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配当還元方式について以下の様な説明文がありましたが「資本還元率」とは何なのかが良く分かりません。資本還元率はどの様に導き出すのでしょうか。(当期税引後利益を200とします。)


 
      4期前 3期前 前々期 前期 当期 平均 記念配当除

税引後
当期利益  60   100   120   150  200  126   126

配当金額   5    5    5    15   10    8   7
                   (前期5は記念配当)
配当性向  8.3   5.0   4.2   10.0   5.0   6.4   5.6

この結果、過去5年間の一株当たりの配当金額の平均は800円です。
資本還元率が、5%とすれば、実績法により算定したこの株式の評価額は、
■800円÷5%=16,000円となります。
推定法の場合には、通常の配当性向を一株当たりの税引後利益に乗じて通常配当額を算出しますので、
■20,000円×5.6%=1,120円
同じように、資本還元率を5%とすれば、
■1,120円÷5%=22,400円となります。

ここで、なぜ資本還元率が5%なのか分かりません。またそもそも資本還元率とは何なのでしょうか。

宜しく御指導お願い致します。

A 回答 (1件)

 資本還元率が5%である根拠はないと思われます。

そのように仮定しただけです。
 資本還元率は、利益や配当などを割り返して企業価値(株式の評価額)を算出するための率です。
 一般に借入金に利率を乗じて利子を算出したり、一株あたりの資本金額に配当率を乗じて配当金を算出したりしますが、これを逆算して株価の評価をするわけです。
 
 資本還元率は、一般に市場金利や物価や個別企業の状況などの予測を元に計算するようです。
 したがって、計算する人や計算対象によって結果が異なる主観的なものであるといえます。
 ただし、相続税法上の株価評価に使用する配当還元方式で使用される資本還元率は法定されており、だれが計算しても同じ評価額になるようになっています。
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