A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
わたしもかねがね疑問に思っていたので、ど真ん中的中の回答を待っていたのですが、なかなか専門家からの回答が来ませんね。
「自信あり」のふたつを読んだら、質問に答えてなかったのでがっかりしてしまいましたが。(「自信なし」の打ち込み間違いでしょう。)ま、しょうがないので、素人のわたしも想像でちょっと書いてみました。これまたご質問に対するお答えになりませんのであしからず。
いまは、Hearing Test という言葉が、外国人学習者むけの「聞き取りテスト」の意味で使われることはありません。いうまでもなく、Listening Comprehension Test が普通であり、Listening Test と省略して言う場合もありますが、普通ではありません。
しかし、あくまで「いま」の話です。現在「聞き取りテスト」で主流になっている形態は、あくまで「理解度テスト」となっているからです。私自身はディクテーションもちょくちょく取り入れますが。
さて、この Hearing Test という言葉をだれが流行らせたのかは結局分からないのですが、わたしの考えでは、本来の英語を知らずに二流の専門家が昔々使ってしまったことにより一般化した、とは思えないのです。
あなたの年齢が分かりませんが、わたしよりちょっと上の50歳前後として(あ、ぜんぜん違ったらすみません)、私たちの世代くらいまでの「聞き取りテスト」といえば、それこそ「聴力テスト」といってもいいような形態ではなかったでしょうか。そもそも明治時代や大正、昭和の前半くらいまでは、「聞き取り検査」すら学校教育のなかで存在しなかったのではないかと思います。(カセットテープだって一般家庭にない時代ですから。ゴムのローラーに洗濯物を差し込んでくぐらせ、水分を搾り出していた時代が、遠い昔にかすんでしまいましたね。)
とすると、音声教材も教師自身の英語に頼らざるを得ず、現場の教員の英語力も今に比べたら雲泥の差という時代に、現在学校で使用されているような「リスニング教材」は望むべくもなく、せいぜい “an apple / a bottle of ink” を聞かせて生徒に確認したり、“There’s an apple on the table.” 式の英語を聞かせて、「テープルの上に何だって?」と質問するくらいの形態から始まったはずです。これはまさに、現在、聴覚障害の有無を試す音声テストの形態とさほど違いはありません。まさに Hearing Test であり、Listening Comprehension Test とは呼べないでしょう。言語活動としては Listening であることは確かですが。これに関してはネイティブ・スピーカーだって反論はしないのではないかと思います。ちなみに、ノン・ネイティブの平均的聞き取り力は、聴覚障害のあるネイティブの平均的力とさほど変わらないというデータもありますし。
(予断ですが、80年代から Communicative Approach なる教授法が英語界を席巻し始め、英語に触れ始めたばかりの中学生にも「こんなときどう答える?」とか、「これはどんな場面で使われる表現ですか?」などの言語活動が多くなりすぎ、まずいことになっているのではないかと危惧しているのですが…)
日本人の英語力のなさは、いろんなところで耳にタコができるほど聞かされていますが、私自身の感想では、昭和30年代、40年代の高校・大学生と平成の時代の高校・大学生では、明らかに聞き取りの能力が向上しているように感じます。日常生活で音声訓練のための廉価な機器が広まり、英語に触れる機会が増えたばかりか、教師の英語能力も徐々に上がってきているからなのではないかと思います。ただ、これもあくまで「聞く・話す」に関してだけであって、読む・書くに関しては、昔だって立派な人がたくさんいたように思いますが。
こういう状況ですので、昔のように There’s an apple on the table. を聞かせて、一語一語の音声確認をするといった活動以上のものが求められるようになり、そのため、ようやく英語圏の言語教師が使っていた Listening Comprehension Test を使える状況が生まれ、それに従い、それまでの慣習で使ってきた Hearing Test が化石化しつつあるというのが、現状なのではないかと想像してみました。
答えにならないのに、だらだらと書いてしまいました。失礼。(ヒアリング教育の専門家の竹蓋幸生さんあたりが、ここに登場してくれないかなあと願っているところです。)
No.9
- 回答日時:
明治41年に「高等小学校用 文部省英語読本」が発行され、本書の教師用指導書には、「初めは耳から、次いで口の練習に入り、それから目 (講読)、最後に手で書くという順序で教えよ。
」と書かれていたようです。昔の文部省は立派。戦後に英語教育が受験英語と化けてヒアリングもろくにできなくなってしまった。。。あっ、今はリスニングっていうんですよね。本題ですが、祖父に尋ねてみたところ、最初にヒアリングと言い出したのは、福沢諭吉だということです。まあ全然当てになりませんが。。。
私としては、戦後の文部省か、英検か、NHKあたりが怪しいと思うのですが。。。
ところで、英語教材会社のアルクから、「ヒアリングマラソン」という通信講座が企画販売されていますが、アルクの担当者曰く、「私どもは重々承知しておりますが、この講座を開始した二十数年前は、日本人はヒアリングという言葉を違和感なく使っていましたので、商品名として続けております。また、講座テキストの中にも、この件のことわり書きを明記しています。」とのことでした。看板商品なだけに名称変更したくないのでしょうが、今は違和感あるからリスニングに変更すれば良いのに。リスニングマラソンの方が若い人には売れそうですが。。。
まあどちらでもいいですが、日本語(和製英語)として統一して欲しいですねぇ。。。
ほな。
おおきに。
福沢せんせゆうたら、わしらあきんどには大せんせ、お金の神様やおまへんか。ヒアリングゆう和製英語もそう粗末にできまへんな。
アルクの担当者のはなしは、今回問い合わせてくれはったんでっしゃろか。えらい、手間とらせて、堪忍でっせ。
ほんま、おおきに。
ほな。
No.7
- 回答日時:
Gです。
おおきに. 綴りが間違ってましたね. Gregor-Zambaさんをcomplimentしようとしすぎたのかもしれませんね.潜在意識の怖さですな.<g> comprehensionですな。 次からは間違わんようにせんとね.
