イラク人の大方は

Question

イラク人の大方は、独裁政権から解放してくれたということで、米英に好意的・協力的であると見ていいのでしょうか。それとも違うのでしょうか。

masimaro · Accepted Answer

米英軍に対して好感を持っているイラク人は少ないと思います。
　No１の方がおっしゃる通り、アメリカはフセイン政権崩壊後も充分自分の国の力でどうにかやっていけるとタカをくくっていました。しかし、電気も食料も普及が充分でなく、現地の方は苦しい生活を強いられています。その上、フセイン元大統領を捜し出す事に躍起になっている米軍が現地の人に対して不快な思いをさせています。フセイン氏をかくまっているとしてあらゆる家の捜索をし、１１歳の少年に手錠をかけたり、杖をつかなければ歩けないような老人が杖を持っていないのにこづいて無理矢理歩かせたり……。そういう行為を受けた家族の復讐、支払われるはずの給料を米軍に払ってもらえない、米軍を殺した人にはお金を与えるという話まで出ているのでフセイン政権崩壊前後よりも爆破テロが増えています。これもやはりNo１の方がおっしゃる通り、フセイン政権時代の方が最低限の生活が出来ていたし、不条理な家宅捜索のような事も起こっていなかったのでほとんどのイラク人は以前の方がましだとも思っているはずです。
　米国の政策の甘さ、米英軍の心ない態度により、憎しみが生まれているわけですね(>_<)

rikey · Answer

不支持の方が多いです。

独裁政権から解放されたのは事実ですが、アメリカはフセインの抜けた穴埋めを全然していないので、フセイン時代の方が社会保障もあったし、少なくとも食えた。というのが本音じゃないでしょうか。

もし、アメリカがフセイン政権崩壊後すぐにちゃんとした社会保障制度を整えて、フセイン時代の福祉水準を保つことができたなら、アメリカ支持者は多かったはずです。

Syo-ya · Answer

独裁者からイラク国民を解放するための戦争であったのなら好意的でしょうが、まったく今回の戦争は意味が違うので、国民にとてはむしろ「棚から牡丹餅」の解放だったと思います。

解放されたこと自体は歓迎してると思います。
しかし解放者に対する歓迎では無いと思います。

cse_ri2 · Answer

イラク人はどうのこうのと、質問者の方も回答者の方も一くくり
にしていますが、これが問題の本質を分かりにくくしています。

イラク人といっても、民族としてはアラブ人とクルド人、
宗教ではイスラム教スンニ派とシーア派に分かれます。

地域別に大雑把に分けますと、北はスンニ派・クルド人、
中央がスンニ派アラブ人、南がシーア派アラブ人です。

テロとかが盛んに起こっているのは、バグダッドなど中部
ですね。スンニ派アラブ人はフセイン政権下では比較的厚遇
されていましたので、そのフセイン政権を倒した米軍に
対する抵抗活動がもっとも盛んです。

それに対して、北のクルド人と南のシーア派は弾圧されて
いました。湾岸戦争直後には虐殺さえ引き起こしています。

北のクルド人居住地区では、米軍に対して好意的です。
南はいろいろ事情がありますが、バグダット周辺ほどひどく
はありません。自衛隊はこの地域に派遣されるようです。
ただシーア派居住地区の住民も、米軍にいつまでも居座って
欲しいとは思っていないようです。
たいていのアラブ人は、反米的な傾向が強いですから。

まとめますと、米軍に好意的・協力的なのはクルド人だけ
だと思います。
しかし全ての住民が好意的でないにしても、反米闘争活動
に参画しているのは、ごく一部だけだという認識を忘れて
はいけません。

イラク戦争末期より、テロリストがイラクに集結しています。
イラクで起こるテロ活動は、彼ら外国からきたテロリストと、
地下に潜伏した旧フセイン政権グループによるものと、私は
考えています。

イラク人の大方は

不支持の方が多いです。

独裁者からイラク国民を解放するための戦争であったのなら好意的でしょうが、まったく今回の戦争は意味が違うので、国民にとてはむしろ「棚から牡丹餅」の解放だったと思います。

米英軍に対して好感を持っているイラク人は少ないと思います。

イラク人はどうのこうのと、質問者の方も回答者の方も一くくり

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　米英軍に対して好感を持っているイラク人は少ないと思います。