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 ある問題集に、次のような質問がありました。

 市販のオキシドールを純粋な水で正確に10倍に希釈した。
 希釈したオキシドール10mLを200mL のコニカルビーカーにとり、水溶液を酸性とし、純粋な水を加えて50mLとした。
  この水溶液を、0.020mol/Lの過マンガン酸カリウム水溶液で滴定したところ、15mLを要した。

 酸性にした後、水で希釈する理由を教えてください。

A 回答 (3件)

解答じゃないのですが書かせていただきます。


他の方の回答で反応を穏やかにとありましたが、反応が遅いと当量点を超過して正確な値が出ないのでNGです。

たとえば環境分析のCOD(Mn)(=水中の有機物の指標)は逆滴定で測定します。
資料水にKMnO4を加えて加熱し有機物を分解後、残留したKMnO4を過剰量のシュウ酸Naで還元します。溶液中に残った過剰量のシュウ酸NaをKMnO4で滴定して測定します。
直接シュウ酸Naで測定してはいけないんです。これを逆滴定と言っています。

理由はKMnO4は色は付き易いのですが、消えにくいんです。これは反応速度の差に起因します。
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この回答へのお礼

 とりあえず、私の疑問は解消されませんが、「理由はKMnO4は色は付き易いのですが、消えにくいんです。」というのは、知りませんでした。ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/01 21:15

#1のお答えは「うがちすぎ」です。


実際の試料を測定する時も200mLのコニカルビーカーを使う時試料の量が10mLでは扱いづらくてかないません。
大体受け器の容量の10%から30%位の濃度に薄めます。
過マンガン酸滴定の場合、過マンガン酸イオンの濃紫色→ほぼ無色の変化は非常に明瞭なので溶液の体積による色の希釈から来る誤差は無視できます。

なお、酸アルカリ滴定ではないので、コニカルビーカーを使う意味はあまりありませんね。
まあ、確かにでかいビーカーや口の細すぎる三角フラスコよりは使い易いですが。^^

この回答への補足

 「大体受け器の容量の10%から30%位の濃度に薄めます。」について
 もし、100mLのコニカルビーカーを使えば、薄めなくても良いのですか?

補足日時:2011/08/01 21:12
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この回答へのお礼

補足に対する回答を期待していましたが、2週間が経ちましたので、一旦締め切りたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/15 07:13

実験場の理由は濃度を薄めて反応を穏やかにすることです。


過酸化水素水の酸化はかなり発熱をともない、溶液が飛ぶ可能性が
あります。それで、濃度を下げています。

しかし、問題上での意味は、数字を増やして受験生を混乱させることです。
滴定の意味を正しく理解していれば、水を加えても過酸化水素の物質量は
変化しないことがわかるはずです。

この回答への補足

 「過酸化水素水の酸化はかなり発熱をともない、溶液が飛ぶ可能性があります。」とありますが、10倍に薄めたあとで、本当にこんな激しい反応が起きるのでしょうか?

補足日時:2011/08/01 21:08
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この回答へのお礼

補足に対する回答を期待していましたが、2週間が経ちましたので、一旦締め切りたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/15 07:14

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