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具体的な例も含めて
わかりやすく教えてください(>_<)


石井淳蔵、廣田章光編著
1からのマーケティング
第3版の第4章考えてみようより


1.興味のある製品を選び、それらのマーケティング機能要素戦略がどのように行われているのかを観察し、ひとつの製品として統合されているかどうかを考えてみよう。



2.複数の製品を生産している企業を選び、製品についての製品ポートフォリオ・マトリックスを作成し、それらを今後どのように処遇すればよいか考えてみよう。



3.興味ある業界を選び、そこで競争している各社の競争地位を分類し、各社が行っているマーケティングがそれぞれの競争地位類型に相当する定石戦略と一致しているかどうかを考えてみよう。 もし一致していないものが見つかったなら、なぜそうしているのか、それで成果を上げているのかも考えてみよう。





本を読んでも
なかなかわかりません



解答お願いしますm(._.)m

A 回答 (3件)

厳密なことを言うと、相対的マーケットシェアがわからないとPPMは作成できません。

しかし、おおまかな状況からそれぞれの製品をPPMの4つに割り振ることができます。
ここでもカメラに限って話をします。

かつてデジカメは海のものとも山の物ともつかない「問題児」でした。
しかし、カシオのQV10により市場が銀塩からデジカメへと傾き始めました。
当時のカメラ業界は銀塩が主流で、一眼レフはカメラに詳しい人用の難しいカメラ。それに対してハーフサイズや110カメラなどの簡単な「バカちょんカメラ」とも呼ばれたコンパクトカメラが売り上げを伸ばしてきており、その延長として、名前を忘れましたが35mmより小型のフィルムを使った新型カメラが業界を活性化させるための新商品として売り出され、業界全体にとっての「花形製品」に育て上げようとしているところでした。
この新型カメラは、デジカメの出現により、「花形」に育つ前の「問題児」からいきなり「負け犬」になり消えてゆきました。

当時のニコンにとっても状況は同じでした。「金のなる木」として一眼レフ、「花形」から「金のなる木」に移りつつあるコンパクトカメラ、そして花形に育てようとしている、しかしまだ問題児の段階の新型カメラ、という製品ラインでした。

PPMの考え方では、「金のなる木」から資金を回収し、この資金で「問題児」を育てて「花形商品」にし、さらにこれを育てて「金のなる木」にまで育てて資金を回収します。そしてその商品の市場が衰退して「負け犬」になったら撤退します。

当時のニコンは「金のなる木」の一眼レフからの資金を「花形商品」であるコンパクトカメラと「問題児」の新型カメラに投入し、「金のなる木」に育てようとしていたのです。
ただし、コンパクトカメラと新型カメラの違いがあまり明確でなかったため、どちらに重点を置いた投資をするか迷っていたメーカーが多かったように思います。ニコンは私の記憶では新型カメラには消極的であったように思います。

3番の問題です。
上記のような市場にデジカメが現れました。デジカメは新型カメラと完全にかぶった商品であり、しかも新型カメラよりも使いやすかったため、新型カメラはあっという間に「負け犬」になり、市場から消滅しました。
その後しばらくは、デジカメはハーフサイズなどのコンパクトカメラを追いかける商品でした。

ニコンはカメラ業界の王者と言っても良いと思います。競争地位別戦略の考え方によれば、業界のリーダーの取るべき戦略は全方位戦略です。ですから、上記の状況でニコンが取るべき戦略は、ただちにデジカメに参入し、各種のデジカメを開発販売することであったはずです。しかし、ニコンはこれをやりませんでした。
ニコンはリーダー企業としての定石戦略に一致しない戦略を取っていたわけです。
しかも、結局はデジカメに参入したということは、ニコンの戦略はうまくゆかなかったということです。ならば、もっと早期にデジカメに参入しても良かったはずです。でもしませんでした。
なぜでしょう?

ニコンはある理由で、デジカメに参入しないという意思決定をしました。それはある不都合が生じるのを回避するためだったのですが、それは何でしょう?
もし、当時のデジカメが銀塩のコンパクトカメラを追いかけていた時期に、ニコンがデジカメを始めたら、どんな不都合が起きたでしょう?

まずご自分で考えてみましょう。
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この回答へのお礼

なんとか自分ですることができました!アドバイスありがとうございます!!

お礼日時:2011/05/12 12:16

マーケティングというのは、消費者のニーズを調べて消費者が欲しいと思うような製品を提供するための方策です。

質問者さんご自身も消費者の一人ですから、さまざまな企業のマーケティングの対象になっています。ご自分がどんな製品を買っているかを考えると、その製品を作っている企業がどんなマーケティング戦略を取っているのかを推測できます。

私はこの本は読んだことがないのですが、アマゾンのレビューでは「実例がたくさんあってわかりやすい」と評されています。質問者さんの質問内容を見ると、基本的な事柄がおわかりでないように思います。

1.については
第3章の4.「統合されたマーケティング活動」をもう一度お読みになることをお勧めします。
コラム3-2のマーケティング・ミックスも目を通してみましょう。

2.については、
第3章の2で、ニコンのデジタル一眼レフは、ニコン社にとってどのような製品であると書いてあるでしょう?もう一度お読みになることをお勧めします。
先の回答でアンゾフと書いてしまいましたがこれは間違いでした。正しくは、ボストンコンサルティンググループのPPMです。おわびします。

ニコン社は銀塩カメラのメーカーでした。カシオはじめ多くの電気電子製品メーカーがデジカメを作るようになった当初はデジカメには参入しませんでした。しかし、多くのメーカーがデジカメを作るようになったため、デジカメを作るようになりました。ニコンはカメラ以外にも多くの製品を作っていますが、話が複雑になりすぎるので、カメラだけを考えることにします。銀塩カメラからデジカメに移行するときの状況をPPMの考え方で見た場合、銀塩カメラは何で、デジカメは何ですか?
4章の4.製品ポートフォリオ・マトリックスをもう一度読み直して考えてみましょう。


とりあえずまずここまでご自分で考えてみましょう。

この回答への補足

アドバイスありがとうございますp(^^)q


1番の問題については
再度読んでみて
なんとか理解できました!



2番の問題で製品ポートフォリオ・マトリックスを作成したいのですがニコンの場合どうなるのでしょうか?

補足日時:2011/05/10 14:46
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質問者さんはどの程度理解できているのでしょうか?


どの程度のレベルの回答をお望みですか?

1.ミックスフィットとターゲットフィットに関する問題ですが、この2つは理解できているのでしょうか?

2.アンゾフの成長ベクトルに関する問題ですが、これは理解できているでしょうか?

3.ポーターの競争地位別戦略に関する問題ですが、これは理解できているのでしょうか?

この回答への補足

マーケティングのことは勉強し始めたばかりなので専門用語もままならない感じです...


ちなみに
1~3の質問もよくわからないです(>_<)

補足日時:2011/05/09 11:19
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