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これから、葉物野菜と根菜野菜の栽培時期ですが・・・花が咲いて実が生る野菜などはリン酸成分が主役ですが、葉物と根菜はどの成分が主役ですか?それとも全部、同一ですか?気になる野菜は、人参、じゃがいも、タマネギ、ニンニク、らっきょう、二十日大根、コカブ、小松菜、ほうれん草、レタスなどです。ちなみに鉢&プランター栽培です。

A 回答 (1件)

>葉物野菜と根菜野菜の肥料について・・・。



     ↓
一般的に

◇肥料の三要素は「チッソ」「リン酸」「カリ」です。

◇葉菜類は主に「チッソ」、果菜類は「リン酸」が重要で他の要素も必要、根菜類は特に「カリ」が多く必要です。
※チッソ:葉や茎を作る。
※リン酸:花や実を育てる。
※カリ :根を育てる

◇主な肥料で言えば・・・
鶏糞 :チッソ・リン酸等バランスよく含まれている。
牛糞 :肥料分は少ないが根焼けする事も少ないので、主に土壌改良に使用する。
油かす:チッソが主であり、葉菜類に向く、水で溶かして液肥にもする。
米ぬか:リン酸を多く含む、発酵時に高熱を出すので留意する。
骨粉 :リン酸分が多く、効果が出るまで1年以上時間が掛かるが、効果は長く10年程度持続する。
魚粉 :リン酸分が多く油かすと一緒に使う。
草木灰:カリを多く含み、土壌の酸性度調節にも良く使われる。

◇土壌の酸性度(PH調整)
高温多湿の我が国の土壌は酸性の場合が多く、栽培する野菜に適した土壌に改良・調整が必要です。
調整には「苦土石灰」または「消石灰」を用います。

※苦土石灰はアルカリ文が53%・マグネシウム(苦土)を含み、種蒔きや苗の植え付け前4~5日前でもOKです。
※消石灰はアルカリ分が80%以上であり、カルシウムを含んでいます。
大量に使ったり、ダマが出来ると土を固め根の成長を妨げる事もあります。
また、土壌改良は種蒔きや苗の植え付け2週間以上前に使用しないと根焼け等の障害が起こり易いです。

◇野菜別の適性土壌
酸性に強いもの:じゃがいも
酸性にやや弱い:二十日大根・小松菜・コカブ・ラッキョウ・レタス
酸性に弱いもの:人参・玉ねぎ・ほうれんそう

◇プランターや鉢での栽培
地植えと違い、土壌の保水性や水遣り、発芽や生育の地温、置き場所による日照条件、土寄せや根詰まりに注意が必要です。
基本は丈夫な野菜を育てればよいのですが、病害虫や風対策(支柱や紐掛け、防虫ネット)、品種によっては受粉にも注意が必要です。

◇関連記事<ご参考>
http://www.iris-saien.com/p_hajimeyo/
http://nao-k.jp/kusabana/planter/purannta.htm
http://engeisoudan.com/msearch/msearch.cgi?query …
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この回答へのお礼

長文ご苦労様でした。参考にさせていただきます。回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/20 22:45

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