イタリア語からスペイン語に相乗りしようとして、PaperがCartaまで良かったですけど、Papelとなると、おいおい、L-Rはどうなっちゃうんだよ!という例がたくさん出てきますからね.語学力がないと言う事は悲しい事ですわ.
これからも頑張っておくれやす!
No.6
- 回答日時:
Gです。
こんにちは、Gregor_Zamzaさん!私なりに書かせてくださいね。
はっきりいえることは、「リスニング」にしろ「ヒアリング」にしろ、両方とも、英語じゃないんだからいいと思いますよ. Gregor_Zamzaさんほどのお方が、気にするとは思いませんでした. <g> (もっとも、ご質問では、「いつから」が本題だと思いますが}
かえって、ちゃんと意味の通る、「聞き取り」と言う単語を使った方が問題なく使えると、Gregor_Zamzaさんも思うのではないかな. 私はそう思いますが.
どっちを言っても、英語圏の人には、それこそ、聞き取れないと思いますよ.<g>
外国語の単語を外来語として使う事は私は悪いとは思いません. しかし、英語ではlisteningと言うのだからそれをリスニングにしなくてはいけない、と言う事自体に問題があるのではないでしょうか.
listening testなんてないわけですし.あくまでも、complihension testの一部のlistening complihension testなんですから. まさか、Gregor_Zamza先生が、今日はリスニングテストをします、なんていわないでしょうし.
でも、外来語として一般に使われているのであれば、と割り切ってしまえば、英語の教室で、「今日はリスニングテストをします」でいいと思いますよ. 英語の先生の一つの姿勢ともいえると思います. ですから、この割り切りを生徒に伝えておけば、英語の教室で、「マイ」がつく日本語を言ったとしても、おかしくも何ともないわけですね.ボーリングのマイボール、マイカー、スターバックスのマイカップ、マイペース、など、英語を習い始めた生徒にとっては、かえって障害になる日本語もありますね.
割り切る事の重要性でもあるのではないでしょうか. そうでなくては、日本に溢れている、英語から来ていると思われる外来語に違和感を感じてしまい、気が狂ってしまうのではないでしょうか.
日本語と外国語の決定的な発音の違い、また、意味あいの違い、曖昧さなとを考えれば、割り切るしかないでしょう.
ナイターをナイトゲームにしろ、なんて言う放送業界の「英語に対する理解の幼稚さ」がうかがえると思います.
正しい英語を追求しておられるGregor_Zamzaさんのこれからのご活躍を期待しております.
