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炭素循環とはどういったことなのでしょうか?
炭素循環にセメントはどういった関わりがありますか?わかる方がいましたら教えてください。

A 回答 (3件)

こんにちは。


#2です。
先の回答で、説明の不備から明らかに誤解を招く部分が見付かりました。
あたかも炭素が生物のエネルギー源になるような書き方をしてありますが、正確には、エネルギーを生み出すのは炭素そのものではなく、植物の光合成によって水と二酸化炭素を原料に作られる「炭化水素化合物」の水素と、呼吸で得られる酸素の方ですよね。
「炭素循環には水素循環、酸素循環などが絡み合いながら――」というのはそのようなことです。

それから、冒頭の「物質物質」循環は、単に「物質循環」の書き間違えです。

重ね重ね、ごめんなさい。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく説明いただきありがとうございました。

お礼日時:2003/10/13 22:30

こんにちは。


「物質物質」循環と言い、地球では気象現象や生態系を通して様々な物質が循環しています。
炭素はもちろん、酸素、水素、窒素なども互いに絡み合い、形を変えながらそれぞれ循環のサイクルを持っています。

炭素は生物の身体を作る物質にはなくてはならない元素ですよね。生体由来の有機物には必ず炭素がくっ付いています。生態系は、まず植物の光合成により、大気や水の中から二酸化炭素としてこれを取り込みます。
植物はそれを自らのエネルギーや身体の材料に変え、主に夜には酸素を呼吸し、使い終わった炭素は二酸化炭素として排出しています。すぐにエネルギーに変わらず、その植物の身体の材料になることを二酸化炭素の、もしくは炭素の「固定」と言います。動物は空気や水から直接炭素を取り込むことはできませんから、植物が固定したものを食べます。もちろん、呼吸をしたとき、使い終わった炭素が出て行くのは二酸化炭素としてです。
植物や動物の死骸は微生物が分解します。ここで、生物層に固定されたいた炭素は全てが元と同じ量の二酸化炭素に戻ります。
このように、炭素は生物の営みを通して地球上をぐるぐると巡り歩いています。これが自然界に於ける「炭素循環」です。
現在では、それに人間の文明活動が加わっています。大昔に生物の死骸として地中に固定されたいた大量の炭素を掘り出して燃やしたり、二酸化炭素の吸収固定源である森林を伐採したりしていますよね。

セメントと炭素循環とは直接は関係ないと思います。セメントが二酸化炭素削減問題のキーワードになるのは、セメント工業業界のエネルギー消費量が多く、二酸化炭素排出による環境負荷が高いからではないでしょうか(URL参照)。

参考URL:http://www.jcassoc.or.jp/Jca/Japanese/Uj_03_010. …
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ここは分かりやすいです。


http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss025/ss0253.htm
セメント工業との関わりは、
http://www.env.go.jp/earth/cop3/kanren/kaisetu/1 …
をどうぞ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2003/10/13 22:20

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