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日本人は「英語は読めてもリスニングは苦手だ」と思っている人がいます。しかし、以下の表が示すように、ここ数年のTOEIC L&R、TOEFL iBT、IELTSの成績を見ると、リーディングとリスニングの点数はほぼ同じです。それにもかかわらず、なぜ日本人は英語は読めてもリスニングは苦手だという誤まった認識を持ってしまうのでしょうか?

ちなみに、センター試験の英語にリスニングが導入されたのは2006年度です。

「日本人のリーディングとリスニング」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 「平成29年度英語力調査結果(高校3年生)の概要」というPDFで、高校3年生約6万人(国公立約300校)の英語力を評価し、Common European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠, CEFR)に従って分類しています。その結果、
    A2レベル以上の生徒の割合
    L(33.6%)、R(33.5%)、W(19.7%)、S(12.9%)

    B1レベル以上の生徒の割合
    L(3.4%)、R(4.1%)、S(1.2%)、W(0.4%) ご参考まで

      補足日時:2020/07/24 18:35
  • リスニングとリーディング問題の難易度を定量的に相対評価するのは困難です。ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に従って分類すると、TOEICでは275点以上がB1、275点未満がA2です。したがって、日本人受験者200万人以上のリスニングはB1、リーディングはA2になります。平均点をCEFRで分類すると、日本人はリスニングの方が得意という結果です。

      補足日時:2020/07/24 21:29
  • お忙しい中、皆さんから様々なご意見を頂き、とても勉強になりました。今回は英訳・和訳などの質問ではないので、ベストアンサーは選びませんが、英語コミュニケーションについて色々考えることができました。皆さん、ありがとうございました。

      補足日時:2020/07/25 11:27

A 回答 (9件)

>「空色の列車」さんの姪が使っている教科書を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?


姪が使っている教科書には スラッシュは入っていませんでした。ただ、浴菊代さんが仰っているのは、話す時の、息継ぎの区切りでしょう。
ですから、浴菊代さんだって、↓のサイトのように こんなに細かくスラッシュを入れて、チャンク毎に直訳するなんてしませんよね。もっとも、このサイトの主も ところどころ 読み違いしているところもあるし....

http://makki-english.moo.jp/6newspaperothershowt …
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私もよく考えたんですが、英語教育も昔に比べると 随分 様変わりし、また、環境も変わったからでしょうね。

音声MP3無料ダウンロードが普通になり、 手間なくスマホでリスニング学習できるようになったからでしょう。
そして、その結果、#1さんが仰るような傾向にシフトしたんでしょうね。

それと、#2さんの仰るように、難易度も違うような気がします。

#3さんは ”日本人が得意なのは英文法でしょう。”と仰っておりますが、これも昔の話かもしれません。

私も #4さんの仰るように、質問者さんはよほどお若い印象を受けました。まあ、ジェネレーションギャップというやつでしょうか。

#5さんの誘導してるサイトでは 英語力の測り方として、生徒に英文を和訳させることを第1に挙げていますが、これだと、日本人の英語力しか測れないし、模範解答と違う場合に 採点者の裁量に委ねられると という欠点があるので、その点、TOEICやTOEFLは 他の国の人と日本人の英語力を比較できますからね。
それに、今の生徒たちは 直訳とかスラッシュリーディングみたいな古典的な学習法よりも 効果的メソッドを会得し始めているんでしょうね。

私も #6さんのように、日本人は コミュケーションが下手だと思います。折角、英語力はあるのに、
それを発揮できないんですよね。
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この回答へのお礼

→ スラッシュリーディングみたいな古典的な学習法
令和2年度用の高校生英語教科書に、スラッシュリーディングが掲載されています。「音読Training!」のページにある英文には、既に「/」が入っていて、音読しやすいようになっています。検定教科書に「スラッシュ」が入っているということは、スラッシュリーディングの有用性が認められているからでしょう。「空色の列車」さんの姪が使っている教科書を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

