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「竹酢」は、殺菌や殺虫、土中の微生物を増やすなどの効果があるといわれます。
これらの効能は、矛盾しませんか?
殺菌作用があるなら、土中の微生物も殺すと思うのですが…。

A 回答 (3件)

濃度の問題です、食酢だって同じですよ。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
つまり、竹酢の濃度が高いと殺菌作用が強くなり、
濃度が弱いと微生物を増やすということなのでしょうか。
ご指摘を受けてみれば、確かに、商品のパッケージに、
濃度の使い分けが書いてありますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/14 12:32

ひろ~く言うと「環境を変える」ということかと思います。



煮た大豆をそのまま放置しておくと腐りますが、煮沸した状態なわけですので一切雑菌がいない環境でワラと一緒にしておくとワラに常駐する納豆菌だけが繁殖します。

ヨーグルトも一緒。容器を消毒殺菌した中で特定の菌だけをタネとして入れておくことで繁殖し、発酵するんですよね?

川の流れもよどみ、水中に酸素が行き渡っていないと酸素を必要としない環境で生き延びるいわゆる嫌気性菌が繁殖し、あのどぶ川のようなニオイを放つ毒性の分解物を生成する菌が繁殖するに好条件となりますが、これが逆に水中に酸素が行き渡るせせらぎなどは酸素が豊富な環境を適とする好気性菌が繁殖しいわゆる生物にとって有害な汚れを分解し水が浄化されます。

発酵と腐敗の違いってわかります?
どちらも一緒なんです。物質を菌が分解し、別な物を生成するという点では。
菌により分解、生成される物質が生物に無害・有益か、有害かで呼び分けているだけです。

ひとつの偏った環境を作ると、一方の菌には適し、一方の菌には適さない、といった自然の摂理があります。

畑の作物も土が酸性に傾いた土地に適する物、アルカリ性に適する物などありますよね?

竹酢も同じことで、ある特定の雑菌を殺す反面、それにより浄化された環境に適した菌や生物が繁殖するといった現象でしかありません。

土の中の微生物を増やすというのもそういうことで、特定の有害な菌が住みにくくなる反面、有益な菌が繁殖しやすい環境に代わると言うことです。

私たちは普通「殺菌・除菌」というと有害な菌を除去することを指して表現しますよね?
納豆菌や乳酸菌、酵母菌が増えた状態を「汚い」「不衛生」とは言いません。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございました。
それにしても、人間に都合の悪いものを殺し(「殺菌」)、
人間に都合の良いもの(「土中の微生物」)を増やすということが、
不思議でなりません。
竹酢がなぜ、人間の都合を知っているのか。
ますます不思議です。

お礼日時:2011/06/14 12:29

なんだか説明が悪かったようで、補足です。



土に関していえば、一般に殺菌だけであれば土全部を煮沸しようが、塩素やクレゾールを散布しようがいろいろ方法はあります。

竹酢も人間に都合の良い物だけを残し、都合の悪い物だけを殺すと言うことではなく、「比較的、傾向として有害な物を殺し、無害な物を残す、あるいは増殖させる環境を作る」というだけのことで、その竹酢も有益な物も種類によっては殺しているでしょう。

竹酢が菌を個々に選別して処理すると言うことではなく、結果としてそういう無害化の傾向が強まるというだけです。

ですので竹酢を撒いた土を口に頬張り食べてしまっても無害、ということではなく、植物の生育に有益、もしくは無害な物が増えると言うだけで、それが付着した農作物をそのまま食べても良いということではありません。

多少、有害な毒性を持ったいわゆる雑菌は竹酢を撒いた地中にもいるでしょうし、野菜にも付着するでしょう。
毎日当たり前のように有害な雑菌も私たちの口には、あるいは大気中に舞い上がり混在している物を呼吸で体内に取り込んでもいるのですよ?
私たちの身体は菌だらけです。

ではなぜ人類、生物は死滅しないのか?
それら有害な雑菌が侵入してきても、それを退治する有益な菌を体内に多く飼っていますし、それら悪い雑菌が生成する有毒物を中和したり分解する酵素やそれらに対向する免疫力を持っているからです。

いろんな消毒薬や消毒方法がある中でどれも一長一短。
その中で竹酢の示す効果、作用が「比較的」人間や作物に都合が良いからでしかありません。

万能ではありません。

竹酢を直接がぶ飲みしてみたとすれば、間違いなく体調崩しますよ。(その程度では済まないかも。決してしないでくださいね?)

二、三日前、テレビの何かの番組でも学者が言ってました。
私たちの体内にいる菌を一列に並べると、地球二周半するのだそうです。

生命、自然、地球の不思議ですが、菌と戦い、菌と共存する知恵や機能を持った植物や生物だけが、今生き残っていると考えてみればいいのかも?今、私たちがこうしているのもある意味偶然の結果です。
長く繁栄してきた私たち人類も、立ち向かえない菌もまた現にいますよね?

竹酢がすごいのではなく、たまたま人間に都合がよい働きを「傾向として」もつ物質として竹酢が発見され、注目されているに過ぎません。
他にもそれぞれの機能、働きを持つ消毒薬はあるのです。
塩素も、クレゾールも直接飲めば有害物質です。
農作物に使っている農薬も同じ。
洗浄、消毒などに使った後に、それも洗い流し、直接殺菌、消毒に使った分量すべてが体内にはいるわけではないからと言うことです。

先の回答で例に挙げた「清流に潜む、水を浄化する好気性菌」も比較的人間に無害な水へと浄化してくれてはいますが、その水であっても別な菌はたくさんいますし、たくさん飲めばお腹も壊すし、蒸留水とは違うわけです。

すべてが「比較的、その傾向が強まる」程度のお話です。

あなたが表現するほど、竹酢もすごい物ではありません。
他に比べて比較的良い方の物、ということです。
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この回答へのお礼

詳しいご回答、ありがとうございました。
再度投稿してくださって、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/06/15 11:36

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