ほんまでんなぁ、割りきりが大事や。おおきに。
そやかて、言いだしっぺがいつのだれやか分からへん。
それからお言葉でんが、二つ直さしてもまらいまっせ。
わては先生やあらしまへん。あきんどだす。小さな商社を営んでま。
それにcomplihensionやあらしまへん。comprehensionでんがな。2回、同じ綴りをお使いやから、GはんはきっとL-Rの区別がお得意やあらへんと見ました。いかがでっしゃろ。
ご無礼申しました。
ほな。
No.5
- 回答日時:
もう一回だけ言わせて。
。。TOEFLのPBTって、ペーパーテスト(筆記試験)という意味ではなくて、ペーパー版TOEFLって言う意味です。対して、CBTはコンピュータ版TOEFL。
それと、本題の「ヒアリング」の件、英語のせんせが「ヒアリング」って言っているのは、ホンマにアホな証拠。でも、英語教育や英語の世界に関係ない中高年の一般人が言うのは「和製英語」なので仕方ないこと。
また、30代までの若者が「ヒアリング」って言っていたら「それってリスニングだろ!」って訂正してあげるけど、50代のオッサンが「ヒアリング」って言っていても、広辞苑にのっているくらいに正しい言葉(和製英語)なので気になりません。
40代の人が大学生、または新社会人になったころにTOEICも始まり、LISTENINGが重要視されてきて、言葉としても「ヒアリング」より本来正しい言葉であると一般人も気づいてきたのです。
No.4
- 回答日時:
真面目に考えると確かに根深い問題ですが、これは和製英語と理解すべきではないでしょうか。
2006年の大学入試センター試験で英語は聞き取りテストが実施されるというニュースが最近ありましたが、某テレビ局のアナウンサーは「ヒアリングテスト」って言っていました。さすがに新聞記事では「リスニングテスト」って書いてあってホッとしましたが。
例えば、筆記試験は「ペーパーテスト」って言いますが、本当の英語では「written test」です。(ペーパーテストって紙の試験になってしまう。)
mansion (マンション)、nighter (ナイター)、morning service (モーニングサービス)、sign (サイン)、silver seat (シルバーシート)、chack (チャック)、consent (コンセント)、これってホントは全部変ですよネ。
この「リスニング」と「ヒアリング」の違いは、「スムーズ」と「スムース」の違いと同じようなもので、世代によって改善中ってとこではないでしょうか。
答えにはなっていませんが、私なりの解釈でした。
おおきに。
ペーパーテストはあらへんけど、TOEFLのPBTはpaper based testや。日本人なりに略してペーパーテストになっても無理はあらへん。
その点、リスニングがヒアリングでは、ひどすぎまへんか。なんで日本中の英語のせんせが間違うとったんでっしゃろ。
#1のお礼でもリンクをはりましたてんけど、竹蓋ゆう、もと国立大学のせんせ(フルブライト帰りでっせ)まで、ヒアリング、ゆうとる。なにか理由がありそや。
それとも、このせんせ、ただのカスやろか。
ほな。
No.3
- 回答日時:
リスニング ヒアリングで検索してみましたが生憎相違点が書かれたHPは見当たりませんでした。
しかしリスニングのコツを書いてあるHPがありました。
そこではアルクのヒアリングマラソンが紹介されていますが検索でもヒットしていました。
ご指摘のとおり、ヒアリングよりリスニングが数多くヒットしました。
Gregor_Zamzaさんほどのお人であればhearとlisten toの違いはご存知でしょうが
hear[聞こえる、聞く]
listen to[(注意・意識して)聞く]ですから英語を聞くと云うのはlisteningが妥当かと思われます。
実際リスニングの練習はlistening comprehension drill等と授業等でも使われていました。
自然に耳から入ると云う意味でヒアリングと言われていたのではないかと(自然に耳から入れようと)
それにしてもGregor_Zamzaとは意味深なHNですね。カフカの変身ですか。余り参考にならずすみません。では。
参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ax9y-nis/baibun/list …
おおきに。
>Gregor_Zamzaさんほどのお人であれば
人にこんなん言われたん、初めてですわ。うれしわぁ。
>カフカの変身
ご明察でんがな。なにせ、本名は伏せなならん理由がある。
ほな。
No.2
- 回答日時:
ヒアリングって 英語のヒアリングテストのことでしょうか?そうだとしたら 高校の英語教育の現場が率先して和製英語を使っていることになります。
英語で hearing testと言えば「聴覚検査」になります。「英語のヒアリングテスト」は英語では「English listening comprehension test」と言います。おおきに。
天下の広辞苑にはリスニングの見出しはありまへん。
ヒアリングの見出しのところに、「外国語教育における聞き取り」とありますで。病根はふかい。
いったい、言いだしっぺはだれでんねん。
英語の教師がそろいもそろうてこないなけったいな英語を生徒の前で使うてきた、まさに絵にかいたような恥さらしでんな。
No.1
- 回答日時:
語感ていうか、意味が
Listen:聞く
Hear:聞こえる
だから、ヒアリングはもともと、単なる間違いだったんだと思います。いかに日本の英語教育が遅れてたか、って事じゃないでしょうか。
個人的には、小さい頃に接した教材で、最初から”リスニング”だったような。
ちゃんと説明になってなくてごめんなさい。
おおきに。
>個人的には、小さい頃に接した教材で、最初から”リスニング”だったような。
お若いようで、羨まし。
いまでも「ヒアリング」と銘打った英語教材がぎょうさんおまっせ。困ったもんでんな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …
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