早朝のコメント、ありがとうございました。

お礼日時:2020/07/25 09:00

四苦キ苦四さんおはようございます。

 うらからよんでもだいじょうぶです。統計が正しい/くないについてではなくそれっぽいかんじを醸します。
 聴き取りをするときが2つあります。それらは試験と実際の英語話者との対話です。試験は得意ですが対話は嫌いです。対話は後でうまく行ったか行かなかったかが分からないからです。
 『英語が話せる女は嫌いですか?』https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11594673.htmlさんは日本語で書いてるのでチヤホヤされてました。でも英語で書いてあったらきっとチヤホヤされなかったです。
 三宅和子『日本人の言語行動とウチ・ソト・ヨソの概念(言語編)』https://www.jstage.jst.go.jp/article/jlem/1/1/1_ …が面白いです。あ…脱線してます。読みと聞きの対比のはずが試験と実際、日本語と英語、日本と米国の対比になってます。
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この回答へのお礼

→ 聴き取りをするときが2つあります。それらは試験と実際の英語話者との対話
聴解力試験でのリスニング技能と、「対人的言語行動としてのリスニング能」は少し違うのかもしれません。リスニングテスト中は、相手との心理的・社会的距離を意識することはないですね。

コメントありがとうございました。

お礼日時:2020/07/25 09:41

私も日本で育ちましたが、他の日本人の方を見ていて気が付くのは、初対面の人間と話すのが苦手だ、ということです。

仲間内の話なら、すらすらと話せても、知らない人の前では、できれば、会話を避けたい人が多い。

始めて会話を交わす人と、その人のバックグラウンドを探りながら、お互いの共通の興味の対象を見つけて、話しを拡げてゆくのが苦手な人が多いです。ある程度、推測や予測が必要です。

それが、リスニング苦手、に結び付くんじゃないですか。目で読んで確認できないから、余計きらいになるんだと思います。
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この回答へのお礼

→ その人のバックグラウンドを探りながら、お互いの共通の興味の対象を見つけて・・・
リスニング苦手意識は単にテストスコアの高低ではなく、対人的言語行動の得手・不得手も関係してくるのかもしれません。実は、私も初対面の人間と話すのが苦手です(苦笑)。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/07/25 09:50

日本人が苦手なのは、「書く」「話す」と思います。


どちらも、能力を測るのがむずかしいですが、適切な指導をできる先生方も限られている結果と思います。

私は塾で講師をしていましたが、英語が堪能だった生徒が、中学3年生の時の進路を決める大事なテストで、自由英作文を0点にされたことがありました。理由は模範解答と違っていたという馬鹿げたものです。詳しくは以下に書いているので、興味がおありでしたらご覧いただけるとありがたいです。
http://makki-english.moo.jp/contentfirst2othersw …

2020年7月22日の読売新聞の記事で、「TOEIC S&W、日本は「話す」で19か国・地域中17位、「書く」最下位」という記事が出ていました。
ご参考までに…
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この回答へのお礼

→ 2020年7月22日の読売新聞の記事で
タイムリーな情報、ありがとうございました。スピーキングは韓国127点、中国124点、日本112点ですね。TOEIC S&Wはまだ受験者数が少ないですが、今後増えていくと思います。

→ 自由英作文を0点にされたことがありました
人工知能による自動採点システムを開発しようとする動きがあります。どんな方法を採用するにしても、公平性・信頼性を高めて欲しいですね。回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/07/25 00:06

質問者さんはよほどお若いのかもしませんが、まず前提ととして、日本人の大半は2006年以前に学校を卒業してしまっています。

また、ご回答にもあるように、テストにおけるリスニングは難易度がとても低いです。

次に、「英語は読めてもリスニングは苦手だ」と思っている人たちは、例えば、メールや仕事の資料はある程度‟読め”ても、英語で電話がかかってきたり、パーティや会議で人と話す羽目になった時に‟聞き取れ”ない、という経験を思い出して言っているのだと思います。

