人の言い方を真似て何となく覚えたわけです。
しかし、私達の周囲には、文語を書いたり話したりする人はいません。
ですから、書物(教科書を含む)を読んで勉強するしかありません。
聞かない 聞きます 聞く 聞くとき 聞けば 聞け (聞こう)(カ行五段活用)
を文語にすると
聞かず 聞きたり 聞く 聞くとき 聞けば 聞け (カ行四段活用)
となるということは、今勉強することになります。

ときたま、上記のように現代語から直感的にはわからないケースがあります。
恨まない 恨みます 恨む 恨むとき 恨めば 恨め (恨もう)
これを文語にすると、直感的に
恨まず 恨みたり 恨む 恨むとき 恨めば 恨め
になりそうな感じがしますが、これが大間違いで、正しくは、
恨みず 恨みたり 恨む 恨むるとき 恨むれば
です。

あと、こういうことがあります。
「雪積もれば山白し」
これの意味は「(もしも)雪が積もれば山が白くなる」ではありません。
「雪が積もったので山が白い」です。
「積もれ」は仮定形ではなく「已然形」(いぜんけい)と呼ばれるものです。
活用を知れば文の意味がわかるという一例です。

2、
助動詞は動詞や形容詞と比べて活用を覚える効果が大きいです。
たとえば、
「庭に桜の木があった」は「庭に桜の木ありき」ですが、
「庭に桜の木があった頃」は「庭に桜の木ありし頃」となります。
「き」と「し」はともに過去を表し、「き」は文末の場合、「し」は後ろに名詞が来る場合に使います。
ということは、「き」と「し」は同じ言葉だとして、終止形を「き」、連体形を「し」というふうに整理するのが合理的です。
つまり、助動詞の活用表というのは、文語を理解する上での重要なノウハウ集なのです。


>>>をのこありけり という文があり、ありはラ変の連用形と書いてありましたが、

「あり」の活用は四段活用動詞と同じですが、終止形だけが「ある」ではなく‘掟破り’の「あり」です。
掟破りなので「変格活用」と呼びます。
文末に来るときに「ある」と書いてはいけないのだな、「あり」という動詞は特殊なのだな、ぐらいに覚えておけばよいです。


>>>他にも。浦島太郎と申してという文では、申しがサ変の連用形とわかって何になるですか

「て」「た」の前には動詞の連用形が来るという法則がわかるので、ほかの動詞を「て」「た」の前に置くときに、その動詞を連用形にすればよいことがわかります。
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 例えば公開模擬テストの場を想像してみてください。

国語の問題で問題用紙の1ページ目をめくると、そこに問題文があります。しかしながら問題文は「あなたが知っている作品からの出題であるとは限らない」のです。まるで見たこともない文が目の前にあって、しかもあなたは「今回の試験で最低限85%以上の正答率をマークしなくてはならない」という非常に大きなノルマを自らに課していたとしたらどうしますか?。
 古典文法はその時に最もたよりになる材料の宝庫でもあるのです。何の知識もないままに試験を受けることと何らかの知識があって試験を受けるのではどちらにアドバンテージがあるとお考えでしょうか?。
「自分は理系を選択したのだから、古典や国語の授業なんてどちらでもイイ」とお考えならば、それはとんでもない誤解に基づく判断です。例え理系を選択したからといっても、物理の問題などで出題される問題は単なる計算と計算式を表示するだけでは出題者にあなたが答えている「意図」は伝わりません。そこには何らかの形での「言葉による説明」が必然的に介在せざるを得ない、ということを念頭に置いて答案を書く、ことが求められます。この時に「自分が相手に伝えたい内容を的確に表現するためのツール」が語彙であり文法です。
 「いずれの御時にか女御更衣 数多侍ひ給ひける中に いとやむごとなききはにはあらぬがすぐれてときめき給ふありけり」源氏物語の書き出しです。この文中にある「給ひ」と「給ふありけり」の部分の違いが分かりますか?。「“給ふ”の後に何が省略されているか」わかりますか?。またこの文章が「すべて平仮名で書かれていたとして、どこで句読点を打つかによっても文意が変化する」可能性があることを理解していますか?。
 「そんなこと分かりきっている」と仰るのでしたら、それはそれで結構。「あなたは既に古典文法を部分的に理解している」ことの証拠ですから、それをベースにしてどんどん自らの実力を伸ばしていってください。逆に、もし完璧に説明できないとのことであれば手許にある古語辞典と文法のサブテキストを繙いて「意味を知る」ことを理解する必要があるでしょう。
 実際に受験の本番の時に「結果として点数が届かなかった。数学も理科も相当に高い点数は獲得できたけれど、国語のあの問題で正解を得ていたならば………」と後悔しないためにも基本的な事項は身につけておいても損はありません。
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>これがわかって何になるんですか


それがわかって、古文の解釈に役に立つのです。
古文を理解するうえで役に立つのです。


あなたは算数の「九九」を覚えなさいと言われて覚えましたよね。
その時には疑問をはさむことのできる年齢ではなかったので、言われたままに覚えたのだろうと
思います。それが今になって基礎的な重要なことであったと理解していると思います。

活用語の活用の仕方や種類、助動詞の意味などは、古文の学習において基本の基本なのです。
あなたもあと2~3か月のうちに重要性を認識しますよ。
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