とはいえ、私が知る限り、「英語は読めてもリスニングは苦手だ」と思っている人の極めて大多数が、実際には英語を聞き取れています。英語で議論もできる私はプロとして通訳を頼まれることもありますが、現場に言ってみると、私が不要なほど、皆さん、英語で通じ合っているのです。

どういうことかというと、皆さんは、誰かが英語で話した内容の中から、業界用語や固有名詞を聞き取って、それまでその業界のプロとして培った経験から「だいたいこういうことを言っているな」と判断できているのです。反面、私は、通訳として予習してきたとはいえ、その業界の不慣れですから、たとえ自分が得意な英語で話してもらっても、何が言いたいのかわからない時があるのです。そんな私も同じ現場に数日いると、格段に理解が深まるようになってきます。

テレビを観ていてもそうです。まったく英語ができないと豪語している家族が、毎週観ている番組のノリをつかんで、出演者が英語で話したことを、なんとなく理解したりしています。そして、たまに理解できないことがあって私に尋ねられても、私も理解できなかったりします。つまり、本人は「これが聞き取れなかったなんて、やっぱり自分は英語を聞き取れない」と思うのかもしれませんが、そこは誰だって聞き取れなかったりするのです。

精神的なものも大きいです。例えば私は、英語で、いや日本語であろうと、何かの録音を聴いていて、さっぱり頭に入ってこないことが多々あります。しかし、自分を信じて聞き込んでいくと、苦手意識が拭われ、さっきまで聞き取れなかったのがウソのように、聞き取れるようになります。

というわけで、長々と書きましたが、「英語は読めてもリスニングは苦手だ」と思っている人の多くは、そう思い込んでいるだけです。
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この回答へのお礼

→ 「英語は読めてもリスニングは苦手だ」と思っている人の
→ 極めて大多数が、実際には英語を聞き取れています。
検定試験での点数と実社会での実用的理解度には乖離があるようですね。

→ 「英語は読めてもリスニングは苦手だ」と思っている人の多くは、
→ そう思い込んでいるだけです。
実は私自身もリスニングに対して苦手意識がありますが、試験の点数に基づいて客観的に判断しているわけではありません。

実体験に基づく丁寧なコメント、有難う御座いました。

お礼日時:2020/07/24 23:12

「他国データは含まず」とありますね。



日本人が得意なのは英文法でしょう。国民の英文法の知識の標準を比べたら、きっと日本人は世界一でないとしてもトップクラスだと思いますよ。ただそれは、英語圏の学者や教師から教わることで、これが母国語を研究することの限界で必ずしも十分でなくて振り回されることもあるわけですが…。
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この回答へのお礼

→ 日本人が得意なのは英文法でしょう。
文法知識をリーディングに生かすことは比較的容易ですが、リスニングに生かすというイメージが湧きにくいのは確かです。早速の回答、感謝いたします。

お礼日時:2020/07/24 23:38

リスニングの内容とリーディングの内容の難易度が違うのではないですか?


それと、リーディングの場合は、自分のペースで読み直したりできるのに対し、リスニングは一発勝負とか???
私は試験を受けたことがないので分かりませんが、「日本人はリーディングのほうがリスニング(会話)より得意」というネイティブの印象は、よく聞きますけどね。
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この回答へのお礼

→ リーディングの場合は、自分のペースで読み直したりできる
それは確かに重要な要因ですね。リスニングは相手次第ですから。

→ ネイティブの印象は、よく聞きます
試験の点数どうこうより、ネイティブの判断・印象の方が影響力が大きいのかもしれません。回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/07/24 23:18

以前から、日本人の英語のリーディングとリスニングの点数はそれほど違いはありません。

 日本人が弱いのはリスニングではなくて、スピーキングです。
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この回答へのお礼

→ 日本人が弱いのはリスニングではなくて、スピーキングです。
同感です。「平成29年度英語力調査結果(高校3年生)の概要」というPDFでも、LRに比べてSW技能に劣るという結果が出てきます。早速の回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/07/24 23:25

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